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運動失調とは「身体の動きが思うようにならないこと」を言いますが、原因としては「神経性」と「非神経性」に分かれます。
まず「神経性」で最もよく見られる疾患は『脳卒中』によるものです。
人間の身体の1つ1つの細かい動きは関節ごとに付いている筋肉によって行われています。
全ての筋肉には1本づつ「運動神経」が繋がっていて。脊髄(背骨の中)を通って反対側の大脳半球に届いています。
例えば右の大脳半球から出た神経は左の運動を主るのです。
『脳卒中』で片麻痺(身体のどちらか半分が動かなくなる)が起こるのはそのためです。

脳神経は大変壊れやすく、ほんの数分酸素が行かなくなると駄目になってしまいます。
最近は脳神経自体を保護して、できるだけ脳神経の損傷を少なくする治療法も開発されていますので、「ろれつが回らない」「顔の片側の表情が無くなる」「同側の上・下肢の動きがおかしい」などの症状がありましたら、早急に脳神経科を受診して下さい。

漢方や鍼灸で『脳卒中』を治すことは難しいですが、日々の体調を整え予防に繋げることは可能です。
ご相談ください。

春になると色々な不定愁訴(お悩み)で来店される方がいます。
「貧血なんですが」というお客さんでも色々な症状があるようです。
例えば
①立ち上がるときクラクラする。
②元気が出ない、朝起きられない。
③顔色や爪の色が悪い。

さて、①は「脳貧血」あるいは「起立性低血圧」という症状で、医学的な貧血(赤血球や血色素の量が少ない)とは異なり、いわゆる「自律神経失調症」に含まれます。漢方的に言うと「気」と「血」の病です。
②は「低血圧」という症状で、漢方的に言うと「虚証」と考えます。
③はおそらく「貧血」ですが、他の臓器の疾患が隠れている可能性もあります。漢方的には「血虚」と考えます。

逆に「血」の鬱滞または過剰によって「生理痛が酷く、精神的なイライラが起こる」ことがあります。
これは「瘀血」と言われ、様々な疾患の原因になります。

西洋医学的な病名は、必ずしも漢方薬の適応を正しく表現してはいないのです。

相談される場合、個々に感じている「症状」を出来るだけ自分の言葉で伝えて下さい。
病院で聞いた病名は参考に過ぎないのです。

ゆっくりお話を聞いて「漢方的な病態把握」を行い、貴方に合った「薬方=治療法」を提案させていただきます。


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