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暑さが強くなると、身体に熱が籠もりやすくなります。
先人の知恵に学びつつ、暑さの直撃は避け
熱を籠もらせない工夫を心掛けましょう。

人の身体は、血流をコントロールして身体の熱を逃がします。
血流に余力がある人ほど、暑さ(もしくは寒さ)に強い。
漢方では、体内の血流量は肝が管理するとされ、
簡単に言えば、肝の働きが良い程(肝が貯える血液が多いほど)
暑さに対応できるようになります。
本格的な暑さに先駆けて、肝の養生を心掛けるのも有効です。

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もっとも、仕事や生活スタイルの都合上
暑さの直撃を避けるのが難しい人もいます。
体に暑さが籠もりがちなら、開竅薬の牛黄の出番。
気つけ薬の働きもある牛黄は、暑気で滞った血流を整えつつ
内に籠もった熱を逃がしてくれます。



昨日までの雨から一転、ものすごい快晴。
このメリハリに気持ち良さすら感じるのは
自分だけではないと思います。

天気のメリハリを、気持ちのメリハリに代える。
個人的な見解ですが、人の本質は
曇天なときにどう振舞えるかで決まってくると思います。
晴側に振舞うか。雨側に振舞うか。
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晴から雨に変わるときと、雨から晴に変わるときは
同じ曇天でも、性質は180度違います。
晴⇒雨⇒晴と天候の変化を経て
元々の場所に立ち戻れているか。
雨のどんより感に引きづられていないか。
それこそ、せっかくの晴れなのに
まるで雨の日のような暮らし方に陥っていませんか。

けれど、晴れだから外に出ましょうというのは
晴れに引っ張りまわされているようで、良い印象は受けません。
そういう人はむしろ、晴れの日に背中を押してくれる
存在が必要なんじゃないかと思います。
背後霊?・・・違います。


雨の音。自然の雨音には
人の心を穏やかにしたり、集中力を高める効果があるらしいです。

不思議に聞こえるかもしれませんが
晴天には音がなく、雨天には音があります。
晴れの日には、人は自ら外に出て活動的に、騒がしく過ごす事が可能です。
そうして自ら音をたてることができる訳です。
けれど雨の日は、屋内でじっとしている事が多くなりますから
自ら音を立てることもまた難しくなる。
雨音は、雨天でじっとしている人に代わって
音を立ててくれているんだと思います。

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私が思うに、人の活動は全く音がない状況だと
なかなか捗(はかど)りません。
(静かな状況では、高い集中力がごくごく短時間だけ発揮されます)

だからシトシトとした雨音は心地良く感じますが、
豪雨の雨音や、雨に濡れたアスファルトを走るタイヤの
「シャーーーッ」という水音は逆に聞き苦しく感じます。


気力に溢れる人とそうでない人の血流には、明瞭な違いがあります。
東洋医学では、その血流を脈として把握、対処していきます。
平たく言えば、気力が溢れる人は脈も力強く、気力が乏しい人は脈も乏しくなります。
実際、神経症や不眠症の悩みで漢方相談を受ける方に
血流測定を行えば、いずれかの項目に不調を認めます。

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鬱症や神経症、不眠症を通じて気力が乏しい人は、
本人も気づかない内に血流の悪化を招いています。
東洋医学では心身一如として、精神と肉体の相関性を説いていますが
精神面の気鬱(淀濁・汚濁)は、身体を巡る血の淀み・荒みに転じるという訳です。

精神面に不調を抱えている人は
血が澄んでおらず、濁りを伴います。
もっとも、生活習慣病による血の濁りとは異なります。


睡眠に必要な陰気は、さまざまな要因で損なわれます。

ストレスもその一つですが、この場合
ストレスを処理するのに余計な陰気を費やします。
ストレスコントロールは
陰気の過剰消費を抑える手段として有効です。
けれど、それで必ずしも、
陰気が高まるという訳ではありません。

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それこそ、ストレスフリーだからと
陰気が自然と沸いてくる保障はどこにもありません。


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