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(写真はカギカズラ(釣藤鈎) 東邦大学薬学部薬草園から)
ふくらはぎからお尻にかけてムズムズするように痒くなる。長く座っていたり、お昼からひどくなる。
朝からお昼にかけては治っている。運動が得意な方で、スポーツ心臓とのことである。普段は疲れやすく寝つきも悪い。頭が重くなり、肩こりもひどい。便秘気味。
自家製漢方煎じ薬を服用後薬一ヶ月、足のムズムズが起きても我慢ができるようになってきた。
この5日は症状が全くでなくなって、本人も喜んでいられる。また、寝つき、疲れも良くなった。
漢方薬は、病名から出すのではなく、「証(しょう)」といって、身体の体質と漢方薬の相性がよいものを使うと良く改善される。この方の場合も、心臓の働きも考えて、証に従って出したことが比較的短い間で変化できた要因だと考える。
ただ、これから温度差や体調不良で戻る可能性もあるので、もう少し服用を続けて頂いている

出るものと、入るもの 

 漢方の師匠、田畑隆一郎博士が作りました「温成治病十五訓」というものがあります。
病気を治すものが弁えなければならない教えを書いた十五の教訓です。その五つ目に次の事が書かれています。
「汗、大小便、渇、女性の生理など、出るものと、入るものを、よく把むべきこと」
病気を治すために大切なものは、お客様の体質と漢方薬の相性をいかに合わせられるかです。そのため、`出るもの`の汗、大小便、生理と`入るもの`の渇(水分)をしっかり確認しないと治るものも治りません。例えば風邪の始まりに使う葛根湯という漢方薬がありますが、汗が出ているときに使いますと汗が止まらなくなり脱水症状になってしまいます。風邪の引きはじめに便が出にくいと言って、下す漢方薬を使いますと下痢が止まらなくなる場合があります。このような時は桂枝湯と言う漢方薬を使います。桂枝湯は、妊娠中の風邪にもよく使われます。又、生理前に風邪のような症状をうったえる方がいますが、これは生理が来ない為に体内に熱がこもり起こることで、汗を出して治していく葛根湯では効きません。小柴胡湯という漢方薬を使って内の熱(血熱)を冷ますと生理(出るもの)がきて、熱が下がります。

出るものが出なくなった時

 私事ですが、お正月に餅を食べ過ぎて便秘になる事がよくあります。お餅だけではなくお節料理や美味しい物の食べ過ぎで`入るもの`が多くなります。又、気温も下がりますので新陳代謝が下がり、`出るものが`少なくなります。いつも体重増加に悩まされてしまいます。出るものが出なくなると体に老廃物が溜まり、大便の溜まり過ぎ(便秘)は大腸ガン、糖分でしたらアレルギー性鼻炎や糖尿病、油は脂肪肝と病気の原因に繋がります。アルツハイマーの原因も脳の老廃物(アミロイドベータ)が溜まりすぎると起こります。
 `出るもの`とは、体内から外に出るもので、汗、大小便、生理を言いますが、加えて`涙`があります。ドライアイもそうですが、感情の事を言います。特に現代のように熟成化社会では複雑な世の中となり、あまり感情を外に出しにくくなっています。涙が出ない世の中は感動も少なく、冷たく静かな人が増えます。ただ人間はそれほど強い存在ではありませんから、突然大きな事件を起こしてしまう方が増えています。自律神経の病気だけでなく、不妊症や婦人科の病気も涙を流せない事が原因となっている場合も多いと考えます。

現代人を悩ます「アレルギー」

 私が住んでいる静岡では年が開けると花粉症が始まります。最近頓にくしゃみや目の痒みをうったえる方が増えています。田舎育ちの私でさえこの数年くしゃみが増えています。アレルギーはなぜ起こるのでしょう。そもそもアレルギーとは過剰反応です。体中に溜まった悪い物を外に出そうとする自己防衛反応だと考えています。かゆみを起こして、くしゃみをさせたり、目をかかせたりするすると粘膜が破れて体液が出てきます。その体液から毒素が出て行くのです。又逆に甘いものを取り過ぎると体の中に毒素が溜まりやすくなります。

