瓊玉膏とはどのようなお薬であるか、ずっとご紹介してきました。瓊玉膏は、『瓊玉膏とは①』でお話したように、アンチエイジング、美容効果、病気になりにくい体をつくるという主に三つの効果があるお薬です。
前回まではアンチエイジングと美容効果についてお話してきました。今回からは、瓊玉膏と病気にかかりにくい体をつくることについて、ご紹介していきたいと思います。
瓊玉膏の効能は、『瓊玉膏とアンチエイジング①』でお話したように、漢方では『填精補髄』という言葉で説明されます。『填精補髄』とは、『精』を充填することによって、『髄』を補うことです。『精』とは、人体すべての物質の基本になるもののことで、成長・発育の促進作用や、体の抵抗力を高めてくれる働きがあると考えられています。
つまり瓊玉膏は、『精』を満たしてくれる効能があるので、体の抵抗力を高め、病気にかかりにくい体をつくるのです。
以上が漢方的にみた、瓊玉膏がなぜ病気にかかりにくい体をつくるかの理由になります。さて病気にかかりにくい体とは、免疫力が高い体ということです。次回は、瓊玉膏と免疫のお話をしたいと思います。
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更新日: 2016/11/10 |