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「がん哲学外来」大仏さんカフェ が開催されます。

6月15日(日) 13時~15時
場所;奈良市下三条町38 KO:HI:KAN
お問い合わせ; 0742-44-3214 NCN若草の会

がん哲学外来とは、がんと告知されてから傾聴だけでは物足りない
悩み・不安・想い・願望など「解決できる道」を一緒に探し
「医療の隙間」を埋める活動で、
順天堂大学医学部教授 樋野興夫氏が理事長を務める団体です。

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患者サロン 「なごみ」 が開催されます。

6月20日(金) 13時~16時
場所;奈良県立医科大学 臨床医学研究棟1階 臨床大会議室
・ 講演; 奈良県立医科大学 健康政策医学講座
       岡本 佐和子 先生
・ 交流会;あなたの思いを語らいましょう
お問い合わせ; 0744-22-3051 内線3284 
           奈良医大病院 がん相談支援センター 川本たか子

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一年半前に突然、何度もトイレに行きたくなって、
行ったら水様性粘液便が出るようになったAさん。
病院で検査したら大腸の下20センチが侵されており潰瘍性大腸炎と診断された。
ペンタサなど処方されたが効果なく、転院して、
ステロイドの注腸、坐薬もするようになった。
それでも、朝起きたらすぐトイレに行かないと粘液が出てくる。
朝食でまた便意。出血もしている。体重も5キロ落ちた。

睡眠や食欲は普通。便意はあるけど腹痛はない。
なぜか朝起きたら白い痰がでる。
喉が渇く。尿は近い。
潰瘍性大腸炎になって生理が止まった
もともと冷え性の寒がり
のぼせ(+)頭に汗(+)=更年期様症状
動悸はない。几帳面な性格。
脈;沈遅・腎肺虚
腹;胸脇苦満(-)臍傍悸(-)その他、目立った所見なし

そこで、主治医に連絡して漢方併用の了解を取り付けて漢方開始。
真っ先に浮かんだのは「加味四君子湯」「胃風湯」のようなものだったが、
当帰芍薬散に気剤を加え、さらに補剤としての人参も加えて処方
これが一カ月で見事に当たった

調子がよくなり、便意が減ってきて水様粘液便がかなり減ったとのこと。
漢方2カ月目にして、
ステロイド坐薬を毎日から2日に一度に大幅に減らしても大丈夫。
と同時に、更年期様症状も減ってきた。

3ヶ月目=ステロイド坐薬は5日に一度で大丈夫になった。
その後調子良かったが、あちこち飛び歩いて悪化。
毎日ステロイド坐薬するようになった。

ここで、「断痢湯」の方意に近い処方を併用。

その後、3カ月経過して
調子は落ち着いてきたが無理するとダメみたい。

自分で食事や活動量もコントロールして
うまく過ごせるようになってきて、その後好調維持。
足かけ3年で廃薬になった。

その後、10年たつがすっかり元気になり
病院も行っていないとのこと。
もちろん薬も使用していない。素晴らしい!

難病指定の潰瘍性大腸炎ですが、こんな症例もあります。

体質に合った漢方、そして自分に合った食事や生活スタイルを身に付けた事が勝因でしょうね。

   

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最近多い、片側性顔面けいれん

文字通り、顔の片側がピクピクする病気。
解剖学的には、
神経のそばを走る血管などが
何らかの形で神経を刺激して起こるという。

念のため、脳のMRIを撮ってもらうべく
紹介状を書く事もあるが、
手術の対象となることは稀。

病院では、「上手に付き合いなさい」くらいか、
定期的なボツリヌス毒素の注射で。。。ってなる。

ただ、個人的には、
ストレスや凝りが症状を助長するのではないかと考えている。

そこで、東洋医学的アプローチとしては
気の巡りや血の巡りを良くする漢方や針治療を試みる。
試してみる価値があると思う。

   

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睡眠改善・冷え改善に漢方薬が有効であるのは、
良くご存じだと思いますが、
機能性食品にそれらを改善する期待ができる!
というデータが届いたのでアップします。

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対象商品=スーパーオリマックス(免疫強化食品)

睡眠や冷えに不満を抱える20~50代女性10人に対し、モニター試験実施。
スーパーオリマックスを朝食後と就寝2時間前各1包摂取し、4週間継続。
調査は摂取前・2週間後・4週間後に行った。

1)睡眠改善効果

ピッツバーグ睡眠質問票・睡眠健康調査票・ OSA睡眠調査を行うとともに
心拍の測定記録を行った。

結果=入眠時間・睡眠効率・睡眠障害の改善が認められ、
     起床時の覚醒や疲労の回復効果が認められた。



2)冷え改善効果

冷えに関する20項目アンケート、冷水負荷をかけた後の右手の体温復活過程を
サーモグラフィで測定する体温復活試験を摂取前・2週間後・4週間後に実施。

結果=体の冷えや、気温の変化による冷えを訴えるものが減少し、
     冷え症状の程度の改善が認められた。
    体温の復活については、復活速度が改善され、
    手の毛細血管の血行促進作用がうかがわれた。

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もとより、免疫活性では優れた効果を発揮している
産学連携の機能性食品ですが、
新たな可能性が示唆されました。
何よりも安全性の面で安心ですし
選択肢の一つになるかなと思います。

     

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精神科領域の疾患で、
病院の薬をもらっている方。
薬が切れると、頭がボワーンとしてしんどいらしい。

併用療法で、自律神経を整える針治療と、
気剤といわれる漢方薬を服用してもらっている。

一生懸命続けてくれて、かなり良くなってきているが、
ある時、漢方薬が数日切れた事があった。

すると、やっぱり、頭がボワーンとしてきて
しんどかったとのこと。
もしかしたら、「気のせい」かもしれないが、
漢方を再開すると治ったとのこと。
漢方も効いてるんです、精神科領域に。

今は、病院の薬の減量に取り組めたら。。。という段階。
少しずつ、少しずつ、減薬して行きましょう。

   

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