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女性 37歳
<主訴>RA関節炎 関節の痛みが固定せず移動する。リウマトレックスのみ服用中。
夜になるほど倦怠身重が強くなる。
関節熱感で運動制限と痛み。便秘。朝方の胃重。
MMP-3 76.2 (17.3 ~59.7 ) 08.7.25    IgG抗体451.0(6.0未満)

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<舌>舌前一部剥離で赤みで膨張
    乳頭充血 舌中微膩
<腹>中脘中心に血積動悸が強い
     臍左右腎経堅く圧痛
<脈>右弦細搏数 左寸微浮 関沈 尺沈も滑数で力あり。


弁証
左寸浮で心陽上昇で煩燥 左関沈で肝鬱気痛
左尺沈滑数で有力
滑脉は主熱 <素問。脈要精微論>「滑脈は陽気有余なり」
多くは邪熱内蘊、滑数は気実血涌。張志聡は「邪入于陰、則経血沸騰、故脈滑。」
以上から左尺滑数は腎経陰分への邪火内蘊するが、左関沈で陽気鬱伏して絡脈開闔不利から気厥風動を生じやすい。(身熱はあるものの、関節に悪風を感じる。
右弦細搏で弦細で経脈拘急、弦数で熱

治法 化痰熄風 養陰清熱兼通絡

2週間後
毎日便が出るようになり、体調が良く夜間のしんどさがなくなり、身体が温まる。下肢の関節の痛みが消失。上肢はまだ残るが、腕関節の外旋痛は和らいでいる。
<舌>舌先剥離面虚赤が消失回復
<脈>右弦搏数が消えて 細でゆっくり
左寸浮が↓ 尺は軟でゆっくりで邪搏が緩むと同時に痛みが減じる。陰分の熱搏が緩み苔剥離面回復。
脈軟ゆったり(渋)で骨膜痰瘀膠固渋滞を意識して以後破逐するの対応。さらに養陰を六味丸で補充して通隙薬の陰傷を守る。

◎強度の痛みを伴う線維筋痛症の痛みが消失した例

飲食店アルバイトで朝から晩まで、睡眠不足で2週間働いて
腰痛から全身に強い痛みが広がり時には痙攣状で、
足が立てない状況になる。
下肢の痺れ、チリチリする 足裏の疼く痛みで地面に足をつけるのも痛い
2年間 7件病院に行き、血液検査、MRI検査 末梢神経検査を受けるが異常なく
あらゆる鎮痛剤服用も痛みがとれず、リュウマトレックス服用、ノイロトロピ服用も
効果がなく、鬱病と診断され抗鬱剤を服用するがよくならず。
○○赤十字病院で最終的に線維筋痛症ではないかと診断される


現在 関節痛、筋肉痛 関節の中の血管が刺あるものが通っていく痛み
足裏の痛みは朝のみ、痛みになれてくる。一番痛いのは朝。
風呂に温めても同じ、水圧で痛みを余計に感じる 雨天のときに憎悪。
全身 特に背中も痙攣状の強い痛み。足裏は疼く。パソコンからの眼痛で
嘔気を覚えることあり。咽喉部の奥の熱い感じと胸痛で押さえられる痛み。
<愁訴>
○頚部のほてり、四肢倦怠 疲れると手足の腫れ。
○寒がり、冷房が苦手。
○鼻炎で年中花粉症、鼻閉を生じる 咽喉が腫れやすい。
○腹満、便がころころして硬い 
○尿は黄色 肩凝り こむら返り 顔面の吹き出物 朝方の紫斑
○生理痛 生理血塊 下腹部の押さえる痛み 生理前症状 下半身のだるさ、傾睡眠
<腹>右脇下抵抗 心下痞 少腹抵抗瘀滞
<舌>瘀斑が中等度 舌前乳頭が暗黒 苔膩でやや粘
<脈>浮細弦搏

線維筋痛症 舌写真



漢方的推察
舌瘀斑多数で 苔粘膩苔で 心下が詰まり 痰瘀が経絡阻滞が久しく
脈細弦で拘急で絡脈瘀滞で脈搏動で「通ざれば則ち痛む」で風動急変を
生じやすい舌先瘀点充血多数から雨天の頚部のほてりなどから湿温由来の
痰火が胸部~膜腠に付着して結胸症状に似た症状がある

 漢方的病因 絡脈痰瘀鬱塞 絡脈風動の線維筋痛症

 漢方治方 宣絡止痛 開竅化痰兼化瘀 熄風通絡での対応をする

服用3ヶ月目より生理痛軽減。生理前は帯状周囲を触れると痛い
皮膚は刺痛。服用半年後あたりで痛みは10から4(本人より)に減少。
14ヶ月頃より、全身の痛みを自覚しなくなる。身体のしんどさも無くなり
患者と喜びあう。

