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今年は、インフルエンザウイルスの流行が例年より遅れてやってきております。
予防接種を受けていても、接種から3ヶ月ほど経つと徐々にその効果が落ちていきますので油断は禁物です。特に、ご高齢の方やお子様方はしっかりと対策をしていきましょう。

予防対策としてはマスクを使われる方が多いので、今週はマスクのお話をさせて下さい。

ウイルスや菌をブロックする目的で用いるマスクですが、実はその外側はウイルス・菌の住処になってしまっていることが多いのです。
汚れた手でついついマスクを触ってしまったり、食事などで外した時にその辺に置いたりしていませんか?
予防の目的で使っているマスクからの感染…何としても避けたいところです。

では、具体的にどうしたらいいのでしょう?

マスクに触らないことを徹底したり、マスクをこまめに交換するというのも1つの方法でしょう。
また、最近はマスク表面にウイルス・菌を分解する加工がされたものもありますし、マスク以外にも空間除菌できる商品(スプレータイプ,置き型タイプ,首に下げられるタイプなど)もあります。

皆様のライフスタイルに合わせた予防対策で、この冬を元気に乗り越えましょう:)

咳といってもその種類は沢山あります。
身体の状態やライフスタイルはもちろん、咳き込み方やそのタイミング、痰の出方によっても合う漢方薬は変わっていきます。
今日はその中から3種類をご紹介します。

1.人と話していると、喉がむずむずして強く咳込む。冷たい空気が当たると咳き込む。

喉の乾燥が原因で起こる咳です。
今の季節は空気も冷たく乾燥しやすいので、こういった咳に悩む方は多いです。炎症自体がそれほど強くなくても、強く咳き込むので体には負担がかかり、とても辛いです。
こういった症状には、喉や血液を潤し乾燥をとる働きがある漢方薬を用います。
また、飲み物を飲む時はぬるい水をゆっくり喉の上の方に当てるようにちびちび飲むと良いです(ぐびぐび早く飲むと喉の下の方を流れてしまうので乾燥がとれません)。

2.冷えると咳込みやすく、顔もむくむ。涙が出る。泡の混じった痰がでる。

身体の上半身に水が溜まって起こる咳です。
水が溜まっているから、痰も粘り気なく水っぽくなりますし、顔にも水が溜まるのでむくみます。場合によっては、水鼻がぽたぽた流れ落ちるように出ることも。
花粉やほこりが原因で起こるアレルギーによる咳・鼻水が出る時も、身体の中は同じような状態になっていたりします。
こういった症状には、上半身に溜まった余分な水を抜いてあげるような漢方薬を用います。

3.粘っこい、色のついた痰がでる。

膿は炎症が起こって白血球が異物と戦った後の残骸であり、痰に色がついているようなら菌に感染している可能性が高いです。
病院では抗生物質を処方されるような咳です。
漢方薬では、咽のヒリヒリをとったり、肺に溜まった熱を冷ますような働きのものを用いたりします。
炎症がある時は糖分の多いものは控えましょう。甘いものを摂ると炎症を治すために必要なカルシウムが糖分吸収の為に使われてしまい、炎症の治りが遅れてしまいます。

今日あげたのは一例であり、長引く咳は複数の原因が重なっていることもあります。
この時期流行るインフルエンザウイルスは、気温の低下や空気の乾燥で活動が活発化するので、1のように咽の乾燥が気になる方は特に注意しましょう。

歩くのが辛い、階段が辛い、しゃがめない。
ひざや腰に痛みがあると、それだけで動くのが億劫になってしまいます。

「年齢的なものだから仕方がない、もう慣れた。」

と、諦めてしまっていませんか?

長期間続いている痛みでも、ご自身の身体に合わせた漢方薬を飲むことで、楽になる方が沢山いらっしゃいます。
ご相談時には、まずお辛い症状、身体の状態やライフスタイルをお伺いし、場合によっては血流計を用いて血の巡りや血の量もみたうえで漢方薬を調合していきます。(血流測定は無料です)

「何年も悩んでいたのが、嘘みたいに調子が良いです。」

と活発に活動される患者さん達の笑顔と元気に、私達も活力をいただいています。

この季節は身体が冷え、血流も落ちやすいので痛みも悪化しやすくなります。
いくら厚着しても寒いような日には、食事にも身体を内から温めるようなものを取り入れていきましょう。


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