頸性神経筋症候群(CNMS)いう疾患.。
松井孝嘉博士が発見した頸部後筋群の異常から
起こっている頭痛・めまい・むち打ち症・自律神経失調症
ストレス症候群・うつ状態・慢性疲労症候群・・・など。


以前、私が記した「首コリ」もこれに含まれるのでは
ないかと思っています。
現在、この考えに基づいて入院加療を施す病院もあるようですが、
近くにない事がほとんどのケース。
重症でなかったら、入院までしなくても、
「首こり」のレベルで漢方や針灸で治療するのも一手。

例えば、風邪の初期には首筋のこわばりを感じる事が多く、
この時、実証の人には葛根湯を候補に考えます。
これを転用して広く首肩こりに使われているのが実態ですが、
なんでも葛根湯はいかがなものかと思います。
ちゃんと証を考えなければ効かないし、副作用だって考えられる。

CNMSという考え方と東洋医学的発想をコラボして
よりよい処方や治療を考えてみましょう。
頸椎を支える筋肉に針治療を加えて、
漢方を内服することで
かなりの効果を期待できます。

TEL0746-32-4568

 

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膝関節痛で悩んでおられる方の多い事!

TVのCMでよく流れる健康食品について
「飲んだほうがいいでしょうか」って良く質問されます。
その都度、
「中にはそれが合う人もいるかもしれませんので、
どうしても試してみたいと思うのなら3カ月続けてみてはいかがですか。
ただ、そんなに効果が高いなら医師も私も要りません。」
と伝えています。
何かにすがりたい気持ちは理解できますが、
なかなか難しいものです。
また、「水を抜いたら癖になる」といってかたくなに
抜水を拒否する方もいらっしゃいますが、
それは癖になるのではなく抜いても溜まってしまうだけです。
逆に抜かないとその水に含まれている成分で
余計に炎症を助長して悪化につながることもあります。

膝の腫れ具合を見て、「これは整形で抜いてもらってください。」
「これはもう少し様子を見ましょう」と
指示させてもらう事は良くあります。
そのうえで、漢方薬や針治療で膝の腫れ・痛み・変形の改善に
対応しています。
ありがたい事に、結構いい成績だと思っています。

膝に痛みを感じたり、歪んでいたりしても
「震源地」が膝でなく実は腰の場合もあります。
膝が痛いといって病院でレントゲンとっても異常なく
痛みどめと湿布で改善せず、
良く探してみたらそうだったというケースに
ときどき遭遇します。
人によりケースバイケースですが、
あきらめずに一度ご相談くだされば
いろいろ改善策を考えたいと思います。

TEL0746-32-4568

 

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私がまだ駆け出しのころの話。
ある日、大変スタイルのいい若い女性が相談に来られた。
モデルの仕事をしているが、ニキビが出て困るので
なんとかしてほしいとのこと。
仕事にかかわる事なのでたかがニキビといえど本人にとっては大問題だ。
当時の詳しい処方は忘れたが、師匠はある煎じ薬を出した。
ところがこの処方、良薬口に苦しを地で行くような成分だったので、
投薬時、「お薬は苦いかもわかりませんが、我慢して服用してください。
良薬口に苦しです。」みたいなことを言ったように思う。
それから一カ月後、再び来られた時は、
ビックリするほどきれいになっていて
苦いお薬と言われましたが、私は全然苦く感じなかったです。
全く抵抗なく飲めました。」というではないか。
さらに、
「あんまりきれいになったので、家族がびっくりして
我も我もと飲んでみると、苦くて飲めたものでない。
よくもまあ、こんな苦いお薬を飲めるなあと感心されました。」
というのだ。
お薬が合うとはこういことをいうのだなあと思った瞬間だった。
漢方薬が合う=良薬口に美味しいのかもしれない、ですね。

 

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婦人科で子宮筋腫と言われて、
手術するか、閉経まで待つかの選択。
そういう相談が結構あります。

専門医が「これはもう手術しないといけません」という人はともかく
閉経になると筋腫は消退が期待できるので、
それまで筋腫が大きくならないように、
できれば小さくしたい
また自覚症状を改善したい
という人には漢方が結構役立ちます。

一般には「桂枝茯苓丸」が第一選択に安直に
使われているようですが、
うまくいかないケースも多いもの。

そこはやっぱり専門家の出番です。
完全に消えてしまった例もあります。
手術することなく子宮を温存して
自覚症状の改善を図りたいう方は
是非、ご相談ください。

福田漢方 TEL0746-32-4568

 

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肩こりほど認知度が高く
老若男女関係なく訴える人の多い症状は
他にはそう多くないでしょう。
「どうされましたか?」
「何が一番つらいですか?」
って尋ねて
「肩こりです」という人は数知れず。
一方、「一番つらいのは首こりです。」
という人は意外に少ないのです。
ところが、実際は、肩も首も凝っている人の
なんと多い事か。
しかも、首には いっぱい筋肉があり
浅層から深層まで何層も。
また、前後左右にもあります。
これをほぐすのは容易ではありません
さらに難しくしているのが、
血管・神経・リンパ・そして、頸椎。
これらは素人判断でもむと
エライ事になりかねません。
自分で「グリグリ」をなくそうと思って揉んだら
リンパ節がつぶれて
顔がパンパンに腫れたという人も。
しかし、首のこりが原因と思われる
めまい・頭痛・目のかすみ・吐き気・自律神経失調症状・・・・
放置はしたくないですよね。
そこで私がいます。
漢方・針灸で解決することの多いものです。
思い当たる症状のある方は
是非、ご相談ください。

TEL 0746-32-4568

 

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