骨髄異型性症候群(MDS)の一例の漢方的考察
骨髄異型性症候群は漢方医学では 「虚労」「血証」「瘀証」「内傷発熱」
の範疇で 内因は気血両虚で病情が進行すると陰陽両虚の側面です。
外因は治験数は少ないですが、多くは化学毒(化学薬品も含む)に誘発されて
生じているのではないかと考えています。特にサルファ剤系で
潰瘍性大腸炎の薬のサラゾピリン服用後に血小板の急激な減少から回復せず
MDSと診断された患者もいます。

舌の様子


患者より送っていただいた、舌診所見は

歯痕で胖大 淡暗紫 中央裂紋深い状況です。根に微黄苔あり
苔は潤苔(豆腐苔)

これは何を現しているかというと、
歯痕で胖大(豆腐舌) 気虚湿痰ありで、気虚は疲れやすく機能が低下した状況で湿痰は病理的なリンパ停滞がある状況です
舌色は淡暗は 血虚(貧血)と血滞があります
中央裂紋は陰傷で 陰液(体液)の消耗を表します
微黄苔は一部に湿熱(熱がこもっている)状況があります

総合すると漢方的には
気血両虚(一部陰傷) 湿痰一部化熱の 骨髄異型性症候群と考えます。

気虚湿痰から 甲状腺機能低下で(チラージン服用中)、新陳代謝機能低下で疲れやすく、冷房がコタエル状況で 湿痰(濡れた服を着た状況)で寝冷えなど風寒に当てられやすく、それらが慢性化して関節に留まり、痺痛となって頚部~肩のリンパや血流を悪くして肩こり~頭痛を生じやすくしている。
舌縁は暗で血滞があり、痰(脂肪とか体液の粘り)と瘀血が絡まって、循環環境が重くなり、心臓ポンプ負荷で血圧がだんだん上昇傾向になり、更年期に入ると同時に閉経からの下へ血を降下さす力が不足(老いは足から)で 血が下肢還流が弱くなり、寝つきが悪いや夜間尿が増え、腹部は血滞で腹凝りからの
腹満便秘、胃気は下がらず、胃重感と気逆を生じやく 咽喉のつかえとなる。
腎は骨を主るで、閉経後の骨密度減少と同時に、深部の血流不足で 漢方医学でいう 腎虚から 精血が不足する年齢に 上記の外邪は風寒や湿痰が暫時、久しく
骨膜まで侵入してRAリュウマチ関節を生じて 内虚の面は血沈が早くなり、
貧血による リュウマチ関節炎の慢性化経過をたどっていたところ、

血液障害とその既往歴禁忌の下記の新薬を服用中で
スルファトキサゾール・トリメトプリム合剤の バクトラミン配合錠と
アザルフィジンEN(サラゾスルファピリジン)のサルファ剤の副作用
血小板減少(0.3㌫) 溶血性貧血(0.03㌫)による可能性があり
リュウマチでかかれている医師に相談すべきと考えます。
リュウマチでは死亡原因になることはまれですけど、骨髄異型性症候は
死に至る可能性が高くなりますので、リュウマチよりこの問題を優先すべき事項ですので。
また 肝機能障害を起す副作用から 口苦(胆汁排泄がうまくいかない)が生じて 舌では 微黄苔が生じてきています。

漢方的には補腎活血兼益気を中心に佐として解毒の対応となります。

秋は手足を動かして運動して、肺に秋の気配をしっかり入れよう。
「秋は容平。肺が頑張って収斂して冬の腎に繋ぐ」秋分の9月23日で昼夜が半分で夜が長くなってきます。容平とは形を平ずる時期に入ったのですが、同時に、患者さんからは突発性難聴や 突発性浮腫、軽いものでは朝方の鼻粘膜浮腫からの鼻炎、寝冷えからの四十肩で首が曲がらない、腹痛と下痢など、ようやく涼しくなったのに、この秋に適応できず問題を起しています。
秋とは禾と火とを組み合わせ、収穫した禾を日光で乾かす意を寓したもの。秋には作物を刈り取って、ぐっと束ねてしまいこみ、また刈り入れた作物は乾かして収縮させる。意味があります。夏場に冷たいものを多くとったり、それによって温かい流れる血が鬱血している人は、秋になると、この問題がより大きくクローズアップされるので、この時期に入ってくると問題を生じてきます。寒くなると古傷が痛むとか、血圧があがるとか、ぎっくり腰を起すとかは、こういった問題が絡んでいるのです。
脈診では元来から脈が弦脈や硬い脈の人は、この温度変化に、柔軟に対応する脈幅に遊びが少ないため、突発的な急迫症状を起しやすい人で要注意です。現代人は足を使わない生活が多いので、頭は情報化時代で耳にはヘッドホン、目は携帯電話に釘付けで、運動して肺を使わない生活は、秋に気が下がらず逆気となり、上記の血迫充溢した状況を起しやすいのです。夏の心の液である汗から、冬の腎に小便へつないでいくための秋はあるのです。

