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今年は雪が多くて、腰痛や肩背痛になった人も多かったです。
ずうっと家に閉じ込められていたので、春が来て桜の便りが聞こえるようになると外に出て身体を動かしたくなるのも人情ですね。
しかし、やり過ぎはいけませんね。
Jさん、33才女性の事務職の方です。数年前にコアリズム(腰を8の字に回す運動・・・だそうです)で腰を痛めました。何でもしばらく一生懸命やっていたらウエストに”くびれ”が出てきて、嬉しくなってガンガンやったら腰痛になり(何もそこまでやらなくても・・・)、哀れ「ぼん!きゅっ!ぼん!」は夢と散りリバウンド(?)してしまったそうです。
そして今年は・・・ウオーキング(有酸素運動)ダイエットだそうです。
「まあ、見ていてくださいよ」とJさん。

かなりストイックにガンガンやる性格だからなあ、大丈夫かなあ?と心配していたのですが、1か月後「足が痛くなったので今は休んでいる」との事です。
痛むところは足首の関節の甲側、やはりオーバーワークによる炎症のようです。それ以外には足の甲の中間の動かない関節(リスフラン関節)に圧痛がありました。

こういう場合、お灸が意外に効くのです。
痛いところに台座付きのお灸(せんねん灸など)を据えてもらったところ、2週間位で痛みはほぼ無くなりました。

筋肉の強化や柔軟性の向上に運動する事は大切ですが、痛くなって運動できなくなる程の運動をしちゃいけませんよね。

何事もほどほどにね、楽しくやりましょう。

”ジェネリック”とは「一般的な」とか「銘柄に拘らない」という意味で、最近は”ジェネリック医薬品”という言葉を良く聞くのではありませんか?

ちなみに、ジェネリック医薬品は先発品(一番初めに売り始めた薬、独占権がある)が世に出てから20年以上経過してやっと製造販売が許可されるものなので、現在発売されているジェネリック医薬品(の先発品)は全て20年以上前に作られたものなのですね。

最近気が付いたのですが、ジェネリックの無い”抗生物質”ってほとんどありません。
例えば、クラリス、クラリシッド、フロモックス、セフゾン、メイアクト、セフスパン、トミロン、バナン等々、汎用されている抗生物質の大部分にはジェネリック医薬品が存在しており、多く使われているのです。

聞いたことがあるかもしれませんが、この頃「耐性菌」と言って、抗生物質が効かない細菌が増えています。上気道感染症(扁桃炎、気管支炎など)や耳鼻科感染症(中耳炎、副鼻腔炎など)に罹ると色々な抗生物質をとっかえひっかえ使ってもなかなか治らない方が多いです。
何故なら、細菌をやっつける薬、すなわち抗生物質は、ここ20年以上新しいやつが出ていないのです。
耐性菌(抗生物質が効かない細菌)が増えているのに、新しい薬は作られていない訳ですね。

さて、どうすれば良いのでしょうか。
まず、考え方を変えて下さい。抗生物質で細菌を殺して治すのでは無く「病気を治せる身体」を作っていくのです。
例えば、子供なら小建中湯とか黄耆建中湯などで身体づくりをしましょう。
大人の体質改善(なかなか難しいですが)には柴胡清肝散や防風通聖散、五積散などが良いでしょう。
また、感染症自体に対する薬方も沢山あります。皆さん良くご存じの”葛根湯”をはじめ、証に合わせた使い方をすれば十人十色どころか100人いたら100通りの薬方があるのです。

「なかなか治らない」とか「どうもすっきりしない」「体調の回復に時間がかかる」というような人は、是非一度漢方薬を使ってみるべきですね。


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