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熱中症予防のひとつに水分補給がありますが、注意点がいくつかあります。

単に水をがぶがぶ飲むと、胃がチャポチャポして胃の機能低下を招き、
水分は体内に吸収されません。
できればイオン飲料やOS-1等がおすすめです。
ただ塩分(Na)、糖分が多いのでチビチビ少しずつ飲みましょう。
(がぶがぶ飲むと一過性の血圧上昇・血糖上昇を招くことも)

そして キンキンに冷やさないこと! 実は夏場は体表は暑く感じますが逆に
体内は冷えています。冬より夏の方がお腹をこわし易いのはそのせいです。
以前は夏には腹巻をして予防したものです。

水分については、私のおすすめはウリ科の食物(スイカ・きゅうり・ゴーヤ等)です。
適度な利尿作用があり胃腸に負担をかけずに体内に吸収されます。
甘さも自然の糖分ですので食べ過ぎない限り大丈夫です。
おかずレシピではゴーヤチャンプル(苦瓜)がおすすめ!
適度な苦みは体内のこもった熱を取り去り、豚肉のビタミンB1は夏バテ予防に
つながります。

漢方薬では「五苓散ごれいさん」「猪苓湯ちょれいとう」という処方があります。
体内の水分を調節する機能があり、のどの渇きを癒してくれ熱中症の予防にも
使われます。

タンパク質は、内臓・筋肉等 体の重要な組織をつくっています。
そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。
このアミノ酸は身体の約20%を占めており“身体を動かす”活動の源になっています。
我々日本人はこのアミノ酸を上手に食事に取り入れてまいりました。
朝の和食の定番といえば、何と言っても「豆腐のお味噌汁」!
(豆腐も味噌もどちらも原料は大豆タンパクです)
狩猟民族である欧米人は動物性タンパクとの相性が良く、我々農耕民族である日本人は植物性タンパクとの相性が良いと言われてきました。
その代表格が大豆タンパクであり、豆腐の味噌汁は最高の組み合わせになりますね! 
特に今回は出汁にもこだわってカツオ出汁のお味噌汁に注目してみましょう。
良質なタンパク質の指標としてアミノ酸スコアがありますが、
カツオ節はアミノ酸スコア100点満点。そして大豆も同じく100点満点です!
アミノ酸の中でも特に大切な必須アミノ酸(9種類)も
カツオ節、大豆共に全部入っています!
豆腐・お味噌・カツオ節のトリプルパワーをいかした豆腐のお味噌汁は
まさに朝の和食の王様ですね。
当店ではカツオのエキス(必須アミノ酸)配合の医薬品として「レバコール」をおすすめ
しております。詳しくはご相談くださいませ。

前回の健康トピックスで “玄米” についてお話をし、その折
“よく噛むこと” をお伝えしました。
最近の食べ物は、軟らかく食べやすいものが普及しています。
そのため現代人は咀嚼そしゃく回数が減り、噛む力も弱くなりました。

ちなみに一回の食事で噛む回数は、神奈川歯科大学の発表によると
 弥生時代 ~ 4000回
 鎌倉時代 ~ 2500回
 江戸時代 ~ 1500回
 現代人  ~  620回 
回数の減少により顎骨が細くなり、不正咬合や顎関節症が増加しました。
また噛まないと唾液は分泌されませんので現代人は唾液不足になっています。
唾液は大半が水分ですが、重要な成分も含まれています。
 ・アミラーゼ、リパーゼ ~ 消化酵素
 ・リゾチーム、ラクトフェリン ~ 殺菌消炎
 ・ムチン、アルブミン ~ 口の中を潤し乾燥を防ぐタンパク質 など
どれも大切な成分で口腔ケアには必須ですね。

最近 身近な問題では唾液減少によるドライマウスが増え、口の苦み、それに伴う
口臭に悩む方が多いようです。
漢方薬では 百合ひゃくごう沙参しゃじん玉竹ぎょうちくなどの薬草に潤す作用があり、
ドライマウスをはじめドライアイ、ドライスキン(乾燥肌)の方に良く使われています。

「食べる力は、生きる力!」 
毎日の食事から「穀気」(エネルギー)が生まれ、全身を廻り、生命力を育みます。

日本食の基本は なんといっても“お米”です。だだし今回は白米ではなく
玄米のお話です。

玄米は “天然の完全食” と言われており、食物繊維・ビタミン・ミネラル等が
バランス良く豊富に含まれています。
低GI食品(血糖を上げにくい食品)としても注目されています。
さらに、玄米の“米ぬか”には ガンマ-オリザノール という成分が含まれている点も
見逃せません。

〇自律神経のバランスを整える効果
  幸福感を生み出すドパミン受容体の機能を高め、脳ストレスを緩和

〇血中脂質改善効果(コレステロール低下作用)

〇美肌効果
  乾燥肌の改善。シミの原因メラニンの生成抑制

こんな素晴らしい和食の原点ともいうべき“玄米食”に挑戦してみてはいかがですか。
ガンマ-オリザノールを含む医薬品もあります。当店でも取り扱っておりますので、
ご相談くださいませ。
(注意! 玄米は良く嚙むことが大切です。)

更年期障害というと、女性特有の症状のように思われがちですが、実は、男性にも表れます(なんと6人に1人!)
それは男女共に“男性ホルモン(テストステロン)”が関与しているからです。テストステロンの低下により、更年期症状が表れます。
テストステロンは別名“前向きホルモン”ともいわれ、生活全般にわたり「やる気!」「元気!」にかかわっています。
不安定なホルモンで、少しのストレスでも下がる事があり、もし下がれば、生活習慣病や癌のリスクも上がるといわれています。
精神面にも影響を与え、イライラ・不安感から うつ病につながる事もあるそうです。
このようにテストステロンは“生き生きとした生活”を送るのに必要なホルモンですが、残念ながら食事から直接補うことはできません。
(実はホルモンはコレステロールからつくられますが、食事でコレステロールを増やすことには少し抵抗がありますね)
運動することも大切です。筋肉が活発になればホルモンの受容体が増えテストステロンが増加します。
生薬では鹿茸ロクジョウ鹿腎ロクジン冬虫夏草トウチュウカソウなどが、男女を問わず更年期の諸症状に良く使われています。


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