部屋をキレイにする事はまず捨てることから

 少し脱線しますが、ある本に部屋が片付けられない人は、物を捨てられない方が多いと書いてありました。なるほど、と納得しました。私の師匠の家の中はとてもキレイですが、確かに物がありません。またアップルのスティーブジョブズさんの部屋は、真っ白な壁の中に白いテーブルが一つあるだけと聞いています。お二人に共通して言える事はとてもクリエイティブであることです。「必要最低限のものを買い、要らないものや使わないんものを捨てる」この事は頭がスッキリして、健康にも繋がるかもしれません。まるで仙人の境地ですが、彼の有名な`老子`の思想にもこの事が書かれています。

気持ちを出す、感情を入れ過ぎないこと

 東洋医学の考え方に`気・血・水`という考えがあります。もう皆様はご存知だと思いますが、この中で一番大切な要素が、気の働きです。病は気からと言われるように、健康になるにはしっかりした気持ちを持つ事が必要です。その為には相手に対して気持ちを出していく事が大切です。ただ、感情を入れすぎない事です。一方的で独りよがりの感情は帰って自他共に不快感しか残りません。相手の立場に立って考えて見ると、考え方にバランスが出てくると思います。これが健康の秘訣と考えます。

入れる栄養剤、出す漢方薬
 
現代人は食事だけで飽き足らずより栄養素を求めて栄養剤に走ります。一時的は栄養が取れて元気になるのですが、長く続けていると効かなくなったり、余計に疲れる場合があります。それは、腸から栄養を吸収する力が怠けてしまうからなのです。過保護にする事は帰ってその子を駄目にしてしまうのと同じです。それに代わり厳しい親の役割が漢方薬なのです。まずくて飲むのが辛いですが、毒素や過剰な栄養を外に出して正常化して行きます。漢方薬をビタミン剤と勘違いしている方がいますが、考え方はその逆でデトックスしていくのです。

漢方薬はデトックス

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73歳男性、身長169㎝、体重70Kg。
2年前に間質性肺炎と診断される。現病歴は、リウマチ、前立腺肥大、糖尿病(HbA1c6.9)

(病院の検査結果:KL-6 1023、HBC抗体(+)、HBC抗体実測値26.4、CRP 0.56(正常値1未満)、RF30(正常値20未満)、CK225(男性の正常値40-200)、IgG 2069(正常値800-1700)、CH50 56.7(正常値25-48)、MMP3 140(男性の正常値36-120)、血液中酸素量 94-95:単位省略)
(間質性肺炎の検査項目で必要な指標は、KL-6です。正常値が500以下)

自覚症状は、倦怠感、むくみ、イライラする、足の冷え、風呂が短い、右手が震え気味、小便多い、夜間トイレ2回、光が眩しい、臭いがわからない、唾がよく出る(粘りのある黄色)、息切れ、ガスがよく出る、足がよくつる、腰の脱力感、血圧(120,75)。舌は湿潤した微白苔で中心部に裂紋あり。
既往歴としては5年前の狭心症で、ステントを三ヶ所入れている。
家族歴は、母親、姉がリウマチ。

桂枝加厚朴杏仁湯と八味丸(60丸/分3)で1ヶ月服用、KL-6が427、CRPが0.12となり、酸素量96になる。
2ヶ月服用後、CRPが0.37となり、酸素量97、CK104になる。全体的な痛みはあり、だるさは同じで、鼻水、痰が多い。足がむくんでいる。尿蛋白+2。
3ヶ月服用後、潜血±、尿蛋白+3、IgG 2201となり、腎臓の病院で確認。様子を見る。
4ヶ月服用後、CRP 0.66、KL-6 277、HbA1c 6.0、RF17。レントゲンの結果は正常となる。
5ヶ月服用後、尿蛋白+3アルブミンが3.5が続き、桂枝加厚朴杏仁湯を五苓散料に変更。翌月には、尿蛋白+1となり、その他の検査データは異常なし。現在継続中。

