相談のあと・・・・

患者さま「持ち合わせが少ないからATM行ってきます。」

私「はあ、いいですよ」

患者さま「いくらあれば足りますか?」

私「この処方なら1日分350円なので税込で合計○○円です」

患者さま「えー、そんなんでいいんですかあ」

私「はい、別に特別なお薬でない普通の漢方薬なので・・・」

どうやら、以前に相談した漢方のお店でかなり高額のお支払いをしていたらしい。

売り上げを上げるのに専心するのでなく、

患者さまにとって必要なモノを必要なだけ

ご用意させていただくというスタイルでないと。。。

そう思います。


   

キーワード別 一覧へ

体が弱く、ケミカルな薬が受け付けない人がいます。
Tさんもそんな一人。

病院の薬では、すぐに肝臓の数値があがる。
しんどくなる。

そんなTさんが風邪をひいてしまった。
ここで、病院の風邪薬は飲めない。
OTCですら副作用の危険。
漢方でも
「葛根湯」は攻める薬なので、
服用すると体力奪われ
余計にしんどくなる。

ここで「守る漢方」の出番。
これが良く効いた。
服用して2日で熱が下がり始め
鼻水も咳も止まり
何より元気が出てきた。

いいですね、漢方。
奥が深い。

   

キーワード別 一覧へ

治療にお見えになって、
強烈な咳をされていたHさん。

痰は切れにくそうだし、咳はしんどうそう。
いかにも苦しそうな咳。
呼吸するたびにしんどそう。

私:「だいぶ しんどそうですね。」
Hさん:「もう ずっとですねん、2週間くらい」
私:「薬、飲んではるんですか?」
Hさん:「病院でもらって飲んでるけど、効かへん」
私:「痰は切れます?」
Hさん:「切れへん。切れたら楽やけど。ほんで、咳込みもひどい」
そんなやり取りが続いて、
私:「漢方薬出しときますから、病院の薬から切り代えて試してみて」
Hさん:「わかりました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回、お見えになったHさん。
Hさん:「あの漢方、めっちゃ効いた。一日半ですっかり良くなってん。
     うれしくて、先生に電話しようかと思ったわ。」

私:「良かったですね。攻める漢方で、他の漢方の先生では処方しないような
   漢方処方だったんですけど当たりましたね。良かった。良かった。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一見、漢方家からみたら邪道というか、この組み合わせはしないというような処方でも
見事的中することがある。
古人の知恵を頼りにしつつ、「今」を考える。
そして、道が開ける。
そう思います。

 

キーワード別 一覧へ

不安いっぱい。
そんな人はいっぱいいます。
というか、ほとんどの人がそうではないでしょうか?
未来の事など誰もわからないし
不安になって当然。
現状を何とかしたいという焦り。
それは将来の不安を解消したいという思いがあるから
ある意味当然。
過去に対して後悔。歩んできた道に全く後悔のない人って
いないかもしれない。
あの時の判断はこうしていれば良かった
とか
もっとこうすれば良かった とか。
反省するから前へ進めるのでは。。。

私だって、
喪中はがきが届く日になって、
故人の冥福を祈りつつ、
もっと役に立てたかも・・・。って反省しています。

不安・・・それでもいいんです。
いろいろ考えるよりも
いろんな感情がからんで
うまくコントロールできてない時
そんなときに「本来の自分に戻りたい」とか
「押しつぶされそうになる」とか
思ってしまうだけ。

大丈夫。
すこし、のんびり ゆっくりして
頭を休めましょう。そして、
違う考えが浮かんできたら
それでいいのです。

     

キーワード別 一覧へ