特徴
陰陽五行学説を用いて
自然界に存在するものは、全て「陰と陽」にわけられます。それをさらに「木・火・土・金・水」という5つに分けたものが「五行」です。これが東洋医学(中医学)の基本となり、「陰陽五行学説」と言われています。「陰陽五行学説」は、自然界そのものですから、私たちは、無意識に「陰陽五行学説」の世界で生活しています。
この「陰陽」「五行」それぞれのバランスが崩れると、病気になると考え、それを戻すには、不足しているものを補い、過剰なものを捨てるという方法をとります。つまり、ポイントは、バランス。多種多様な人々の多種多様な症状を、どのバランスが根本の原因を突き詰めて予防改善します。
漢方薬・アロマ・色彩心理などを用いて、バランスの良い、無理のない生活が送れるようにするバランス医療です。
ホリスティック医学から病気をみる
ホリスティック医学会の定義から
『人間の生を「いのちの営み」として、ありのまま全体を見つめ、限界や欠如も含めて尊重する姿勢がホリスティックであり、ホリスティック医学をひと言でいうならば、人間をまるごと全体的にみる医学といえます。』
これは、東洋医学とも共通することです。病気を「検査結果が正常値の範囲以内であれば健康である」という消極的な見方をするのでなく、精神・身体・環境がほどよく調和し、一人ひとりのクオリティ・オブ・ライフ(生の質)が良い状態に整うアドバイスを心がけています。
色彩心理の理論でカウンセリング
「五行学説」の中には、色が存在します。その色は、脳や心の無意識と深く結びついています。色彩心理の理論を「陰陽五行学説」に取り込み、色彩心理の手法を使って、ストレスの原因が、心にどのような影響を与えているかを検証し、カウンセリングします。
ストレスの多い現代人には、無意識に「心」と「身体」のバランスを崩してしまっていることが多く、また、その崩れに気づけなくなっています。身体にどんなに良い治療を行っても、すっきりと治っていかない、不定愁訴が取れないというときには、「心」のバランスの崩れに原因があります。つまり、「心」のバランスの崩れが、「身体」に症状として表れていることが多くみられます。
カウンセリングのみで治っていかれる人もありますが、必要に応じて、漢方薬やアロマセラピーなどを利用して、「心」と「身体」のバランスが取れると、自然に自己治癒力がどんどんとアップしていきます。それは、自分の身体を知ることになります。
相談の多い症状・分野
女性特有の悩み
更年期・生理痛・ホルモンバランス失調・不妊・ダイエットによる無月経
生活習慣病
糖尿病・脳卒中・高脂血症・高血圧
痛み
頭痛・腰痛・坐骨神経痛・肩、腕の痛み・膝の痛み
精神的な症状
自律神経失調症・不眠・うつ・イライラ・不登校・元気が出ない(心理カウンセリング含む)
その他
ガン・免疫系(自己免疫疾患・リウマチ・甲状腺機能障害・咳・腹痛・食欲不振)
店内の様子
ガラス面に一筆書きで描かれた木
漢方薬局ですが薬だけに頼らず、自然環境と心と身体が調和して健やかに生活していくための助けになりたい。
そんな思いを表しています。2Fカウンセリング・漢方相談ルーム
待合にも相談スペースはありますが、より落ち着いてじっくりお話ができるよう、カウンセリングルームもあります。漢方薬・健康食品やアロマ商品、化粧品など選りすぐりの商品ばかり置いています。
スタッフ紹介
柿原 悦子
薬剤師
色彩心理カウンセラー
略歴
福岡大学薬学部卒業。
日本鋼管福山病院に勤務して病院薬剤師の業務を経験。
退職後、調剤薬局に勤務し、「ほのか薬局」を開業する。
コメント
「自然の中で生きている」ことを再認識して!
大学時代から漢方研究会のサークルに所属し、興味を示しつつも、本気で勉強していませんでした。病院勤務中、生まれながらのアレルギーを治そうと西洋医学を試してみましたが、西洋医学の限界を痛感して、本格的に漢方の研究を始めました。
調剤薬局に勤務中、色んな漢方に関する勉強会に出席しながら勉強しつつ、自分の症状にあった漢方を服用し、ある程度治癒していき、やはり漢方の効果のほうが確かだと実感しました。
しかし、漢方には、品質により治療効果が違ったり、煎じ薬の方が効果が高いという事を知り、自由に漢方薬を使えるようにと、開業しました。
漢方を研究する中で、世界の伝承医学の基礎が共通している事を知り、病気の治療には、本人の治癒力を引き出すことを優先し、その方法は色々とあることを患者さんと共に探っていく必要があると思っています。