お薬のご注文・ご相談は、お早めにお願い致します。
記
休業日
8月11日(木)~8月14日(金)
尚、8月15日(月)からは通常通り営業いたします。
前回に引き続き、この時期用いられる漢方薬のお話です。
前回、六君子湯を例に挙げましたが、六君子湯は元来、胃下垂気味で食欲が低下した方に向いています。 また、気分が塞がって、食欲が更にない方には、縮砂、カッコウを加えた香砂六君子湯が向いています。 そして、更に食欲を出させるためには、消化を助ける晶三仙茶を組み合せます。 また、胃内停水といって、飲み物を飲んだ後に胃の中でチャポチャポ音がする場合、六君子湯でもいいのですが、 茯苓飲も使います。この場合、舌の苔等を診て最終的に判断いたします。 次回は、舌の苔についてお話したいと思います。 |
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更新日: 2016/07/06 |
湿気の多い梅雨時は、脾が弱まりやすい季節となります。
脾は、湿を憎むといいます。湿には、内湿と外湿があり、 内湿は、冷たいものを食べたり飲んだりすると、体内で生まれる湿邪のことで、外湿は、外気の湿邪のことです。 この、内湿と外湿の邪が合わさると、脾を弱くさせ、食物の気を授かることができなくなり、気と津液が身体の中で作られなくなってしまいます。 このため、この時期は疲れやすく、だるい、むくむといった症状が現れやすくなります。 この時、用いられる漢方薬で、気を補うものに人参が、湿を除くものに白朮、半夏が良く使われます。 代表的な処方は、六君子湯になります。他にもありますが、それはまた次回にいたします。 |
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更新日: 2016/06/29 |