前回(4)としましたが(5)の間違いでした。今回は(6)ですね。
時どき「心臓がドキドキする」「冷や汗が出る」という相談を受けることがあります。
狭心症か!?不整脈か?と思うと、それ程緊迫した様子もありません。
聞けば普段は息苦しいとか意識を失ったりもせず、突然起こってそのうち治るのだそうです。
病院ではこういった症状を「パニック障害」と診断し、安定剤やSSRI(選択的セロトニン再取り込み抑制)抗うつ薬を使います。
特にSSRI系抗うつ薬は、飲んだり飲まなかったり、または突然飲むのを止めると体調に悪影響がありますので注意が必要です。
症例)
30代主婦、ある日突然電車のホームで動悸と眩暈に襲われ、家族に迎えに来てもらった。それ以後、電車に乗るのが怖いとのことです。
病院から安定剤を処方されていましたが飲む気にならないので漢方薬をというご相談でした。
苓桂甘棗湯を差し上げたところ、4週間の服用でほぼ回復しました。
全ての「パニック障害」が漢方薬で治る訳ではありません。
「証」に合った薬方を探すお手伝いをします。
ご相談下さい。
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更新日: 2016/04/25 |
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一般的に”緊張”は一過性ではありますが身体機能を上昇させます。
アスリートが競技の前に自らを追い込むのには意味があるのです。 私たちの生活でも仕事とかテストなどの時「気合を入れたので成績が良かった」ことがあるでしょう・ ただし日常的に常に緊張しているのは良くありません。 過剰な緊張が続くことが”ストレス”になってしまうのです。 症例) 30代の大学講師、これまでは研究職だったそうですが、先月から学生の授業を担当することになったそうです。最近講義の時緊張して上手く言葉が出ないことがある、顔が赤くなり額に汗が噴き出す、毎日講義の準備で忙しく疲れているのに夜あまり眠れない。病院に行ったところ安定剤と睡眠剤を出されたが昼間眠たくて困る、との事です。 色々な症状がありましたが、緊張が続いたことによる”心身疲労”と考え柴胡桂枝乾姜湯を差し上げたところ次第に体調が回復しました。 全ての”ストレス性疾患”が柴胡桂枝乾姜湯で治る訳ではありません。 証に合わせた薬方が必用です。ご相談下さい。 |
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更新日: 2016/04/24 |
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「悩み事で胃が痛い」
「緊張すると吐き気がする」 「旅先で便秘になる」 「失恋のショックで体重が5キロ減った」 等など、みんなストレスによる消化器症状ですね。 ストレスは自律神経(消化器系を支配)に影響を与え様々な症状を引き起こします。 症例) 20代の男性、専門学校に通っていますが、電車に乗ると必ずトイレ(大)に行きたくなり、何度も途中下車する。学校に着く頃には疲れてしまい授業に集中できないと言います。色々話を聞いてみると対人関係も苦手なようで、極度の”あがり症”でもあります。すぐに顔が赤くなり、口ごもって上手くしゃべれず、顔に汗が噴き出してくる、との事です。 頻回の下痢と精神症状から甘草瀉心湯を差し上げたところ、次第に下痢の回数も減り授業にも出られるようになりました。 彼はシャイな性格で”あがり症”は相変わらずですが、それなりに楽しく学生生活を送っているようです。 下痢に使う薬方は沢山ありますが、大切なのは漢方的な「証」に従って用いることです。 |
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更新日: 2016/04/20 |
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最近、テレビの健康番組や週刊誌の健康特集には必ず「ストレス」の文字がありますね。
普通の生活でも「最近ストレス溜まってね」とか「会社の上司がストレスの元だ」などと仰る方がおられます。 何となく判っているようなそうでもないような・・・”ストレス”とは一体何なのでしょうか? それは 「そうありたい自分と現実とのギャップ(差)」例えば、仕事の能率が上がらない、スマートないい男になりたい、上手に世渡りしたい。 また 「目に見えない外界の条件」例えば暑さ、寒さ、湿度、乾燥、四季、月の満ち欠け、等など。 あるいは 「生体の内部環境(ホメオスターシス)を乱すもの」例えば、病気、気候の変動(台風た低気圧)、ホルモンや自律神経の失調など。 どれも漢方薬でどうにかなる物ではありません。 ただ、何らかの原因によって引き起こされた「症状」に漢方薬が非常に良く効く場合があるのです。 症例) 50代の女性管理職の方、更年期かもしれないが最近眠りが浅く疲れが取れないと言います。病院から安定剤や抗うつ剤も出ていますが嫌なので減らして飲んでいる。良く眠れる漢方薬をと来店されました。 病院の薬をいきなり中止するのは良くない旨説明し、現在の量をそのまま服用して頂き、漢方薬の黄連解毒湯を差し上げました。数日後「とても良く眠れた、でも不味いクスリねえ~」と笑っておられました。 全ての「不眠」が黄連解毒湯で治るわけではありません。 漢方的な判断(証)に合わせて、正しく薬方を選ぶことが大切なのです。 次回「ストレスとは?(4)」では、胃腸の不調についてお話しします。 |
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更新日: 2016/04/18 |
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桜は花が散るとすぐに若葉が芽吹いて一気にその姿を変えてしまいます。
昔からこの時期を“木の芽時(コノメドキ)”と言って、一番精神的なトラブルが多いとされています。 東洋医学における病因(病気の原因)は「気」「血」「水」と考えられていています。 「気」は生体のエネルギーで”目に見えない成分”とされています。気力とか元気とか機能などと考えて頂くと良いでしょう。 「血」は身体を切ると出てくる赤い液体で、けが等で沢山出ると次第に動けなくなり、死んだ人からは出て来ません。血色が悪いと冷えたり痺れたりするため、栄養分や体温などを体中に巡らしているものと考えて下さい。 「水」は生理的・病理的に現れる透明な水分、例えば唾液、涙、鼻水、リンパ液(むくみ)、尿などのことです。 私たちは、この「気」「血」「水」の三要素がバランス良く循環している時には健康なのですが、これらのうち1つに異常が起こると他の2つの要素にも影響を与え、結果として全部が不調になってしまうのです。 “木の芽時”には、寒い冬の間縮こまっていた「気」が春の訪れとともに一気に動き出すために精神的なトラブル以外にも色々な症状が現れて来るのです。 よく「漢方薬はストレスに効果があるの?」と聞かれることがあります。 この質問には「漢方薬はストレスの原因を無くせる訳では無いが、ストレスによって引き起こされた多彩な症状を改善することは出来ます」とお答えしています。 それはそうでしょう、暑さ寒さもストレスになりますが漢方薬でお天道様に文句は付けられません、職場の嫌な上司もどうにもなりません。奥さんが怖いって・・・それも諦めてくださいね。 次回はストレスによって起こった症状に対する漢方治療のお話しです。 |
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更新日: 2016/04/17 |
















