今回は肺と大腸の間に密接な関係があるということと、瓊玉膏についてのお話をしたいと思います。
大腸の働きが低下すると、便秘がちになります。そうすると、腸内の悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化してしまいます。そうすると、
『瓊玉膏で病気にかかりにくい体に⑤』でご紹介した
腸管免疫の働きが低下し、免疫力も低下するのです。
『瓊玉膏で病気にかかりにくい体に⑥』でお話したように、肺は免疫力に大きく関わる臓器です。つまり、大腸のトラブルによって腸管免疫の働きが低下すると、肺の働きが失調するということです。言い換えると、
便秘は免疫力の低下を招くということです。これが肺と大腸の間には密接な関係があるということの理由になります。
さて、瓊玉膏は
『瓊玉膏と美容⑦』でご紹介したように、便通を良くする働きがあります。便通を良くするということは、腸内環境が改善されるので、免疫力を高くすることに繋がります。つまり、瓊玉膏を飲むと病気にかかりにくくなるというのは、この
便通を良くする効果が理由の一つとなるのです。
このことから、瓊玉膏は『肺』と『大腸』に効く薬であるともいえるでしょう。
今まで7回に渡って、瓊玉膏を飲むと病気にかかりにくくなるということについてご説明してきました。次回はそのまとめをしてみたいと思います。