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痰湿 歯痕舌

命門堂漢方薬局 神戸店 (兵庫県神戸市東灘区)

舌診とは、舌の色、大きさ、厚さ、舌苔(ぜったい 舌の苔)の色などを見る事で、体の情報を得る診断方法です。
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今回は、舌がぽってりしていて、厚いベトッとした白色または黄色の舌苔があり、舌辺に歯形がついてる「歯痕舌(しこんぜつ)についてお話します。歯痕舌の方のタイプは、体に余分な水分や老廃物が溜まっている「痰湿」タイプです。胃腸の機能が悪く、水分の代謝が滞り体内に余分な水分が停滞している状態です。原因としては、脂っこい食事、甘いものやアルコールのとりすぎ、早食い、がぶ飲み、不規則な生活、ストレス、運動不足です。出やすい不調としては、むくみやすい、体のだるさ、肥満傾向、胃のムカムカ、吹き出物、痰や唾がよく出る、肌が油っぽくなったりします痰湿の改善する方法としては、腹八分目にし、日頃より、便通、排尿をよくする、長芋、大根、玉ねぎ、海藻類などの食物繊維が豊富な食材を摂取するように心がけ、油もの、生もの、甘いもの、アルコール、冷たいもの、生ものを控えましょう。発汗は、体に滞った水分を出す友好的な方法です。出来ればジワリと汗をかくようなスポーツが良いのですが、体力に応じて、日頃よりエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使ったり、夕食後に少し散歩してみるのも良いでしょう。

三色和え お勧めの薬膳レシピ(中医薬膳学より)
《材 料》 
大根160g 塩クラゲ50g 生昆布50g 唐辛子1個 塩小さじ2 米酢大さじ1  
にんにく 2かけ ごま油大さじ2

《作り方》
  1.大根を千切りにし、塩をまぶしてよくもみ、5分おいてから絞る。
  2.生昆布をせん切りにする。
  3.塩クラゲをよく水で洗ってから湯通しし、水切りする。
  4.ボールに1.2.3を入れ、みじん切りにした唐辛子、にんにく、塩、米酢、
   ごま油で和える。

大根はシャキシャキ、クラゲはコリコリとした食感が良く、にんにくとごま油の風味、唐辛子がピリッときき 美味しく頂けました。塩分が気になる方は、塩を控え米酢を多くしたりと アレンジしても良いでしょう。 普段の食事メニューの一品にもお勧めです。

(1) 例 34歳 不妊症 今年体外受精するが成功せず。生理は26,7日。基礎体温があがりにくい。高プロラクチン血症あり。

  過去疲れると、膀胱炎とカンジタ腟炎を繰り返す。舌が熱く口渇あり。

  <舌>偏紅、やや痩で陰虚内熱の舌 <脈>右弦細搏、左細やや弦

 養陰を考え(旱蓮草・女貞子)をお茶代わりに飲用後、すぐ高温期が上がるようになる。口渇があり、舌が熱い。養陰清熱を目標に対応。
半年後の検査で高プロラクチン数値は下がっていた。エストロゲン数値年齢がやや高いと言われる。

体外受精実施。受精卵12個採取でき、4個保存、一個分割してもどす。もどす前よりプラセンタ剤を服用。

◎ 患者さんの年賀より~
 先生、昨年は本当にお世話になりありがとうございました。報告が遅くなってしまったのですが、9月に妊娠することができました。
いま6か月に入りました。お顔をみて御礼を伝えたかったのですが。。悪阻や新型インフルエンザの流行などで行くことができず本当に心苦しいです。
先生には本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございました。



