湿度による体の不調についてお話ししています。今回は、体に水分が停滞すると起こる症状のうち、胃の不調にしぼってご紹介したいと思います。
湿度の高い時期に、冷たいものを取り過ぎるなどしてしまうと、体に水分が停滞し、胃腸の働きが低下してしまいます。その結果、栄養分が消化・吸収されずにそのまま排出されてしまうため、下痢や、軟便といった、水分代謝の異常による症状が起こってしまいます。また、胃腸の機能の低下により、食欲がない、少ししか食べられないといった、食欲不振になることもあります。この胃腸の機能の低下は、、倦怠感や、疲労感を引き起こすこともあります。
この湿度の高い梅雨の時期に、だるさや食欲不振、下痢などの症状のある方は、もしかしたら、高い湿度が原因かもしれません。
次回は、湿度が高いこの時期をのりきる方法について、お話ししたいと思います。
湿度が高い時期の過ごし方②――高い湿度は胃の不調を招く――
栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)
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更新日: 2017/07/10 |