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皆様の周りに長く続く痛みや痺れに悩まれている方はいませんか?
痛みだけでなく、なかなか取れない疲労感や眠れない等の睡眠障害
不安感や抑うつ感にも悩んでいるという方はいませんか?
もしいらっしゃいましたら、その方は線維筋痛症かも知れません。

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線維筋痛症という疾患は、ひどくなるとお風呂に入ったり
風に当たったりするだけでも痛みを感じ
だんだん外に出たりするのも大変になってしまう病気です。
最近(といっても1990年頃)に定義された病気で
まだまだ研究がしっかりと進んでいない病気でもありますが
世界的な研究結果を見る限り、日本人の2~3%
つまり、240~360万人はこの疾患にかかっている可能性があると言われています。
その割に、実際にこの診断を受けている患者さんが日本では少ないので
診断基準が不明瞭で診断が難しい病気であり
日本では診断できるお医者さんも少ないことが分かります。

この病気の特徴的なところは、他の病気と合併して起こることが多い事
そして、圧倒的に男性よりも女性の方が多いということ
さらに痛みが固定的な場合もあれば
固定せずあちこちに痛いところが変わる人も多く
痛みが無い日というのが非常に少ない、または、無いということです。
ひどくなると痛み止めが効きにくくなることも多く
そのため、痛み自体が精神的ストレスとなり
精神疾患となってしまう人も数多くいます。

さて、そんな線維筋痛症ですが
このたび(といっても去年だけど)、この線維筋痛症のガイドラインが変更されて
鍼灸治療が推奨されました。

長く続く痛みや痺れにお悩みの方は、是非鍼灸・漢方をお試し頂ければと思います。

(参考文献)
線維筋痛症ガイドライン2013 日本線維筋痛症学会
ハリソン内科学第4版

暑い夏も少し落ち着き、過ごしやすい日が多くなってまいりましたが
この時期に注意したいのが肺の疾患です。

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東洋医学では秋は肺の季節となっています。
夏の不摂生や疲れが出ると、肺の病になりやすいと言われてます。
もちろん、必ずなるわけではなく、なりやすい季節というだけですが
googleトレンド(検索ワードの数を単純に統計したものです)によれば
9~11月にかけて「咳」「喘息」「咳喘息」という検索ワードは毎年増えていますので
やはり長引く咳に悩まれている方が多くなることは、こんな事からも分かる時代になりました。

皆様がネットで検索されているように
この時期の咳は、気管支喘息のような咳
でも、気管支喘息のように咳の再燃を繰り返したり、気管支が腫れ上がって呼吸が出来なくなったり
呼吸音がゼーゼーやヒューヒューといった症状はなく
呼吸も出来るし、呼吸音も正常、でも、咳がなかなか止まらない
といった症状で悩む方が多いように思います。
経験的に・・・ですが、気管支喘息で悩まれている方も
この時期は再燃しやすい季節のように思います。

これという予防法は、夏も過ぎてしまった今からでは、特に何もありませんが
咳喘息の方から気管支喘息の方まで、漢方での相談は数多くありますし
これを書いている私も、小学生の頃は、気管支喘息でした。
もちろん、当店は3代続く漢方薬局ですので、小学生の頃に苦い漢方薬を嫌々服用し
小学生時代ですっかり治り、今では喘息発作は一度も起こっていませんので
咳も喘息も、漢方薬で良くなることは十分にあると、この身を以って証明しております。

鍼灸でも、咳をよくされると背中や肩、胸のあたりの筋肉が凝りやすくなりますので
そういった症状の緩和は期待できますし
そうすることで、呼吸が楽になったり、咳の頻度が減ったりする人もいます。

病院での治療で、イマイチ治りにくいという方は、是非一度漢方や鍼灸を試されてはいかがでしょう?

暑い夏が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回取り上げますのは心筋梗塞です。

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『心筋梗塞って冬じゃないの?なんで夏?』という方が
意外にも未だに多いようですが、実際に統計上は夏が一番多いのです。
これは東洋医学的にも正しくて
『夏の季節は心臓の病になりやすい』
黄帝内経という紀元前に出来たとされる古い書物にも書かれています。
この黄帝内経は紀元前100年前後頃の書物かと思われますが
そんな昔から夏は心臓の病気になりやすいんだと
分かっていたっていうんだから
昔の人の観察眼は驚異的ですよね。

では、なぜ夏になりやすいのか?
夏場は水分が汗で出ていきますので、体の水分が不足しがちです。
結果として、熱中症などを起こすのですが
この時、血液はどうなっているんでしょう?
血液も水分ですから、当然水分が不足すると、流れは悪くなります。
流れが悪くなると、当然どっかで詰まりやすくなっちゃいます。
ここに現代人に特有の冷房による寒暖差やストレスが加わると
血管が収縮しやすくなり、血栓がつまりやすい状況が出来るわけです。
こうなると、当然心筋梗塞だけではなく、脳梗塞も起こりやすくなります。

