今年6月,副鼻腔炎のご相談がありました。
鼻が詰まり匂いがわからず黄色い鼻汁が絶えず出る、とのことです。
症状は一年以上前から続き、病院で抗生物質を飲むと症状は軽くなるが、
やめるとまた症状が出てくるそうで、時には自分の鼻の匂いを感じることもあるそうです。
副鼻腔炎は、改善に時間がかかることを伝え、
漢方薬のフジビトールをササヘルス、カルシウムと一緒に一か月分出しました。
フジビトールに入っている細辛という生薬は
スーッとする香りがして直接鼻粘膜に触れて鼻を通す効果があります。
そこで店頭でフジビトールのカプセルを開けて中身を熱湯で溶かすと、
あたりに細辛の芳香が漂いましたが、相談者はぜんぜんの匂いを感じませんでした。
一か月後、絶えず出ていた鼻水が、ほとんどでなくなっていました。
まだ鼻づまりはあるが、鼻をかむ回数は減ってきています。
引き続き薬を飲んでいただきました。
そして薬を飲み始めて半年後の今日、
副鼻腔炎がすっかり治りました、と、来店されました。
ササヘルスのお湯割りをお出しすると、
ササの匂いがわかるようになった、と言いました。
治るまでに半年もかかりました、というので、
慢性の副鼻腔炎は治すのは難しく、半年は最短コース、
食養生を守り、お薬をちゃんと飲んでくださったからですよ、
と伝えました。
副鼻腔炎は治らない、とあきらめている方が多いようですね。
たかが鼻づまり、と軽く考えている方が多いのですが、
喉痛や頭痛、睡眠時無呼吸症の原因にもなり、これは深刻です。
口呼吸になるため酸素の取り込みは減り、その損失は甚大です。
副鼻腔炎は漢方薬できちんと治せます。
副鼻腔炎が治ると、カラダは今よりずっと快適になります。
副鼻腔炎でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。
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更新日: 2016/12/29 |