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54歳の主婦。小柄・痩せ形。

2年前からの手から手首にかけての皮疹。皮膚科でステロイド治療を続けるが、使うとよくはなるが、徐々に薬の効果がなくなり、少しづつ、強い薬に変わっていくのが、わかって漢方薬を希望されてきた。

病名は、湿疹、自家感さ性皮膚炎、主婦湿疹と皮膚科によって、まちまちであったとのこと。

両手だが、左手のほうがひどい。どうも左利きで、よく使うせいかもしれない。手掌から指掌にかけて、特に親指と差し指の間がひどく、乾燥し、亀裂、掻破痕、皮膚の剥離もおこしている。

始めは、定番の十味敗毒湯、越婢加朮湯などを使うが、効果なく、消炎作用の強い消風散(しょうふうさん)を飲んで少し、よくなった。冬になって、また皮疹が悪化してきた。

こんどは、保湿作用もある漢方薬(四物湯)も入った温清飲(うんせいいん)に、患部は紫雲膏(しうんこう)厚く塗って、ガーゼで保護するようにした。

すると、わずか2週間ほどの漢方薬の服用と塗布で、赤味を残すだけになった。さらに続けること2ヶ月で、ほとんど患部は正常になった。

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いろいろ、漢方薬も試さないと、効く薬に当たらないようです。


 

蕁麻疹・・寒冷

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



ここ数年、毎年冬になると、蕁麻疹ができては、皮膚科で、抗ヒスタミン剤をもらって治していた。ところが、この年はいろいろな抗ヒスタミン薬を飲んでも、ほとんど皮膚に変化は起きない。困り果てて漢方薬を思いつく。


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年齢48歳のバス会社の管理職。身長165cm、体重60kg
舌はやや歯痕はあるが、舌苔はない。

見ると、真っ赤な小さい地図状の丘疹がでて、いたる所に掻破痕ができている。

冬の蕁麻疹は風寒によるものなので、皮膚面の感温調節の機能異常ととらえ、表(皮膚)の調節をはかる漢方薬の桂麻各半湯(けいまかくはんとう)を煎じ薬にて、飲んでいただく、半月の服用で、ほぼ皮疹は治まった

しかし、漢方薬をやめるとまた丘疹性の蕁麻疹がでてとても痒い。

ほとんどは、この状態になると、出なくなるものだが、皮膚の寒温調節機能が回復していないので、この働きを上げるために、 玉屛風散(ギョクヘイフウサン)を煎じ薬にして、しばらく飲むようにお願いした。

この漢方薬を飲むと、温度変化(寒さ)に強くなり、蕁麻疹は出なくなり、翌年の冬もいつもは出てくる蕁麻疹に悩まなくなった。

痛風発作

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



54歳の会社社長。

 ある朝、電話相談があり。本人ではなく、代理のかたから

10日前から、右親指の付け根が腫れて、激しく痛んで、会社も出られないでいるという。急性の痛風発作の痛みなら、救急病院に行ったらと、お話するが、本人は、どうしても新薬の薬は飲みたくないとの、事で、痛みをこらえている。漢方薬なら飲んで良い?というので、電話をしてみたという。

それなら、とりあえず漢方薬を、しかしエキス剤では心もとないので、煎じ薬にして作るからと返事をした。

数時間後、代理の家族の方がらい局されて、話を伺う。

1年以上も前から、尿酸値の高いことは、定期健診にて知っていて、10mg/dl~11mg/dl もあり、このままだと痛風発作が起きることも医師に指摘されてきた。しかし、食事制限や、薬も飲まずにきた結果とのことだった。(ほとんど外食)

症状は、右の足親指の付け根というか、指全体が倍近く腫れあって、半歩でも動かせない状態とのこと。

高尿酸血症の疼痛(痛風)に使う、麻黄赤芍湯(まおうせきしゃくとう)を煎じ薬にして、飲んでいただくが、家では作れないとのことなので、自動煎じ分包機で、真空パックの煎じ薬を作り、お渡しした。


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3日ほどで、痛みは半減し、7日ほどで、腫れもひいてきた。続けて飲んでいただいているが、血液検査だけは、定期的に受けるようにアドバイスした。

 



75歳の主婦。

3年前からの、左手親指と両手掌部の角質の剥離と乾燥、亀裂があり、水が沁みる事がある。


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皮膚科で診てもらうが、田舎で、診察してもらうのが遠距離で大変なため、続ける事ができないで困っていたところ、娘さん紹介されて、来局する。

手を見せていただくと、まさしく、上記症状で、常に包帯や手袋を巻いて、家事をこなして、不便だという。

はじめは、エキス剤希望だったので、温経湯(うんけいとう)の内服に、紫雲膏(しうんこう)を朝夕、塗布してもらった。

1ヶ月後、良いが、剥離は相変わらず、そこで、手足先の冷えを訴えも考慮して、煎じ薬に変更し、当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)を、温経湯に合わせて、煎じ薬にして、飲んでいただく。

続ける事、半年で、手‣指ともに、つるつるになり、喜んでいただいた。

   

 

63歳の男性。

3年前から、健康診断の時に、血糖値が高いと指摘されてきたが、無視してきたところ、2週間前の検査時に、HbA1cが6.7で、抗糖尿病薬の服用を指示された。

本人は、新薬の薬に抵抗があるため、漢方薬での治療を求めてきた。

ふつう、あまり糖尿病のかたは、治療を中断してしまう方が多いので、適当にしてしまうが、この方は10年前に、数年間漢方薬の服用の履歴が当薬局にあるので、相談に応じることにした。

体格は、身長173cm、体重80kg、肥満体。やや口が渇き、水分摂取が多い傾向以外、尿回数も1日5・6回で、異常はない。

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この軽症糖尿病に、体質改善を目的に、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)に五苓散(ごれいさん)を加味して、飲んでいただく。

食事の注意は間食を一切やめていただき、炭水化物(米・パン・うどんなど)の量を意識的減らすように指導した。もちろん運動量は増やすには当たり前になった。

2ヶ月後には、体重が80kgが72kgに減り。HbA1cも6.1になり、さらなる低下がみられるようになった。

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竜胆瀉肝湯には、糖尿病に特徴的な細小血管障害を予防し、治療する。血流改善作用と同時に止血作用があり、網膜症、腎症などの進行を予防、治療すると考えられている。(病名漢方治療の実際から)

   

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