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色白で顔全体がややむくみを感じる、中肉中背、楽天的であるが人に気を使う、舌質は紫色、舌の裏には血管の怒張中程度、足のむくみ、低血圧(最大90,最小50)、便秘(便秘薬毎日使用)、小便1日6行、目の疲れ、首の凝り、腹満、腰痛、生理順調(28日周期)、切痔、がありました。
嗜好品は、ヨーグルト、キウイ、コーヒー、ワイン

【経過】
初回は1月の寒い日にご来店。抑肝散加芍薬黄連を30日分処方しました。
再来店は寒さ厳しい2月。たいへん気持ちが落ち着くとのことで、顔がすっきりしていました。

小便の量も増え、足のむくみもとれ、目の疲れ腰痛もよくなり、同処方三か月でご妊娠の連絡が入りました。ただこれからが大切です。妊娠することが目的ではなく、出産することが目的とお伝えしその後も妊娠養生薬を服用していただいています。もう少しで安定期です。

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液晶があるスマートスピーカーを購入してから、活用しています。「音楽をかけて」とお願いし、その後「15分のタイマーをかけて」とお願いし、踏み台昇降をやり始めました。液晶があると歌詞が表示されているので、テレビを観ているような感じで運動できます。私は下腹部が痛くなってしまうので長くはできませんが、お客さまには「一坪健康法」をおすすめしています。一坪健康法とは、漢方の大家小倉重成先生が提唱した健康法で縄跳びのことです。縄を持たずに手を充分に振りまわすエアー縄跳びの方がよいです。白血病の検査の結果が好転したり、ベーチェットの患者が発作が出なくなったそうです。ジャンプをすると、骨に衝撃がかかり、骨が作られやすくなります。最近の研究では、骨を作る骨芽細胞が出すオステオカルシンは、記憶力・筋力さらには生殖力まで若く保つ力があることがわかっています。もう少し簡単にできる運動に、立って(1日30回)でも座って(1日30回×3セット)でもいいので、かかとを浮かせ、衝撃がかかるようにストンと床にかかとを落とす、「かかと落とし」という運動があります。骨粗しょう症の予防・糖尿病予防にいいと言われています。
 骨にはビタミンDも必要で、肌に日光が当たると作られます。これからだんだん紫外線が強くなってきますが、少しの時間手だけでもUVケアをしないで日光が当たるようにしてください。ビタミンDは腎臓によって活性化され、カルシウムを体内に吸収させます。東洋医学では腎は骨を主ると言います。本当にその通りですよね。 足の裏のかかとには「失眠(しつみん)」というツボがあります。不眠の時に、熱さを感じるまでお灸をするのですが、逆に最初から熱く感じる時には、熱さを感じなくなるまでお灸をします。お灸が効果的ですが、ツボ押し棒で押してもいいでしょう。かかと落としで「失眠」も刺激されそうですね。
 骨に衝撃を与えるという点では、1日10分ガムをかむこともいいそうです。ガムは強すぎず、弱すぎず、ちょうど良い力になるそうなのです。半年前くらいに、下顎の歯の内側が腫れていることに気づきました。触ってみると、硬くて、これは何だろうとビックリしました。ずっと気にはなっていたのですが、歯医者さんで骨が増殖していると言われました。食いしばっていることが多いとなってしまうことがあるようです。ひどいと削る場合があるそうなので、それだけは避けたいと思いました。その後、髪の毛を洗う時に、食いしばっていることに気づきました。そういう時は「歯をつけない」と心の中で唱えています。パソコンの作業中などいつも食いしばってしまう方は、目につくところに「歯をはなす」というフセンを貼っておきます。フセンが目に入ったら、フーっと息を吐き、力を抜きます。そしてときどき、腕を大きく回してください。


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