漢方では朝顔の種を「牽牛子」として薬用につかいます。
さて、東の空では牽牛星(わし座のアルタイル)と
織女星(こと座のベガ)を隔てて
天の川が蒼白く横たわっています。
そしてもう一つの一等星,はくちょう座のデネブとともに
壮大な夏の大三角を夜の静寂(しじま)に解き放っています。
天空のロマンスにしばし想いを馳せましょう。
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更新日: 2015/07/07 |
てんかんは、 一時的に意識が混濁して不明瞭な行動を繰り返したり、
体全体が緊張する強直(きょうちょく)けいれん発作などが繰り返し起きる ことが特徴です。 漢方は、脳神経のリズムが変調を起こさないような脳内環境に戻すことを 目的としています。 発作の予兆などを感じた時に頓服として使う速攻性の高い「牛黄」も 心強い味方です。 |
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更新日: 2015/05/27 |
日本老年医学会は10年ぶりに「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」を改定し、高齢者への使用の中止を考慮すべき薬の一覧表を盛り込むことになりました。 ストップリストには、認知症の患者に投与すると脳血管障害などの可能性を高めるとして抗精神病薬。認知機能の低下を招くとした睡眠薬。腎機能の低下した患者に対して、甘草を含む漢方薬も含まれています。漢方は年齢や体力などを考慮した上で処方が決定されます。さらに胃腸機能や腎機能も大切な情報源です。当然、高齢者には補剤という攻撃力より守備力を補う処方が使われます。
アンチエイジングとは「老化防止」という意味です。古代中国では、老化の原因が腎機能の低下と密接に関わっていることに気づいていました。毛髪が薄くなり、老眼や白内障、難聴や耳鳴り、排尿障害、骨密度の低下、腎性高血圧、糖尿病などには多種多様の補腎薬を使います。 |
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更新日: 2015/04/16 |
うっ帯した気分を晴らす、気を開く、意識をはっきりさせる目的の
漢方生薬のことを言います。 中でも「牛黄」は脳卒中発作時の急な症状や後遺症などに適用しますが、 認知症の重い症状にはとりわけ良好な経過を示すことがあります。 うつ症状、集中力の低下、不眠にも速攻力を発揮します。 |
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更新日: 2015/03/27 |
世界中の権力者が不老不死の薬を欲しがった時代がありました。
秦の始皇帝は不老不死の薬と信じて飲んだ薬で寿命を縮めてしまいます。 不老不死の薬などどこにもないことがわかりました。 それでも、重い病気にかからなければ天寿を全うすることが可能です。 そのためには予防という概念が必要です。 病気にかからないようにするか 未病のうちに回復させるか そのために要する費用と、病気にかかってから治療に要する費用ではどちらが 大きいでしょう。 しかし、病気には治る病気と治らない病気があります。 いづれにしてもこころとからだの苦痛は費用には換算できません。 自分自身だけでなくご家族に対する負担も考えなければなりません。 高齢になるにしたがって最も用心しなければならないことは ○ 脳梗塞や心筋梗塞などの循環系疾患 ○ 認知症などの脳の老化 ○ がん それらは日常の食習慣、ストレス、睡眠時間、体温、運動量などが原因要素の、 高血圧症、高脂血症、糖尿病、消化器疾患、免疫力の低下などに 大きく関わっています。 生活習慣の見直しと漢方でご支援したいと思っております。 |
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更新日: 2015/02/11 |