前回、”気滞血瘀”の説明をしましたが、
”瘀血”になる理由は、他にもあります。
まず一つ目は、事故、ケガ等が原因でおきる場合。
ケガ、骨折等により急に経絡が寸断され、
そこに”瘀血”が生じます。
ケガをして痛くなるというのは”瘀血”の症状なのですが、
ケガが治っても、”瘀血”は完全に修復しておらず、
天気が悪い日に痛んだり、朝起き掛けに痛んだりします。
この場合の”瘀血”の改善には、活血剤を使います。
また、ギックリ腰のような、
キリキリとした急激な痛みに対しても、活血剤を中心に使います。
この場合の発症因子は、”内因、外因、不内外因”の中の、”外因”になります。