うつ予防にはストレス解消が大切であることは
誰もがそうだと思われることでしょう。

そのまず第一は、何と言っても
日々の疲れの回復力をいかに高めるかです。

そのためには、
やはり、快眠
無理にでも睡眠時間を確保すること。

できれば夜10時くらいには寝て
朝6時くらいに起きるというのが理想です。
深夜に成長ホルモンの分泌量がたかまり
疲れた頭や体を修復するのです。

もちろん、個人差がありますので
基本はそうだという事で
あとは自分なりに
朝起きた時に「スカッ」としておればOKです。

そして、体力をつける事。
結局、体力が低下していては
免疫も低下し病気になりやすく
メンタルにも影響します。

疲れない程度に運動するというのはいい事です。
また、適度な有酸素運動は脳にもいいことです。
うつの回復にも有効という報告もあります。

快眠と運動、これがまず第一歩。
逆に、不眠が2週間続いたら
心が疲れているかもしれません。
必ず、ご相談ください。

     

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家族や近しい人が、
うつ・摂食障害・ひきこもり・登校拒否・出社拒否・・・・・になってしまって
「何とかしてあげないと」って思うのは自然な事ですが、
知らず知らずのうちにサポートする人が
疲れきってしまって、うつ状態になる事も少なくありません。

サポートする人が「何とかしなければ」と思うとしんどい。

「何とかする」のは本人であって
周囲の人は、
本人が何とかしようと動き出すのを「待つ」だけ。
本人にエネルギーがない時は
動きたくても動けないので放っておくしかない。

ただ、エネルギーがたまるのをサポートするため、
動き出すのをサポートするため、
頭がさえてくるのをサポートするため、
機を見て「声かけ」をしていく。
反応が悪ければ引っ込めて出なおし。
会話になるようなら、たわいもない会話からスタートしていく。
サポートする人の「良かれと思う言動」は
却って本人を苦しめる。
エネルギーがたまるのを「待つ」
さりげない「声かけ」

これが回り道のようで近道。

       

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最近、過食症や拒食症が増えている。
病的な人からその傾向の人まで入れると
相当数になるのでは?

ストレスのはけ口からの出発や
「自分の理想」を求めて気軽に始めたダイエットが
ハマってしまって限度を超えてしまったケースなど。

「自分らしさ」というものを
やせている」事に執着してしまっている。

薬だけでは簡単にいかない。
どうすれば「ありのままに自分」を受け入れられるか
どうすれば「やせ願望」から別の生きがいを見つけられるか
別の生きがいを見つけて
「やせ願望」から意識を遠のかせることができれば
脱出できる。

家族の協力と理解、本人のやる気、専門家のアドバイス
これらが大切。

東洋医学でもサポートは可能と考えています。

 

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特に精神科で多い話だが、

調子が悪くなると薬が増える。
薬が増えるから副作用が出てくる。
で、また調子が悪くなる。
それでまた薬が増える・・・。
というような事になり
結局、薬を浴びるほど飲んで、
何が効いて
何が副作用か
何が病気なのか
さっぱりわからなくなって・・・・。

そんな話を耳にしたり目の当たりにする。
これではいけない!

そんな医療に危機感を持った医師が
減薬外来」を始めたとか・・。

全く賛同します。
お薬手帳の普及で
相談に乗るうち、
お薬の副作用を疑うケースのナント多い事か。

治療を進めながら
主治医に「こう伝えましょう」
とアドバイスすることも多い。

病院の治療と鍼灸治療と漢方薬
併用していく中で、
合成薬品はできるだけ必要最小限にしたい。
それが
患者さんのためだと信じます。
さらに、国の医療費削減という副産物も付いてくる。

減薬相談」します。
「入れ知恵」して主治医に相談できるように・・。

足し算でなく、引き算に医療を実践したいモンです。

     

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以前より漢方を愛用しておられる方、
同じ処方名の漢方薬を病院でもらったらしい。

保険もきいて経済的に助かると思っていたら
ナント、効果がない。
?????

同じ処方名なのに・・・。

実はこういう事が多いのです。

合成薬品の場合、
有効成分量は決まっていて
効果にズレがあるとすれば
有効成分以外の成分で
吸収にズレが出てるケース。
これもあり得る。

しかし、それ以上に、
漢方は自然のモノなので、
甘いメロンとそうでないとあるように
あるいは、
路地モノの野菜は栄養価が高いけど
温室栽培はそうでもないように、

全く同じというのはむしろあり得ない。
また、メーカーによって
同じ処方名でも
処方構成や含有量に違いがある。

病院の漢方にがっかりして、
あるいは、
そこらへんの市販の漢方にがっかりして
漢方薬なんて効かないって思っている人。

是非、専門家に相談してほしいものです。
うまく効果を引き出せるかもしれませんよ。

 

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