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いや、暑い日が続いていますね。
豪雨に合った方々、お見舞い申し上げます。

夏の終わりになって「何となく身体がだるい」「食欲が無い」「身体が重い」などと言う相談が増えてきました。
これは暑さによって”脱水”と”水分の過剰摂取”を繰り返した結果『脾虚』となり、またエアコンの使い過ぎによって体温調節機能が乱れ『表虚』に陥ったのです。
こんな症状には補中益気湯や清暑益気湯、六君子湯や黄耆建中湯などが有効ですが、ここはやはり基本通り「消化の良い食事」と「十分な休養」が決め手になります。

また、その結果巡り巡って「水毒」症状として『めまい』を訴えることが少なくありません。
治療には苓桂朮甘湯、沢瀉湯、真武湯など「水」を排出させるものが多いですが、時として「水毒」とは関係の無い『めまい』もあるので注意が必要です。

例えば、「心火」による血圧上昇に伴う『めまい』には瀉心湯類(三黄瀉心湯、黄連解毒湯など)が有効ですし、「気うつ」によるストレス症状の『めまい』には柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散などが効くことがあります。

先日来店された方は、普段から”慢性の肩こり”と仕事上の”ストレス”があり、最近になって『めまい』も酷くなってきたそうです。
漢方クリニックで診てもらってもよくならない。これまで使われた薬方は真武湯、苓桂朮甘湯、当帰芍薬散、真武湯に加えてメリスロン、アデホス顆粒、イソバイド液など。何とかなりませんか?という相談です。

これは「水毒」では無いと考え、抑肝散と葛根黄連黄芩湯を併用してもらったところ2週間で症状は改善されました。

台風11号は各地に甚大な被害をもたらしたようです。

被害に合われた皆さん、お見舞い申し上げます。

さて昔から「台風一過」と言って、台風が行くごとに秋が深まるものなのですが、今年はそうもいかないようです。
相変わらず”猛暑”の残暑が続きそうです。

毎年のことなのですが、特に立秋を過ぎると暑さで体調を崩す方が多くなります。
やれ六君子湯だ、ほれ補中益気湯だ生脈散だと色々な薬方が夏バテに有効なのではありますが、だいたい無駄な無理を重ねてヘロヘロになっている人が如何に多いことか。

皆さん、無理しちゃ駄目ですよ。

確かに健康の三原則は①栄養②運動③休養なのですけれど、「栄養とらなくちゃ~」って”脂ギトギトの焼き肉”や”辛~いカレーライス”を食べたって元気にはなれません。同じように「運動しなくちゃ~」と炎天下でマラソンしても逆効果。

こんな時にはね、無理しちゃ駄目なんですよ。
知ったかぶりした奴らが『健康のためには〇〇しなくてはならない』とか『1日何グラム✖✖を食べなくてはいけない』とか・・・、余計なお世話ってもんです。

もう少ししたら楽になりますから、今は身体を休めてね、ゴロゴロしてても良いんですよ。
健康の三原則の③、”休養”も大切な要素なのですから。


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