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40歳代 女性 
 「Googleで調べたんですが、周りに何もないですね」
 そう、何もないのだ。後ろには小高い丘を控え、前には瀬戸内海が広がっている。ただ僕の薬局は100メートルくらい海と離れているから、直接海を眺めることはできないが、Googleで見てみたら、海がすぐそばまで迫っていることが分かるだろう。
 数ある薬局の中で、よりによってこんな僻地の薬局を見つけて、なおかつ選んでくれたことを話題にした時に、関東圏に住む女性が言った言葉だ。この恐るべし立地を帳消しにしてくれる閃きがあったらしいが、詳細は忘れた。
 過敏性腸症候群の診断を受けているらしいが、僕にはその診断名がしっくりこなかった。もっとも具体的な症状を教えてもらうと病院では当然その診断名がつきそうだが、それでもなお僕はしっくりこなかった。大腸検査までしていただいて、たかが薬剤師ごときが異論をはさむのは分不相応かもしれないが、「しっくりこんもんは、こんのじゃあ」
 また、病気や局所的な症状を見るのではなく体全体を観察し情報を集め、その情報を統合、分析し診断と証(弁証)を導き、それにのっとり処方を決める中医学の弁証論治も僕は出来ない。
 僕は内視鏡検査の結果と、その女性から頂いた多くの情報で煎じ薬を作り飲んでもらっている。初めて煎じ薬を郵送した特に、処方の意図を書いて同封したのだが、そこには一言「ケツノ穴が小さい人を大きくする薬」と書いておいた。まことに下品な言葉かもしれないが、僕の意図がこの言葉にすべて含まれている。
 日常でも「あいつはケツノ穴が小さい奴だな」と言う表現は使われる。肝っ玉が座っていないという意味だが、僕はその意味と肛門の痙攣をかけ言葉で表現した。この一見下品な言葉が腑に落ちたらしくて、まさに何十年ぶりかの自然なお通じを体感していただいている。
 周りに何もない過疎地の薬局で、下品な言葉遣いしかできない、理論も何もない薬局だが、現代医学の知見と本人の訴えをうまく組み合わせられれば、このようなヒットも珍しくない。病院も本人も便秘の治療で済ませていたみたいだが「違うじゃろう!」
 今ではこの女性自身も、僕が放った言葉を自然に使ってくれている。下品でごめん。岡山弁でごめん。ハンサムでごめん。鈴鹿王子君のお母さんの実家と近所でごめん。

70歳代 女性 
コロナに感染した後から、鼻と顎の間に「ベチョッ」と鼻がへばりつき、1日中気持ち悪かったのが、「気がついたら鼻が喉に降りていた」まで回復して、毎日気分が爽快らしい。「あのままずっと続くんだったらノイローゼになっていた」くらいつらかったらしい。

50歳代 女性 6(過敏性腸症候群 腹痛 下痢型)
お世話になっております。先週末、〇〇(外国)を楽しんで帰ってきました。
緊張からくる下痢の旅行用と胃腸風邪の薬を持っていきましたが胃腸風邪の薬は使用せずに済みました。
下痢の方は初日に別にお腹が痛かったわけではないのに空港でトイレに入ったら軟便だったので不安になってしまい、病院で貰った下痢止めを旅行中、煎じ薬の旅行用と一緒に朝・夜と飲んでいました。
本当なら煎じ薬だけでどうなるのか?様子をみてみたかったのですが海外ということもあり勇気が出ませんでした。でも、いつもなら病院の下痢止めを飲んでも下痢は止まっても腹痛があったり、下痢の事が気になったりするのですが、今回は腹痛も全くなく下痢の事も気になりませんでしたし、いつもなら食べたいものも我慢しますが今回はみんなと同じものを食べることができました。
週末にはお花見と食事にでかけましたがそこでも腹痛にも下痢にもなりませんでした。

30歳代 女性 
服用していただいてから7か月で、やっとガス漏れに効果が出て来た。おなかにガスで溜まるとか、お腹が鳴るとか、頻便はすぐに効果が出てきたが、ガス漏れはやはり時間がかかってしまった。ただ、ガス漏れのことが頭にない時間が結構増えたらしくて、生活が楽だと喜んでくれた。声もずいぶん明るかった。何年、何十年と困っていた方が、2週間で結論を出してしまうのを経験することがあるが、もう少し頑張れば人生が変わるのにといつも残念でならない。

20歳代 男性 (過敏性腸症候群 ガス腹)
目が覚めている時には四六時中ガスでお腹が張り、吐き気に襲われる。げっぷでもおならでも出てくれれば一瞬は楽になるが、すぐ元に戻る。病院巡りをしているがデパス以外効かない。勿論デパスで少し楽になってもすぐに戻るが、その少しの時間でも楽でいたいのでデパスが手放せない。
以前は安全な薬と言われ先生がいくらでも処方してくれていたが、今は先生があまり飲まないほうがいいと言い出した。そこで心配になって相談の電話を頂いた。
 漢方薬でデパスと同じ働きが出来るものを作ればいいので、心を安定させ内臓筋肉の硬直が防げるような組み合わせを考えた。本人にとっては安全なデパスがあればいいので、漢方薬だから1日3回安心して飲めると喜んでいた。2週間分を2回飲んでいただいた辺りから、お腹の張りが明らかに弱くなり、吐き気を感じることが圧倒的に少なくなってきた。余程嬉しかったのだろう、そのことを電話中に10回くらい繰り返して口から出した。


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