こんにちはジメジメとした梅雨の季節、皆様いかがお過ごしですか。
ワールドカップ真っ只中、「寝不足ジャパン」ということで(笑)、今回は不眠についてお伝えします。
中医学では、「神明を主(つかさど)る」臓である「心」の働きが乱れるために、不眠が生じるとされています。
具体的には、体を構成する気血水の不足から、体の中心部に熱が潜伏してしまう状態です。
実際に、身体は深部体温が下がることにより眠れる仕組みになっています。
漢方では、体に溜まった不要な水を流してあげることで潤いを取り戻したり、陰血(体液)を潤したり、冷ましたりすることで眠りをもたらします。
方剤では、潤す効果の最も高い「天王補心丹」、不要な水を流す効果の高い「温胆湯」、その中間にあたる「帰脾湯」などがあります。
その他にも、生薬には「安神作用」のあるものが多くあるので、煎じ薬で飲んでいただくのもいいかと思います。
まずは、気軽にご相談下さい
梅雨の中休み
和漢薬舗 東洋堂 稲垣薬局 (東京都武蔵野市)
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更新日: 2018/06/25 |