あるアイドルの方が
パニック障害であるとの報道がありました。
私どもは、50年以上前より
パニック障害の漢方療法を行っております。
当時は、不安神経症、心臓神経症、自律神経失調症
という表現の方が多かったと存じます。
原因は、予期不安になります。
「~なったら、~なってしまう、どうしよう」
と不安になります。
一番多いのは、閉じ込められた所でなります。
例えば、電車の中、高速道路(混雑している)、飛行機の中など。
自分からは、すぐその場から動けない様な場所です。
閉所で起きます。
多い症状では、胸苦しい、息苦しい、動悸などです。
また、フラフラ感、喉の違和感、詰まった感じ等もあります。
漢方では、胸苦しい、息苦しいは、肝の失調と考えます。
これが長く続くと、心に及んで
動悸、不眠へとつながります。
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更新日: 2021/04/02 |
当店では、
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) で来店される方もいらっしゃいます。 低用量ピルを服用されている方でした。 妊娠を希望され、 ピルをやめて漢方薬を服用したいとの事でした。 元々、生理痛が激しく、 PMS(生理前症候群)もあったので、 ピルを服用されていました。 「漢方薬を服用して、 生理痛もなくなり、生理も40日位で来潮しました。 PMSも減り、体調が良くなっています。」 と、嬉しいご報告を頂きました。 |
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更新日: 2020/11/17 |
最近、不妊症(妊活)で
漢方薬を求められる方が、多くみられます。 生理痛があり、生理前の月経前症候群(PMS) がある方も多くみられます。 多くの方は、舌を診ると、暗紅色の方が多く、 舌裏の血管にも怒張(舌裏の静脈が浮き出ている状態) がみられます。 私共の経験から、 活血剤(桃仁、紅花等が入っている漢方薬)と 疎肝理気薬(柴胡、芍薬等が入っている漢方薬) を組み合わせて作っています。 早い方ですと、1-2カ月で妊娠される方もいます。 妊娠してからは、 安胎を目的にした漢方薬に変えています。 4-6カ月位になれば、安定期に入りますので、 それまでを目安に服用して頂いています。 |
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更新日: 2020/11/11 |
コロナで外出自粛が続き、
また将来への不安感もあり、 最初は不安感、胸の圧迫感、息苦しさなど パニック症状の様なものが出現する方が 多くおられます。 又、気力が出ない、やる気が起きない という方もおられます。 漢方では、気虚という考え方で治します。 気は肝の働きで全身に気を巡らせます。 この気は脾によって食物より得られる物です。 この脾が元々やや弱く肝の失調によって 肝→脾を弱める(肝脾不和といいます)ことにより 脾虚(気がつくれない)となり、 少々に事で疲れ易く、やる気が起きなくなります。 こういう時は、 疏肝理気薬(柴胡疎肝湯、四逆散他) また気を補う人参などが入った物を使います。 理気するようなものを同時に使う必要もあります。 |
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更新日: 2020/10/21 |