喜怒哀楽などの感情活動と内臓は連動しているというのが漢方の考え方です。
悩みが深いために食欲がなくなってしまったり、体調を崩してイライラ怒りっぽくなってしまったり、と思い当ることもあるのではないでしょうか。
漢方では、感情活動は五臓と関連づけ、あれこれ考える思惟活動は脳と関連づけて考えます。
同じことを考えるにしても、ひどく怒っているときと、気持ちが穏やかなときとでは、判断や決断にその時の感情が影響してしまい、後で「何故あんなことを・・・。」と後悔してしまうことも。感情と思惟が切り離せないことは多くの方が経験しているのではないでしょうか。
漢方では、人体の病因の一つに内因があり、喜、怒、憂、思、悲、恐、驚、という七つの感情を指し七情と呼んでいます。 そして感情の種類によって、傷害される臓腑にちがいがあると考えます。
怒は肝(自律神経系)を傷つけ、憂と悲は肺を、恐は腎(生命力)を、驚と喜は心を、思は脾(消化器系)を傷めるとされています。
七情はごく自然な感情で、それがそのまま病気の原因となるわけではありません。 これらの感情は日常さまざまなきっかけで起こる生理現象ですが、これらの刺激が長期に続いたり、その程度が強すぎた場合などに、生体側の自己修復能力の限界を超えてしまい、臓腑の機能に異常をきたすと考えます。
からだの中には、気・血・津液の流れがあります。それらのながれは秩序正しくあるのが理想です。 しかし、感情の動きには“気”の流れを乱す性質があります。それが感情の動き、七情です

① 「喜ぶ」と気はゆるみます。 喜びは表情を和らげ、自然な気の流れをもたらします。 しかし、喜びすぎると「心」を傷つけます。
「心」は神志を司る臓です。つまり精神意識活動の中枢です。このため、「心」が傷つけば精神活動は動揺し、情緒不安定を招いてしまいます。

② 「怒る」と気は上昇します。 怒りは「肝」を傷つけます。 怒りすぎるとイライラして怒りやすくなり、逆に「肝」の状態が悪いとイライラ怒りっぽくなるともいわれています。

③ 「憂う」「思う」と気が結びます。 気が結ぶとは停滞するという意味です。
憂いすぎると「肺」を傷つけます。「肺」は「肺者、五臓六腑之蓋也」といわれ、体の上位から他の臓器を蓋するように覆い保護しているので、「肺」が傷つけば他の臓器を保護する力が衰え、臓器全体が機能を十分に発揮できなくなってしまいます。そのため、憂いすぎると、いつも悶々として楽しくなく不愉快になりやすくなります。
思いすぎると「脾」を傷つけます。いつも胃や肺のあたりに食べたものが滞っている感じがします。

④ 「悲しむ」と気が消えます。 気が消えるとは消失ではなく、流れが悪くなり、身体の隅々まで気が行き届かなくなるということを言っています。悲しみがすぎると「肺」が傷つき、意気消沈し、ため息が多くなります。他に、燥気を受けやすくなります。

⑤ 「恐れる」と気が下がります。 怖がりすぎると「腎」を傷つけます。下半身の陽気が不足し、恐怖のために「腰を抜かす」の状態がおこります。他に、「腎」は大小の2便を司るので極度の恐怖は大小便の失禁を招くことがあります。

⑥ 「驚く」と気が乱れます。 驚きすぎは気の流れを乱します。体の中が混乱状態になり、臓腑の君主である「心」が落ち着かなくなり、動悸、不眠、集中力の低下を起こしたりします。

漢方では、脳は髄によって形成されると考えます。髄は精という生命エキスを原料に作られる精微な物質であり、腎で生成されます。
精神活動が安定することで五臓もまた順調に活動します。そうあれば腎精が充実し、髄も塡ちます。 その結果、からだと脳のアンチエイジングにつながるのです。
ところで、秋の主気は燥です。秋になると、晴天が続き、雨が少なく、天気が粛斂し空気は乾燥してきます。秋を迎えるこれからの時期は外因である燥邪を感受しやすくなります。

燥邪が人を損傷するときは口鼻から入ることが多いので先ず肺が犯されます。そのため、口鼻の乾燥・咳・呼吸器のトラブルなどが現れやすくなります。また、燥邪は津液を損傷しやすいので皮膚や唇、咽、目、鼻が乾燥し、便秘などもみられます。
日照時間も減り 何となく もの悲しく感じる秋ですが、「悲」がすぎて燥邪を感受しないようご注意を。


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