• お問い合わせ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

頑固性頭痛の命門堂 漢方薬局の考え方

《主訴》後頭部痛(締めつけるような強痛)座薬で抑えていたが有効でなかった

《愁訴》心窩部痛(神経を使ったりすると)


頻尿(夜間尿2回)クーラに入るとすぐトイレにいく 冷え性(足の裏、冬にお尻) 肩凝り(押さえるのも痛いくらい 口渇あり 無汗(汗が出ない)

【舌】舌色・紫絳舌有淤点もやや充血しており瘀血による鬱熱が矛盾 暗色の瘀点は陳旧瘀血による血絡閉塞が矛盾でこの人の場合瘀血による鬱熱が強い。

舌苔滑淡黄灰胎→少陽裏証で湿濁受傷 有歯痕で胖気虚湿滞

【脈】右寸渋略弦関浮滑弦尺渋 左寸渋やや硬 関渋硬短 渋 左右脈遅

【腹】心下痞満按而痛

頭は諸陽の会であり、厥陰肝脈は巓に会しており、舌苔が滑淡黄灰で濁邪が鬱遏しており

久しく上拠するために陽気窒塞し、舌有瘀点で充血から、気血瘀痺して疏泄不利のため厥陰風火が逆上して痛を作していると思われる。左脈が渋硬はその証左となる。また脈硬から筋脈緊張が強く痺痛状況は厳しいため、激痛となっているようである。また左脈硬短で年齢から肝陰不足の側面もあり、左関脈やや浮で肝風を生じやすく内風が筋膜を乾かして筋痺となりやすい側面もあり、熄風の必要性から釣藤鈎天麻など肝陰には芍薬何首烏、枸杞子なども必要となっていくと思われる。当初は湿濁を捌くことが第一義と思わる。瀉心湯に熄風の対応が良い。

右関脈浮滑弦は厥陰風火によって心窩部に鬱熱がたまりやすいための胃痛と思われる。瀉心湯加枳実で対応できると思われる。大柴胡湯及び四逆散の芍薬枳実と同意で枳実は厥陰風火が鬱熱の血痺に働くと思わる。



弁証 濁飲上拠厥陰血痺頭痛

中国の古典 黄帝内経・素問に、

「…女子14歳で初潮を向かえ、21歳で氣血が満ち、28歳で頂点に達し、35歳で皮膚がおとろえ、42歳で白髪が出はじめ、49歳で閉経する…。」

と書かれてあり、14歳で女性ホルモンが満ち、49歳で女性ホルモンが尽きるまで、7の倍数で変化していきます。

それに比べ男性は、16歳でホルモンが満ち、56歳で衰えが出るまで、8の倍数で変化し、女性の方が、より速く年を取ってしまいます。それは、女性ホルモンが出ている間は、常に、女性には子供を生むという負担があるからです。

1ヶ月の内に、風邪でもないのに、体温が1度以上変化し、赤ちゃんを育てる温かい心地良い子宮を作る作業を、毎月繰り返すのです。健廉な体でないと、耐えられないと思いませんか。もうダメという子宮の警告が生理痛です。その警告を無視したり、鎮痛剤でごまかしていると、将来不妊、子宮疾患、ひどい更年期障害になりかねません。

女性は「先天を肝(血の道)」とするとされており、子宮の環境を良くすることは、身体全体の血流を、良くする事です。

漢方で「不通則痛」と言う言葉があります。氣血がうまく流れていないと、痛みになると言う意味です。うまく流れていないという事は、何かに邪魔されている(寒・気滞・熱・お血)か、もともと流れる物(気血)がないのです。

  1. 邪魔されている場合
    • 寒……なま物好き・冷たい物の取りすぎ・薄着(へそだし、ノースリーブ、なま足。)果物の取りすぎで、寒が血の巡りを悪くしている。
      症状:手足のひえ、下痢、顔が青白い、生理時の悪心・頭痛等
      → 当帰四逆呉茱萸生姜湯、八味地黄丸、・・・。

    • 気滞……ストレス、心配事で気が血の巡りを悪くしている。
      症状:イライラ、生理前に胸が張る、ため息が多い、生理周期が長くなったり、短かったり等
      → 加味逍遙散、四逆散、・・・。

