眼がうっとうしくて仕方ないという人。
自覚症状といえば、とにかく 「うっとうしい」のと「充血」
それ以外の症状はないという。

眼科に幾度となく かかるけれど、
診察の結果、何もない!とのことで解決せず。
それでも、つらいので、また、眼科に行くと、「また、来たん?」みたいに言われて。。。。。

その方の気持ちよくわかります。
眼科的には何もなくても、首凝りがあると、そうなるんです

そこで 首~後頭部にあるツボに針治療。
これは福田漢方が最も得意とする治療のひとつ。
ツボもいわゆる教科書的なツボから少しずれた所にある
「秘伝のたれ」的なオリジナルポイント
これが効いた!

次に来られた時には、充血はかなり引いていて、涙目のような感じも無くなっていました。
自覚症状の「うっとうしい」のも激減しました とのこと。

今後は、定期的にケアすることでいいでしょうとなって、
次回の予約を入れて帰っていただきました。
うまくいきました。良かったです。

     

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最近良く目にする処方・・・・・
こむらがえりに病院で漢方もらっています。」と言うから見たら、
ツムラ68番 芍薬甘草湯 ・・・これ、あちこちの病院で。。。

それでいいいのか?そう思います
こむらがえり=ツムラ68番 芍薬甘草湯
とりあえずこれで!の如くな処方はいかがなものかと。

こむらがえりは、様々な原因から来ますし、 
安易な処方は賛成しません。
冷えがあって血流が悪い場合は、冷えを取って血流を良くする処方を選択するべきですし
慢性的な下痢があるなら、それに対応する処方をというように工夫が必要です。

また、芍薬甘草湯は頓服的な処方なのに、
漫然と長期投与されている。…これも問題。
長期投与する場合は、それなりの理由とモニターが必要です。

一方で、ツムラには申し訳ないけど、
ツムラは効かない、福田漢方のでないと」という人もありました。
同名処方でも違うんです、モノが。。。。煎じるのとエキス顆粒でも違うし、エキス剤もいろいろ。

合成薬品に比べて、安易に処方されることに危惧を感じます。
やはり、専門のところで相談してほしいですね。

漢方専門の病院もありますが、
専門で、効かしたい!というところは 保険のきかない自由診療が多いと感じます。
保険では、品質や処方に限界があるのです。
そう思っている専門家が多いのではないでしょうか。
ついでに漢方も出してくれるところでなく、
専門のところ、モチはモチや。です。

   

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更年期のような症状を訴える人には 、
20代 30代の人や、 60代や70代の人まで幅広い年齢層の方がいます。
本当の更年期と思われないような人まで似たような症状を伺う事が多くなりました。

ストレスが原因で自律神経が乱れたり、
「血」のめぐりが悪くなってホルモンバランスが乱れたり
いかにも現代病のような人が多いように感じます。
これらに対して漢方でアプローチすることで効果は充分期待できます。

70代の女性、
上半身に汗をかきやすく、下半身は冷えて仕方ないという。
漢方でいう「上熱下寒」の典型のような訴え。
病院で相談しても、「よくわからない」という。
高齢の方には、ホルモン剤投与はしないのが原則で、
漢方しかないだろう という事でお見えになった。

話を聞いていくうちに、「気が走る」タイプの人と判明。
東洋医学では、おへその上あたりで湧いた「気」が上昇して
やがて「肺」の力で全身に送られるのだけれど、
何らかの理由で「肺」にトラブルがあると、「気」が上昇しっぱなしで
気が下がらず、結局、上半身に熱、足は冷える という事になります。

ここにアプローチする漢方を選択して服用することで解決していきます。
現在、服用始めたばかりですが、次回、お見えになっての報告が楽しみです。

   

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思い切りこけて、病院に行ってレントゲン撮って
「骨は大丈夫です。湿布と痛み止めで様子見ましょう」と言われ、
待てど暮らせど 一向に良くならない痛み。
そこで、願い出て、MRI 撮っても異常ない。
一月ほどたって、「まあ、また何かあったら来てください
で、治療終了。 何も解決せず。
良くあるパターンの Aさん。

肉離れして、「ギブス固定するほどでないので、安静にして湿布しておいてください。」
と言われ、じっとしていたら、歩けなくなってしまった Bさん。

膝近くの病変の手術を大病院でした後、
「手術は成功しました。もう大丈夫です」
と言われたけど、徐々に足が腫れてきて
痛くて歩けなくなった Cさん。
おかしいね。手術は成功しているし、どこも悪いところないけど。。。」
と言われ、途方に暮れていた。

例に挙げた3人のような人は、はっきり言ってたくさんいます。
日常、診させてもらっていて、
骨に異常なく MRIでも異常なく、病院では経過観察にだけされて全く解決に向かわない
こんな人は、大抵の場合、筋肉や靭帯、腱に問題を抱えています。
そこを丁寧に丁寧に治療していくことで、治癒に導いた経験がどれだけあった事か。
「おかしいね。何で良くならないのかな。。。。」という医師達。

肉屋」の私にお任せください。

 

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引きこもり、不登校、過食症、拒食症、強迫性障害など
何かしらの問題行動をもつ子供に対して親が向き合う場合、

父親の出番は基本的にありません。
父親の役割は、あくまでも母親のサポートです


最前線で頑張っている母親の良き理解者として母親を支えるのが父親の仕事です。
父親は本人とあまり関わらない方が良く、
本人から何かしらアクションがあって求められた時のみ答えるのが良いのです。
両親が「母親化」してはいけません。

また、自分で考え自分で行動する事が大事なので、良かれと思って親が先回りしてはいけません。
実害がなければ、失敗してOK。
失敗して経験して成長していくものなのです。


要求には、
エスカレートするといけないケースもあるのでバランス良く対応する必要があります


実害(経済的・肉体的・精神的)や何の解決にもならない要求には断って良いのですが
言い方が大事です。やんわり断って、頭ごなしに否定しないでください。

 例)過食症の子=自分で作った食事を「食べてみて」→「今日だけ」などと条件をつけてOKする。
要求が続くなら、やんわり「お母さんが食べてもあなたの病気は治らないでしょう。
だから、受け入れられない」 というようにもっていきます。

否定せず、親の考えを先に言わず、「せやなあ、ほんまやなあ」を先に言って同調し、
必要に応じて親の考えとしては「○○と違うやろか?」と否定できる含みを残して伝える。
それが大事です。

つづく

           

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