今回より漢方ではなく西洋薬の成分についてお話を進めていきます。
今回はアミノエチルスルホン酸についてですが、これよりも「タウリン」といったほうが聞き覚えがあると思われます。
ハマグリ、カキ、タコ、イカ、アサリ、シジミなどにも含まれていまして、薬効として血圧降下作用、コレステロール低下作用、肝細胞保護作用などがあり、筋肉の収縮を助けるため心不全の治療にも用いられます。
これらの薬効の中でも特に注目されているのが肝臓に対する効果です。
タウリンには胆汁酸の分泌を促し肝臓の働きを助け、肝細胞の再生を促し、その肝細胞を丈夫にする働きがあります。
つまり飲酒などによる肝機能低下や生活習慣病などに効果が期待されます。
白鵬丹にはタウリンが配合されているためこのような効果が期待できるのです。
続きはまた次回に...
白鵬丹のお話(その6)
栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)
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更新日: 2011/05/18 |