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明日、清原容疑者の裁判が行われます。
本人は「ストレスから逃れるために(覚せい剤を)やった」と言っているそうです。

一般的に”ストレス状態”に置かれると脳内アドレナリン(緊張物質)が過剰に分泌されます。
同時に脳内ドパミン(快感物質)は抑制され、「苦しいばっかり、何の楽しみも無い」と感じてしまうのです。
ですからストレス状態の脳に覚せい剤(快感”類似”物質)を与えると、確かに”ストレスが解消”されたように感じるのです。
ただしストレス解消効果は一過性で、その後の副作用「中毒」「依存症」は一生続き、結局は犯罪者になってしまいます。

しかし、覚せい剤はダメですが「ストレスを何かに置き換える」というのは正しい対処法なのです。
書店でも「〇〇でストレス解消」とか「ストレスを溜めない✖✖生活」みたいなハウツー本が売れているそうです。

ポイントは
①脳に与える”ご褒美”はちょっとだけで良い
ただし
②こまめに与える
という事です。

普段から余り根を詰めずに行きましょうね。

今回で「ストレスとは?」は終わります。

「イライラして、つい食べ過ぎる」と言う方がいます。
そうかと思うと、
「イライラして食欲が無い」と言う方もいます。

良く考えると変ですよね。
ストレスで食欲が亢進したり、減退したりする。
同じ人間なのにね。

●食欲が亢進する場合
ストレス状態は脳内に「嫌なこと」が沢山詰まっています。脳は辛いのが大嫌いなので、楽しい事(食べる)によって脳内ドパミン(快感物質)を増やそうとして食べ続けてしまうのです。まあ大抵はすぐに「しまった、食べ過ぎた!」と後悔することになります。

こういう状態が続くと胃腸自体が疲労したり、荒れてしまいます。ストレス状態の改善は勿論ですが「胃腸症状」に対応した薬方を使います。

●食欲が減退する場合
消化器系は自律神経系(交感神経と副交感神経)の二重支配を受けています。
交感神経は昼間、或いは緊急時に働く神経で、全身への作用は「血圧上昇」「呼吸速迫」「筋肉の緊張」です。
副交感神経は夜間、或いは休養時に働く神経で、全身への作用は「血圧低下」「呼吸緩徐」「筋肉弛緩」です。
ストレス状態では交感神経が優位ですので胃腸の働きは抑制されてしまうのです。

このような場合は心身の緊張をほぐす作用のある薬方を使います。

いずれにしても、証に合った漢方薬を使う必要があります。
体質に応じた薬方を選ぶお手伝いをさせて頂きます。


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