ガン、リウマチ、糖尿、痛風、慢性腰痛、
神経痛、パニック障害、うつ病、・・・・・

長期に渡って付き合っていかないといけない病気は多い。

例えば、ガン。

血液検査などで数値が高いが、
エコーや内視鏡、組織検査で異常が見つからないケース。

あるいは、ガン細胞はあるけど
経過を見ながらいきましょう というケース。

こんな人は、絶えず不安と闘いながら
生きていかないといけないのがしんどい。

完全にガンを撲滅させることに必死になりやすい。
しかし、そうすることは
強い抗がん剤や放射線を使う事になる事が多く
正常細胞もやられてしまって
肉体的精神的ダメージが逆に大きくなってしまう。

そこで、ガンと「共同生活」をするという考え方。
「今、元気に生きている」という事実。
これを継続することに全力を尽くす。

感受性のある低用量の抗ガン剤で、
あるいは、医薬品に近い免疫活性のサプリで、
あるいは、漢方で、
あるいは、鍼灸で、
ガンを撲滅するのでなく
ガンの成長を妨げこれ以上ガンが大きくならないように、
いつまでたっても
余命○年を目指す。

無くなりそうで無くならない
40年前から、「あと40年分の備蓄」の石油のように。。。

例えば、リウマチ

血液検査はいい事ないけど
体の調子はいい!
そういうケースは多い。

血液検査も大事だけど、
当人が気持ち良く日々を過ごせるのが一番。

必要最小限の薬にして
副作用軽減して、快適ライフを。


例えば、うつ、気分の落ち込み、パニック、・・・

てんこ盛りの薬で
副作用に悩まされるケースも少なくない。
まさに、減薬のススメ!
「薬を止めれば病気は治る」
という人もいるが、
そこまでとは言わないが
薬を整理して 徐々に減薬していく方が良い。
俗に言う医源病だってある。

長期戦には、
快適ライフのお手伝いが必要。
そういう立位置に東洋医学やカウンセリングは最適と思う。

是非、一緒に歩みましょう。

       

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引きこもり、登校拒否、うつ などの状態では
昼夜逆転することはよくある事。

うつの場合、
精神体力がなくなり、
動物本能が働いて、
危険な夜は「寝ずの見張り」モードになっていると考える


なので、昼夜逆転は仕方ないというか
自然な防衛反応なのです。

また、引きこもりや登校拒否でも
規則正しい生活から逸脱することに
恐怖を感じる家族もおられますが、

基本的に、そういった昼夜逆転は、
「外見的」な事で、
本来の精神エネルギーがあふれてくると
自然と立ち直ってきます。


するべき対処は、
① 充分休んで、傷つき疲れた心身をリフレッシュする事。
② 家族は、それを理解して受け入れて、本人の頭がさえてくるお手伝いの作業をする。


この2点です。
頭がさえる作業と言うのは、本人の心の整理や傷の癒しの手伝いで
家族が地道に本人を支える作業になります。手順はいろいろあります

それを針治療しながら、
漢方薬を服用しながら
本人とお話ししながら
本人が来院できない場合はご家族とお話ししながら
個々の事情にあった作業工程を組んでいくのです。

     

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ここのところ、めちゃくちゃ忙しかったのに疲れなかった
そう言って喜んでくださった方。

今までなら、とうに へたばって
朝起きてこれなかったりしていたのに
元気いっぱい。
しんどいとか 泣き言なし!

いいですね漢方。

   

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うつに回復の波があります。

良かったと思ったら悪くなる。
悪くなったときに
もっと悪くなるのではないかという思いで
本人はメチャクチャしんどい。
これを周囲は理解してあげないといけない。

また、この波は、
周囲の人も巻き込む。
最初は、うつだからと
「多め」にみていても、
そのうち、
本人の性格ややる気の問題じゃないのか?
とだんだん愛想をつかしていく。

これがまた本人を苦しめる。

そうじゃないんです。

本人は何回も同じ事を言います。
でも・・・・聞いてあげてください。
そして、病気の症状だよ と言ってあげてください。

大丈夫。絶対大丈夫。
良くなります。
あなたは、あなたにしかない価値がある。
そう言って。。。。。

自分が好きになるように。。。
そうしてあげてください。

自分に自信がないのは
病気だから。
少しずつ力をためればOK.
大丈夫です。

 

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民放「夢の扉」だったかな。

国立の研究所の先生のチームが
「大建中湯」「六君子湯」などの
効果の科学的裏付けができたという
番組が昨日ありました。

素晴らしい成果だと思います。
この情報に耳を傾ける医師も増え、
患者も「確かに効く」という証明に期待できる。

しかし、
間違ってもらったら困るのは
漢方って
病名対応ではないんですよ。


病名で投薬すると
効果は100人中何人になるかは疑問。

お酒の強い人弱い人がいるように
「この人には、この処方がGOOD!」
という、いわば「お見合い」みたいなものです。

なので、単純に「むくみ」に「五苓散」というわけにはいかない。

もう少し、進化して遺伝子レベルで
この人にはこの処方というのが導けたらスゴイですが
今のところ、いわゆる「四診」を駆使して処方決定するしかないですね。

だからこそ、ベテランの経験豊富な臨床家が必要なんです。


     

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