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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

6月30日は夏越の祓です。
夏越の祓は、1年を半分にした6月の晦日の30日に執り行われている神事で、心身の穢れや災厄の原因となる罪や過ちを祓い清める儀式です。

どんなことをやるかというと、至って簡単で、参道の鳥居などの結界内に、茅という草で編んだ直径数メートルの輪が作られているので、その輪をくぐることで厄災を祓い清めてくれます。
くぐる時に「水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり」と唱えながら、8の字に3度くぐり抜けるのが作法らしいです。
ちなみに私も何年か前に一度だけやったことがありますが、唱えるのは恥ずかしかったので、くぐるだけにしました。

他に人形代というものがあります。
人形(ひとかた)というのは、人の形をした紙の形代のことです。
この人形に名前を書き、自分の調子の悪いところを撫でて穢れや厄災を人形に移し、身代わりとして神社に奉納して厄払いをします。

ちなみに大晦日にやる年越しの祓は7月1日から12月31日までの半年間の厄災を祓い清めるため、1年分の厄災を祓い清めようと思ったら、この夏越の祓もやらないといけないですね。


清めると言えば、血液の汚れも清めたいですよね。
少しでも楽できるように出来上がりの物だったり、冷凍食品やインスタント食品など加工食品の味も美味しく感じ、そういうのを利用する頻度も増え、添加物やら何やらを摂る量も増えているため、血液も相当汚れているんじゃないでしょうか?
そういうのをからめとってくれるのが緑の色素である葉緑素。
葉緑素は人間の血液の色素であるヘモグロビンと似た構造をしており、緑の血液とも言われています。
ほうれん草や小松菜などに多く含まれています。
葉緑素は生で食べる方が多く摂取できます。
茹ですぎると葉緑素は損なわれ効能も当然低下します。

クマ笹にも葉緑素が多く含まれており、当薬局で扱っているクマ笹エキスは、不安定で変化しやすい葉緑素を独自の製法で安定させています。
当然、生の葉のまま最適な温度で製造しているので、有効成分をまるごと生かすことができます。
さらに着色料・防腐剤・添加物は一切使用してないので、安心安全です。


29日、30日は夏越の祓キャンペーンとして、3本入り、6本入り、12本入りにクマ笹エキスの試供品を何本かつけちゃいます。
(通常では3本入り6本入りには何もつかず、12本入りでようやく1本つくようになっています)
何本つくかは決めてないので交渉してください。
交渉がなければその時の気分で決めようかなと思ってます。
ただし、1本購入には何もつきません。
ごめんなさい。

ご来店お待ちしてます。

ようやく愛媛も梅雨入り?
しかし、雨降らないですね。
台風に期待しましたが、水不足の時って台風でも全然雨降らないんですよね。
他の四国3県では相当雨降ってたのに愛媛だけは降らないどころか晴れてくるという・・・

梅雨の時期は湿度が高く、体内の水分が汗となって蒸発しにくいため、体内に水が溜まりやすくなります。
水が溜まるとどうなるかというと、水は重い物なので下に行く傾向があり、体が重だるく感じたり、気分も沈みがちになったり、軟便・下痢傾向になったりします
またむくみが起きたり、痛みが起きたりします。

余分な水が溜まっているかどうか簡単に自分でチェックする方法があります。
それは舌をみるんです。

・舌の苔が分厚い
・舌に歯型がついている

舌をみてこのような状態であれば、余分な水が溜まっていると思ってもらってもいいです。

溜まっている場合は、水の巡りを良くし、余分な水を外に出すようにしてあげましょう。

代表的な漢方薬に五苓散があります。
喉が渇いて水分を摂るんだけど、そんなに尿が出ない、むくみ、頭痛などがある場合に使われます。

軟便・下痢の場合には、普段から胃腸が弱いのであれば香砂六君子湯、普段は胃腸は何ともないけど湿気の多いとき調子が悪くなる場合には藿香正気散が使われます。

関節の痛みには、体が重だるく、汗かきで尿の出も悪く、むくみもある場合は防己黄耆湯、寒冷湿気により悪化し、午後になるとほてる傾向にあったり、夕方痛みが悪化するような場合には麻杏薏甘湯が使われます。

暑くなってきましたね。
この時期に現れやすいものに汗疱というものがあります。
汗疱は、手の指や手のひら、足の指、足の裏に水疱が多発し、しかも水疱同士が密着したりして、かなり強い痒みを伴います。
この水疱が破れて汁が出ると汗疱性湿疹となります。

この汗疱は汗をかきやすい人に多いとも、汗が上手く出ずにいることが原因とも言われています。
西洋医学では強いステロイド剤を塗るなどで対応します。

漢方では汗疱は汗が上手に出ず、表面に停滞し熱を帯びた状態である湿熱としてとらえ、消風散や越婢加朮湯、竜胆瀉肝湯などで熱を冷ましながら水も同時に捌く方法で対応します。
また手のひら足の裏の汗は精神的な緊張によってもかくものなので、柴胡が配合された柴胡剤も使って体質改善を図ることもあります。
また汗の出過ぎは、皮膚の汗腺の開閉機能の異常によるものなので、黄耆が配合された黄耆剤も使うことがあります。

漢方薬を内服するとともに太乙膏という軟膏を塗ることで治りが早くなります。

ちなみに私も現在、右手の指、右手のひらに30個くらいの水疱が出来ており、病院に行ったら強めのステロイド剤を出すと言われたのでその場できっぱりと断り、漢方薬の服用と漢方軟膏を使って治すことにし、一週間経過しましたが、水疱はほとんど枯れた状態で痒みもほとんどなく、水疱が破けて湿疹になるという状態は防げました。

汗疱でお困りの方、ご相談ください。

6月から8月にかけて流行する手足口病。
子どもがかかる夏風邪というイメージがありますが、大人でもかかることがあります。

手足口病はエンテロウイルスなどのウイルスが原因で、3日から6日の潜伏期間を経て口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れ、発熱することがありますが、大半は数日で治ります。

手足口病に対するワクチンや予防薬はなく、くしゃみなどによる飛沫感染や接触感染が感染経路となっているため、こまめな手洗いやタオルを共用しないなどの対策が必要になります。
現代医学では予防できないですが、手足口病はウイルスによるものなので漢方では板藍根で対応します。

また症状は免疫力によって左右され、免疫力は疲労が蓄積すると低下するので、暑さによる疲労の蓄積にも注意が必要になります。
漢方薬で疲労に代表的なものといえば補中益気湯です。
またササヘルスは継続して服用することによって溜まる疲労を少しずつ軽減していくことができます。
他にも味はクソ不味いけど疲れには非常に良く効く評判の良いドリンクも当店にはあります。

感染して症状が現れてから初めて対処するのではなく、未然に防ぐようにしましょう。