昨日、我が家のコーギー犬が、散歩の途中で歩けなくなりました。3歩ほど歩いて、座り込み足の裏を舐める。また、3歩歩いて、足の裏を舐めるの繰り返しでした。
何か、刺さっているようでもなく、また、足の裏を切ったようでもありません。
家に戻り、足の裏を観察しようとしましたが、痛いらしく、触らせてくれません。痛みが増してきたのか、ぐったりと横になり、呼吸も荒くなりました。
荊防敗毒散を舐めさせると、残らず舐め、足の裏には、紫雲膏をつけました。
3時間後、足の痛みが和らいだのか、床に足をつけるようになり、ゆっくり歩くようになりました。また、荊防敗毒散を服用させました。
その後5時間後には、走って散歩もできるほど回復しました。念のため、荊防敗毒散を服用させようとしましたが、今回は、舐めようとはしませんでした。
犬は、証が合えば、漢方を服用すると聞いていましたが、治ると一切口に入れようとしない愛犬を見て、なるほどと納得し、面白い経験だったと思います。
公園に殺虫剤を散布したと後で聞き、きっと殺虫剤で芝生に落ちた「イラガ」を踏んだのではないかと思われます。
犬の漢方治療 荊防敗毒散
漢方薬局 桃仁 (栃木県下野市)
ツイート |
更新日: 2012/09/04 |