漢方処方名には、葛根湯や五苓散などの、その処方に最適な剤形が記されています。
エキス剤は一旦煎出して濃縮した液体を顆粒状に加工したものですから散剤とは異なります。
加熱処理しない散剤には、揮散しやすい大切な成分が残っています。
確かにエキス剤にはない芳香と味覚があります。
処方の特性上、煎じる方が有効な処方と散剤の方が有効な処方があります。
散剤には添加物が入っておりませんから、アレルギーなどのリスクが少ないのも特徴です。
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更新日: 2018/03/01 |
雪かきは重労働です。
寒い外仕事ですから、心臓の負担はかなり大きなものになります。 雪かき前の準備運動と共に、心臓をまもる牛黄(ゴオウ)は 雪国人のお守りです。 |
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更新日: 2018/01/13 |
連日の雪かきでからだが悲鳴を上げています。
いきなりスコップで重い雪を持ち上げると腰にきます。 軽く準備運動をしてからにしましょう。 雪国人のたしなみです。 腰にきた時は、まず即効性の高い漢方処方で対処します。 |
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更新日: 2018/01/13 |
漢方煎じ薬は原料生薬の選品から始まります。
品質や効能は、産地、等級、修治(加工)などにより異なります。 納得のいく生薬を選品していく過程を通して、 ひとつひとつの生薬に愛着がわいてまいります。 そのような生薬を調剤するよろこびは 煎じ薬でしか味わえないものであります。 煎じ薬の効きめには思いが込められています。 |
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更新日: 2017/11/27 |
牛黄は、すぐれた生体恒常性保持作用を持っています。
生体恒常性とは、からだの機能に異常をきたした時、 からだを一刻も早く正常な状態に戻そうとする働きです。 ホメオスタシスともいいます。 私は、家の中でも外出時でも、もちろん旅行にも 必ず携帯しているのが、牛黄の配合された救急薬です。 運動してもバテない。緊張するときにもアガらない。 体力と気力が必要な時になくてはならないお守りです。 水戸黄門の印籠の中にも牛黄が入っていたといわれています。 旅の疲れ、熱中症、急な発熱、動悸、めまいなどの 思わぬ事態に心強い救急薬であったはずです。 二日酔いの予防には、就寝するまでに服用しますと翌朝はスッキリです。 |
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更新日: 2017/11/27 |