    • 熱……辛いもの、脂っこい物の取り過ぎで、熱が生じやすく、こもり易い。
      症状:目の充血、便秘、舌の色が濃い、おりものが黄・粘・臭い、怒りっぽい、血圧高い、吹き出物・にきび出やすい等
      → 竜胆瀉肝湯、防風通聖散、・・・。

    • お血……血の循環が悪く、毎月出し切れない古血が残る。
      症状:口が渇く、しみができ易い、便秘、生理時レバー塊がまじる、生理前・中に痛い等。
      → 桂枝茯苓丸、通導散、桃核承気湯・・・。

  2. 気血が少ない場合
    気血が十分に無い……間違ったダイエット、偏食、運動不足、胃腸機能不調等。
    症状:朝起きづらい、不眠逆に眠たくて仕方ない、生理量少ない、生理周期長い、食欲不振等
    → 捕中益気湯、帰脾湯、人参養栄湯、・・・。

これだけでなく、生理量・色・周期・期間・御自身の年齢・出産状況などの要素が、加味されますので、自己判断で、合わない薬を飲まれる前に、御相談ください。

近頃よく体がだるい、眠たいなどの声をよく聞きます。

4月は新しい環境に置かれたり、何かと慌ただしくバダバタとしてしまい自分が思っている以上に心身ともに気を消耗してしまっているのかもしれません。

〝気〝とは体温調節から始まり内臓を正常に働かせてくれたり、要らないものが外から侵入するのも防ぐ免疫力だったり、目には見えないけれど私たちの体を守ってくれている大切なものなのです。

そんな 気 が不足すると起こりやすい不調とは?

・風邪、胃腸炎、インフルエンザなどの感染症にかかる。
・外気温の変動についていけず、疲れやすくなる。
・胃腸の調子を崩しやすくなる。
・日中の眠気が強く、だるい。
・やる気がおこらない。
・女性の方であれば不正出血など。

こういう不調は自分の弱いところに出てくるので症状は人によって様々です。

どうでしょう? 心当たりの症状はありませんでしたか?

以前 土用の病気と養生 でも書きましたが、土用とは年に四回あり、次の季節に移り変わる四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18日間の期間の事です。
まさに季節の変わり目!ですね。

土用の時期に傷めやすい臓器は 脾 と言って胃腸系を指します。
胃腸は消化吸収した栄養をカラダ全体に運び分ける大事な臓器です。
気 を作り出し、全身に巡らせるためにも必要な臓器です。

この土用の期間に胃腸をいたわり、気を増し補う事が次の季節にスムーズに不調なく移り変われるキーポイントと言えるのです!!

急に暖かくなり冷たい飲食増えていませんか?

いつも以上に自分自身を大切に扱い、何をするにも丁寧にすることを心がけてお過ごしください。

信じられないことに妊娠していました。
命門堂に通うようになって二年ちょっとになりますが、先生にであえた事、
とても感謝しています。

赤ちゃんが欲しいのはもちろんですが、その前に体がしんどくて気持ちも
不安定で、あの頃の自分はこれからどうなるのかすごく不安でした。

何からやっていったらいいかわからなかった時、先生にまずは体質を
改善していくことからやっていこうと言ってもらい、本当に安心しました。

漢方を飲み始めて一ヶ月くらいして、起きた瞬間パッと視界が開けて
鏡で自分の顔を見たら眼球が潤っていてすごく感動したのを覚えています。

少しづつ体力がつき、栄養が巡るようになって気持ちもすごく安定しました。

何より大事なものを頂けたことをすごく感謝しています。

私はもともと体が弱いタイプですぐに体調を崩してしまうため、
以前より命門堂さんにお世話になっていました。

体の状態を詳しく説明してくれて聞きたいことも気兼ねなく聞けるので、
心身共に本当に支えていただきました。

漢方で不妊治療に負けない体づくりをして妊娠しやすい状態にもっていき、不妊治療はしんどくなったら少し休むというやり方で進めました。

漢方と不妊治療を併用し、1回目の体外受精で妊娠することができ、
35歳で待望の元気な第一子を出産しました !  30代 女性


Copyright© MEIMONDO PHARMACY. All Rights Reserved.