月経前症候群(PMS:pre-menstrual syndrome)は、月経1~2週間前に渡り
こころや体に様々な不快症状が現れる病態で、
月経が始まるとそれらが消失してしまうのが特徴です。
症状は頭痛、肩こり、手足のむくみ、乳房の張り、むくみやだるさ、便秘や下痢、
冷えのぼせなどの身体症状に加え、イライラ感や気分の落ち込みなど
精神症状が現れることもあります。
月経のある女性の2~5割に見られるポピュラーな病気です。
PMSの原因はまだはっきりしていませんが、考えられる要素として
ホルモンのバランスの乱れ、睡眠不足、強いストレス、食生活、
ビタミン・ミネラルの欠乏、自律神経の乱れでも症状が重くなってしまう事もあります。
対症療法で症状を緩和しながら、PMSに負けない体作りをしませんか?
更新日: 2016/02/07 |
人間にとって便は、健康状態を知る大切なバロメーターです。
また、『腸は肌の鏡』と言われるように、 便秘になると特に肌トラブルを起こしやすくなります。 食物繊維や十分な水分を摂っても便秘していませんか? 乳酸菌、発酵食品を摂っても便秘していませんか? 適度な運動・マッサージをしても便秘していませんか? 漢方治療は、乱れた腸の働きを整え、 正常な便通を取り戻すのにすぐれた効果があります。 便秘にはいくつかのタイプがあります。 あなたの便秘を漢方処方で緩和させていきましょう。 |
更新日: 2015/04/23 |
厳しい暑さも落ち着き、気持ちの良い季節となりました。
秋は1年のうちで、最も快適に過ごせる季節ですが、 実は疲れを蓄積し、体調を崩しやすい季節だということをご存知ですか? なかなか抜けない体と心の疲れには『牛黄』をオススメ致します。 牛黄(ゴオウ)とは、牛の胆嚢や胆管にできた結石のことです。 赤茶色または黄褐色を呈しております。 牛の胆石は、はるか昔から愛飲されてきた生薬の一種です。 中国で最も古い薬物書である神農本草経には"不老長寿の薬" と記されているほど効能豊かなのですが、発見できる確率はわずか千分の一、 つまり牛1000頭に対して1頭の割合しかありません。 効き目が強すぎず、長期にわたって飲み続けても 副作用が起きる心配がないため、 牛黄は上薬に分類されており、 強心・降圧・肝臓保護・抗炎症・解熱・鎮静・鎮痙の効能が期待できます。 仕事・人間関係でのイライラ・・・ 家事・育児でのイライラ・・・ イライラして眠れない・・・ 長距離運転でイライラ・・・ 通勤ラッシュでクタクタ・・・ 早出・残業・休日出勤でクタクタ・・・ 睡眠不足でグッタリ・・・ 風邪をこじらせてグッタリ・・・ このような症状をお持ちの方にも、飲まれています! |
更新日: 2014/09/12 |
立春となる今日、関東都心部でも雪が降りました。
寒さが増すと、身体はストレスを感じ、血管を収縮させて 高血圧症の人に限らず血圧が上昇します。 高血圧症は、放っておくと『脳卒中』『心筋梗塞』『心不全』など 大病の引き金となる事は、周知の事かと思いますが、 病院で治療を受けているのにも関わらず、 高血圧が改善しない人が半数以上もいる事は、ご存知でしょうか? また、高血圧は「サイレントキラー」と言われているように、 症状がほとんどない病気と思われています。 確かに症状が出ないケースもありますが、人によっては頭痛や頭が重い感じ、 のぼせ、イライラ、不眠傾向、耳鳴り、肩こり、手足のしびれ、 動悸といった症状が起こる事があります。 高血圧症に対する漢方薬には、血圧を強力にすぐ下げるという処方はありません。 しかし、高血圧をおこしている原因を改善する事で、 徐々に血圧を安定させることはできます。 さらに、高血圧に伴う不快な症状は速やかに改善できる場合が多々あります。 無症状の高血圧に対しても、将来的なことを考えると、 服用することのメリットは大きいでしょう。 降圧剤を使用してもあまり効果がないという方は、 漢方薬治療も合わせてみるのも一つの手段かもしれません。 |
更新日: 2014/02/04 |
一段と冷え込みが厳しくなり、足がツルという症状の方が多く相談に来られます。
若い世代では、運動後の筋肉疲労等、一時的な場合が多いのですが、 中高年以降の方には、筋肉が収縮したまま硬直してしまい、 長時間の痛みを伴います。 一過性で、自然に治まる事もありますが、寒くなるこの時期から、 次第に回数が増えたり、夜間に痛みで目を覚ましたり、 翌日まで痛みや違和感が残る事もあるでしょう。 中高年では、たびたび繰り返す慢性化や、 肉離れを起こすような重症化も有りうるのです。 また、就寝時の足のつりは、睡眠障害を起こすこともしばしば。 その原因としては、加齢による筋肉量の低下・動脈硬化などによる血行不良 ・冷え・水分不足・ミネラル不足・骨盤のゆるみ・神経障害などが上げられます。 ご自身で、フットケアや適度の運動をしている方も、 これからの時期、発症するかもしれません。 漢方薬は即効性が無いと思われている方がいらっしゃいますが、 実際に試される事をオススメ致します。 足のつりだけでなく、足のムクミ・ダルさ、重さを感じている方も、ご相談下さい。 |
更新日: 2013/11/27 |