予防策としては、こまめな水分補給
それからエアコンの温度調節、それと必要以上のストレスを身体にかけないこと。

『全部やってるさ』って方ほど要注意、意外と出来ません。
厚労省によると、夏場の水分の支出は
汗や排泄で2.5リットルは出ていくそうです。
食事や体内産生される分で摂取できる水分の量は約1リットルですから
1.5リットルぐらいの水分を飲み水として補給しないと、足らなくなるわけです。
500mlのペットボトルにして、3本分ですが、これ、水をベースに考えた場合です。
カフェインを含む飲み物やカリウムを含む飲み物は利尿作用がありますから
お茶等では2リットル近く飲まないとダメということになります。
水分補給は出来るだけ水で飲みましょう。
当然汗が大量に出たと実感できる場合は、塩分補給も忘れずに。

漢方薬では滋陰作用や清熱作用
補気作用や活血作用のあるものがオススメです。
ある程度の予防の一助になるかと思います。

しかし、頭痛、胸が痛い、肩凝りや首の痛みなど
今までに感じたことないくらいの異変を感じたら、すぐ病院にかかりましょうね。

毎日猛暑日が続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
冷房のよくきいた部屋で、冷たいアイスクリーム等を楽しんではいませんか?

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夏バテの原因とよく言われているのが
自律神経の失調・水分やミネラルのバランス異常・胃腸の失調・睡眠や休息の不足などがあげられます。
この中で、特に多いのが自律神経の失調です。

外に出ると35度を超える猛暑日、建物に入れば22~3度の冷房地獄。
寒暖差の激しい環境にさらされることで、自律神経はその環境変化についていけなくなります。
その結果、異常な多汗や異常な無汗状態を引き起こしたり
胃腸の状態が失調し、ちゃんとした栄養補給が出来なくなったり
食欲不振を引き起こしたり、不眠状態を引き起こしたりします。
とはいえ・・・連日35度を超えてしまうほどの暑さです。
冷房をかけずに過ごしますと、どれだけ頑張って水分やミネラルを補給しても
身体がついていけずに熱中症になってしまうことは目に見えています。

そこで、屋内、せめて家にいるときぐらいは
冷房の設定温度を少し見直して、室内温度は25~26度位を目標に設定してみましょう。
あれ?28度が良いんじゃなかったっけ?というアナタ。
実は28度設定の話は、節電目標の課題として出されたのが最初のスタートなのです。
熱中症が増え続けていて、ヒートアイランド現象だなんだと騒がれている現代社会において
28度設定では、熱中症になりたいですって言っているようなものだと思います。
とはいえ、あまり室内温度を下げすぎると、上記のような自律神経失調を引き起こしてしまいます。
正解の温度設定というものは個々個人差がありますが
外気温との差が10度以上となりますと、さすがに身体への負荷は大きいだろうと思いますので
10度以内を目安として、25~26度ぐらいまでは良いのではないでしょうか?

あとは、冷たい物の食べ過ぎに注意です。
身体が冷えると、当然各臓器の機能も低下してしまいます。
熱中症にはならなかったけど、腹痛や下痢を起こしてしまっては、本末転倒です。
冷房と冷たい飲食物に注意して、暑い夏を乗り切りましょう♪

腰痛と一言で言っても様々なものがありますが
大きく分けると「特異性腰痛」と「非特異性腰痛」です。
特異性腰痛とは、原因がハッキリしている腰痛
つまり、外傷や腫瘍、内臓疾患などの病気からの反射で起こる腰痛の事を言います。
非特異性腰痛とは、その逆で、原因がハッキリしない腰痛ですね。

腰痛全体の約85%はこの非特異性腰痛と言われています。
特異性であれ、非特異性であれ、その大半は慢性化(3ヶ月以上持続)し
1年後でも6割以上の方が治らないと言われていて
結局有効な手段というのは確立されてないと言えるのかも知れません。
当店の過去10年分のデータによると、整形外科領域の疾患の患者さんは漢方部門・鍼灸部門全体の患者さんのうち約20%。
そのうち、非特異性腰痛に分類されると思われる患者さんは、8割弱ですから
整形外科領域では非常に多いことは、このデータでも分かりますし
相談の多い疾患であることも事実です。

日本整形外科医学会が出した結論的ガイドラインに基づき
朝日新聞等も取り上げていましたが
「マッサージや鍼灸には根拠がない」と言われてしまいました。
しかし、実際には、慢性腰痛に対し
鍼灸やマッサージは効果があったとする論文は結構ありますし
理学療法(病院でのリハビリテーション)よりも
短期的効果は間違いなく有意差があったとする論文も散見されます。

当然その事実を日本整形外科医学会も認知しています。
しかしながら、日本整形外科医学会は
「従来の治療法との有意差が見られない」という理由で「根拠がない」としています。

では「有意差が見られない」とはどういう事なのか?
ここからはあくまでも筆者想像の域の話ですが
従来の治療方法と比較した場合、「有意差が無い」としただけでして
「有意差が無い」ってことは、どっちが良いとも言えないわけです。
逆説的ではありますが、病院での治療と併用すれば
有意義な効果が期待できる可能性は十分あるとも言えるわけです。
整形外科医さんからしてみれば、鍼灸師やマッサージ師は商売敵ですので
余程の有意差が出ない限り、認めるわけにはいかないし
といって、論文は結構あるもんだから
全く効かないと言うわけにもいかないってことで
まさに苦肉の策の「根拠がない」っていう表現は、想像し易いような気もします。

病院だけの治療ではイマイチって方は
漢方や鍼灸マッサージの併用をオススメします♪


(参考文献)2012年度腰痛診療ガイドライン(日本整形外科医学会監修)とガイドライン内各論文


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