いよいよ梅雨に入り湿気が身体にまとわり付き、体がだるい・重いと感じる事が増えました。
皆様は如何ですか?
今回より数回に分け梅雨時の体調について漢方に見ていきたいと思います。
第1回目
「土用の丑の日に鰻を食べて元気をつける」と云うのはよく知られていますが、これは平賀源内が考えたといわれているそうです。
漢方の陰陽五行説に置き換えて「土用」を考えると、木(春)火(夏)土(長夏(日本の梅雨))金(秋)水(冬)の【長夏(梅雨)】=【土】に当たる季節になります。ここから梅雨の時期が土用と云われるのでしょう。
そして、滋養強壮の為に「うなぎ」を食べ体調不良を予防しようという事ですね。
それから、この湿邪の時期は「甘いもの・脂っこいもの・冷たいもの」のとり過ぎに注意しましょう。