(2) 例 37歳 2005年妊娠するが8週めで切迫流産。2006年10月 潜在性高プロラクチン血症、乳汁分泌あり 2007年より不妊治療でホルモン療法

 生理は3日 E2数値(エストラジオール)が高い。生理量が少ない。口渇あり、便秘がち。肩凝り、手足のしびれ 眼精疲労

<舌>偏紅 裂紋 <脈>虚浮細弦 <爪>平で薄い

細弦は水虧木旺による高プロラクチン血症 細弦↑で腎水不足による絡血の枯塞から舌に小裂紋があり、絡脈を支配している肝の疏泄不利で弦の肝鬱の脈が出ていました。

亀齢寿に(一日女貞子9g旱蓮草9g)をお茶がわりに飲用。飲用してから<脈>弦が緩むと同時に便通が良くなる。

高温期が長くあるようになり、脈も弾力が出て厚みが出てくる。飲用5ヶ月目に妊娠。

◎ 患者さんの年賀状より~
ご報告遅れましたが、おかげさまで子供を授かり、感激と感謝の毎日です。先生のおかげです。本当にありがとうございました。

今回高プロラクチン血症の不妊の患者ですが、共通は舌が赤く、陰虚内熱的な症状がありました。卵胞ホルモンも黄体ホルモンもどちらも 実「体」という形を持たないものであり、食材や漢方製剤のような、実、根、葉とかの生命体の実体のあるものとの違いがあり、ホルモン剤の多用は陰傷内熱の方向に行きやすいのでは考えました。虚労病に炙甘草湯があり、虚労病は三焦脂膜が枯燥で、労働に強いロバの膠が有効で崩漏体質の子宮内膜が薄い、卵子が小さいなどに有効に働いていくのではと考えます。絡血が枯燥しての脈不整の炙甘草湯の阿膠・麻子仁など同様と考えると、内膜枯燥で薄い人により有効と考えます。

風邪には漢方

命門堂漢方薬局 神戸店 (兵庫県神戸市東灘区)

本格的に寒くなり、風邪やインフルエンザが流行り出してきたとニュースでも取り上げられていますね。
こういう時、西洋医学に頼るだけではなく東洋医学を使ってみませんか?

現代医学における風邪の原因はウイルスへの感染ですが、東洋医学における「風邪」の原因は『環境』と『人』。東洋医学では、風邪を引く原因を病原菌やウイルスにではなく、人をとり巻く外的環境や、風邪を引く人そのものと考えていました。

今回は、特に前者である外的環境にスポットを当てて、東洋医学の考える風邪の原因について、分かり易くお伝えしたいと思います。

まず人が風邪を引いたり体調を崩したりする外的な要因を、東洋医学では「邪(ジャ)」と呼びます。そして、邪には六種類あり、「風・火・暑・湿・燥・寒」となり、これらをまとめて「六淫(リクイン)」と呼びます。六淫は『風などの自然現象、湿気や乾燥、寒冷刺激などの温度変化』のことを指します。

“かぜを引く”の「かぜ」を漢字で書いたら「風邪」ですよね?

『風邪(かぜ)』の語源は『風邪(ふうじゃ)』

「風邪を引く」の「風邪」とは「カゼのジャ」であり、つまり「ふうじゃ(風邪)」なのです。体調を悪くする環境や外的刺激の中でも、特に自然界に吹く風が体に与える悪影響を指して言う言葉だったのです。

『風(ふう)』は、体表の熱を奪い皮膚や粘膜を乾燥させる

「風」で「風邪を引く」と聞いても、すぐにはピンとこないと思います。しかし、想像してください。体に風が当たり続けると、徐々に体表の熱を奪い、皮膚や粘膜が乾燥する。皮膚や粘膜が乾燥したら次に何が起こるか。体内にウイルスや細菌が侵入しやすくなりますよね。免疫力が下がってしまい、容易に細菌やウイルスの侵入を許すようになってしまいます。

その他にも、六淫の中の「寒」が、特に皮膚や粘膜が冷やし血行を悪くします。その結果、免疫力が下がってしまいます。

そう考えると、春先の風が強く吹く頃、秋から冬にかけて空気が乾燥する頃、真冬の冷えが厳しい頃に風邪を引く人が多いのもうなずけると思います。

東洋医学が考える「風邪」の原因のひとつ。それが季節それぞれの気候、または、風や乾燥、気温の変化などの外的要因だという事です。

次回は風邪をもう少し詳しく分類し、漢方薬をご紹介したいと思います。


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