何かしら問題行動のある子供さんを自立に結びつけるには、
親が「何とかしよう」とするのではなく、本人が何とかする力をつける事です。
そのために、「考える力」をつけさせることが親(特に母)の役目です。
一人で生きていける力をつける!その事に注力します。

「しゃべり」を肥やしにするため、経験させ、その経験談を乗りながら喋らせることが重要です。
壁にぶつかったとき、現実的な事は社会に教えてもらって、親はアドバイスする必要はありません
下手にアドバイスをすると、逆恨みされることになりかねず、
親が伝えるとすれば現実のみをメッセンジャーとして言うのみです。
親は常に不安が付きまとうものですが、子供の成長を信じてあげてください。

危うい行動であっても、全て試行錯誤しながら動くので、
泳がせて、ぎりぎりまで待って、無防備だったり、リミットがある場合のみ親が動くようにします。
どこまで待てるか見極める事が大事です。
そのために、親は表に出ず、裏で動いていろいろ調べます。

様々な子供の要求は鵜呑みにせず、メリハリをつけて付き合うことが必要です。
中途半端に「なあなあ」になる事はNG。
こんなことぐらいはOKと思って要求に応じてエスカレートしていくこともあるので
要求を飲む時は慎重に考える必要があります。
できない事は断り方に注意して状況により「やんわり」か「きっぱり」か使い分けます
ただ頭ごなしの全否定はNG.
具体的な要求には「間」を持たせて自分で再考させて自分でブレーキをかけられるようならOKです。

基本的にはマイナス面の矯正をしようとせず、伸ばせるところを伸ばす。
このスタンスで臨んでください。
                                      続く。。。

             

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膝痛で治療にお見えの方。
最初は痛くて歩くのも困難だったしO脚もひどかった。
「これは無理かも」って思ったけど、
請われて治療開始してもうだいぶと経つ。
今では、奇跡的にO脚もほぼ治り階段も走って上り下りできて痛くない。
ただ、正座ができないが、さして生活に困らない。
その方 曰く、
「治療してもらっている膝(右)が左に比べて滅茶苦茶きれいでつるつるしているんです。
左はガサガサです、今度左もしてもらわないと(笑)」ですって。

右腕が痛くて力が入らなくて困るという方。
使い痛いみで、治っている暇なく右腕を使い続けた結果のよう。
針治療で、力も入るようになり痛みもほぼ無くなった。
その方 曰く、
「デトックスしようと思ってお風呂に長い間浸かっていたら、明らかに左腕に比べて
 右腕の発汗が半端でない。スゴイです。」
針治療ではどこに針をしようと全身的な効果はよくあります。
例えば、足に針をした瞬間に胃腸の動きが良くなって腹がクーと動いて鳴る人は実に多い。
それプラス、局所の作用もあるわけで血流も良くなり新陳代謝も良くなったのでしょう。
本人は思わぬ歓迎すべき副作用です。


 

 

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お薬の安全情報が届いて・・・・
ある種の血圧の薬が妊婦さんにはNGだと。
胎児に悪影響が出る恐れがあるらしい。

薬の安全情報が届く度に、合成薬品の影の部分が浮き彫りになってきます。
もちろん、漢方薬も副作用がありますが、
使い方を間違わなければ問題なく、合成薬品の比ではありません。

先日、前立腺肥大のある方が、
「風邪引いても、市販薬飲んだらアカンと言われています。
でも、病院で葛根湯もらって飲んでも全く効かないので困っています。」と。
診たら、葛根湯の証ではない。そら効きません。

いろいろな要因で合成薬品がNGな人に、
東洋医学は応える事が出来ると思います。
ただし、葛根湯の例のように、専門家の診立てが必要です。

   

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腕をあげてみると挙げられる。力も入る。
何ができないというわけでもない。
ただ、服を着るときに袖を通す時痛みがピッと走る程度。
そんな中高年の人は多いのでは。

五十肩や腱板断裂の一歩手前かもしれません。
肩にかかるストレスを早めに取り除いて
未然にひどくなるのを防ぎましょう。
漢方薬や針治療の出番です。

   

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冷え性をどうにかしたくてお見えになった方。
漢方薬での治療を希望された。

腰から下、特に膝から下が両足冷えて仕方ないとのこと。
だからと言って、大腿から足背に至るまで動脈の流れは問題ない。
静脈の流れが悪くなって「浮いている」感じもない。
他覚的には足は温かい。

冷えると感じているだけのようだけど、それが辛いらしい。
イライラも強く、肩や首も凝りが強く定期的にマッサージに行っているとのこと。

どうやら、「気が上る」タイプの人らしく、
上がカーッとなって下が冷えるというタイプらしい。

そこで、気の巡りを良くしたり、肺の気を補ったり、肝を鎮めたり・・。
という手法をとってみたところ、
「冷えもだいぶマシになり、何よりも肩首のコリがなくなった!」とのこと。
マッサージも行かなくなったらしい。

うまく「転がり」だすと、すべてうまくいくようになってくるのが漢方のいいところ。
何か一つだけ治す現代医学と違うところです。

   

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