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長生きをした徳川家康公は一体どんな食事を摂っていたのでしょうか。浜田生涯学習交流館で行われた徳川家康公の食生活の再現料理講座に、とても興味深く参加して参りました。
久能山東照宮に保管されている文献を基に徳川家康公が食べていたとされる再現料理を、清水区の皆様と具材ごとにそれぞれ手分けして調理しました。手順の中には生の大豆を柔らかくなるまで炒る工程もあり、当時は手間をかけた様子が想像できます。味付けには砂糖を極力使わず、代わりにみりんや、甘夏のしぼり汁が使われます。家康公は実際には橙(だいだい)のしぼり汁を酢にして用いたそうです。橙にはストレスや過労で溜まった乳酸を分解し疲労回復する効果があるクエン酸を多く含みます。家康公の疲労回復に橙が助けになっていたのかもしれません。
調理実習の後、講師の先生のご講和を聞きながら作った料理を頂きました。甘夏の爽やかな甘みや、野菜そのものの旨味を感じられました。しっかり食べて満足感があるけれど、砂糖などの余分なものが少ないからか、食べた後は胃腸がスッキリしました。
徳川家康公は自身で漢方薬を調合して服用していたと言われています。漢方薬が健康長寿の一助になっていたと思われます。それだけではなく、健康の土台には「食」が重要です。身体によい食材を選び、余計なものは入れないなど家康公の健康の秘訣となる食事のポイントを今回学べました。現代の私たちも家康公に習って、まずは食養生を見直すことが健康長寿の第一歩なのだと思います。

病気の多くは、根底に免疫の異常が関係しています。
西洋のお薬でも、最近は抗体医薬品と呼ばれる免疫系に作用するお薬も増えてきました。

病気の根本に作用する画期的なお薬に素晴らしい!と思いつつも、やっぱり私は漢方が好きだなと改めて感じます。

漢方との出会いは小学生の頃。その時は漢方ということはよく分からず、母から出された茶色く苦いお薬を、鼻をつまんで飲んでいました。
それから中高生の頃、生理痛に対して。飲んでいると生理痛がなかった。その実体験から、漢方って自然の植物だから薬というより食べ物みたい。それで体調がよくなるなんてすごい!と思っていました。

どんな西洋のお薬よりも漢方の方が好きと思えるのは、漢方こそ病気の根本、根っこにアプローチしているからです。
病気に対して、漢方のサポートを得ながら、最終的には自分の力で治していく。漢方は、本来自分自身が持つ力を正常に整え、病気にならない体を作ります。病気を治すだけでなく、病気にならない体にする・・・万能なお薬です。

そして免疫と言えば腸。腸には免疫細胞の70%が存在しており、腸の健康は免疫力アップにつながります。
腸活と漢方で、免疫力をアップさせて健康な体作りをしましょう!


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