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 今回は、漢方における肺と大腸の考え方について、ご紹介したいと思います。

 まず漢方における肺の考え方についてご説明しますが、その前に前提として、この肺というのは、西洋医学の肺とは別の概念になり、漢方医学独特の考え方となります。後で説明します、大腸についても同様です。

 漢方医学における肺について一言で説明すると、体の気と水の代謝に関わっている臓器となります。そして、この肺の働きが失調すると、様々なトラブルが起きますが、その一つとして、体のバリアの働きをする衛気の力が弱まり、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。
 次に大腸ですが、この臓器は、食べ物を消化・吸収したあとにできた残りかすを、便として生成・排泄する働きがあります。

 さてこの肺と大腸ですが、一見なんの関係性もない臓器同士に見えますが、漢方では密接な関係があるとされています。それは、臓腑の表裏関係によって、陰陽の関係を持つ臓器とされているからです。
 五臓六腑という言葉があります。五臓とは、肝・心・脾・肺・腎、六臓とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦のことです。この臓腑には表裏関係、すなわち密接な関係がある臓腑の組み合わせがあり、それは肝と胆、心と小腸、脾と胃、肺と大腸、腎と膀胱が該当します。
 肺と大腸に密接な関係があるというのは、今までご説明しましたように、臓腑の表裏関係によるのです。

 漢方では肺と大腸の間に密接な関係があるということは、ご理解いただけたと思います。では、実際にはどうなのでしょうか。やはり、肺と大腸の間には、とても深い関係があるのです。
 次回はその点についてお話しし、さらには瓊玉膏が肺と大腸の薬でもあるということについても、ご説明していきたいと思います。


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