健康トピックス 「五十肩」

慢性の痛みで悩んでおられる方の中には
原因不明と言われている方
いくら薬を飲んでも成果が表れない
治療しても効果が見えない
そういう方が多いと思います。

そういう方の中に、
時に見られるのが「関連痛」によって
痛みを感じている人がいます。

実は、痛んでいる場所と原因となっている場所が
離れている事があるのです。

慢性の肩こり・頭痛の方・・・・・
実は背中にポイントがありました。
背中に治療を施すと 
ご本人曰く「絶好調」だそうです。

五十型と言われていた方・・・・
実は腰にポイントがありました。
腰に治療を施すと、
「治った」と感激されてました。

じっくり診ていくと、治療ポイントがわかってきます。
3分間診療や流れ作業的な治療では発見できません。
いったいなぜ?どこに原因が?って
じっくり考えながら治療していきましょう。


       

キーワード別 一覧へ

トリガーポイント療法で肩凝りや頭痛、腰痛がすぐに治る!

そういう紹介の仕方で、この療法が、
テレビなどで取り上げられることがありますが、
実は、トリガーポイントを探すのって、簡単ではありません。
「ツボ」に一致することもあれば、そうでないことも。

そこらへんに注射して、
あとは薬がまわるから効いてくれると思ったら大きな間違い。
丁寧に丁寧に探してヒットさせていく。
時間と根気のいる作業であることも多いのです。

だから、
1人にかかる時間は1時間くらいかかる事もあります。

また、薬など入れなくても、針で効果は充分あります。
というか、
薬を入れようと入れまいが、
効果は変わりなかったという報告もあります。
つまり、針をさすことに意義があると。

筋肉や筋膜に形成されたポイントを刺激すれば
関連痛と呼ばれる、
そのポイントから離れた苦痛が取れるというもの。

いずれにしても、
それが効果を出す病態かどうかを見極めること、
効果が期待できるとなれば、
確実にヒットさせる事。
そのためには、熟練の技術と丁寧な治療が必要ということです。


あちこちいって、良くならずに
福田漢方にたどり着いてくれる方は多くいます。
そういう方を何とかしてあげたい。

その一つに、福田式トリガーポイント療法があります。

         

キーワード別 一覧へ

一般に、五十肩と言っても、タイプがいろいろあります。
簡単に治癒に導けるものあれば、
治療に抵抗して、
いろいろ試さないといけないタイプも。

そんな中、あるご婦人。
「病院で注射もしたけど全く効かない」
という五十肩
とのことで来院。

見ると、関節の腫れもさほどなく
強烈な運動制限や夜間痛はないものの
エプロンを結ぶ動作ができないなど
典型的な五十肩。

私、「この状態では、針治療が早いと思います」
とお勧めして、針治療開始。

ところが・・・・・
「鍼した後、しんどくて・・・・」
極度にアルコールに弱い人がいるように、
たまに、こういう方がいます。
「漢方薬で治したいのですが。。」

注射も効果なし。ハリもNG。となれば、
なんとか、漢方
でとなったようで、
ここは、私も気合いが入る。

「では、もう一度、漢方的な診察をします」
と、五十肩だけど、脈診、腹診もして処方をして。

半月後、「エプロン結ぶのが楽になってきました。」
とのことで、しばらく同じ処方で継続する事となった。

漢方薬で五十肩もいけるんです。


 

キーワード別 一覧へ

風邪でもないのに・・・・咳が続くという人。
さらには 腕や肘が痛いという人。
息苦しさや、気合いを入れないと呼吸ができないという人。
腕が上がりにくいという人。

一見、別々の原因のようで、
診ていくうちに  
胸の筋肉が硬くなっているケースが多い。

例えば、
精神的ストレスで 猫背になって。
例えば、
パソコンの使い過ぎで前傾姿勢になって。
例えば、
物理的に、仕事で胸の筋肉を使い過ぎて
例えば、
首に原因があって、その余波で。

いろいろな要因があって そうなっている人がいます。
類は友を呼ぶ といいますか、
最近 毎日 そんな人がお見えになっています。

そんな時は、 胸の筋肉にアプローチする事。
そして、「共犯、または真犯人」を探し、
そこにアプローチすれば 大抵は良くなります。

ここが、悪いところだけ診るのでない治療のいいとろこです。

         

キーワード別 一覧へ

五十肩になって一年。
病院にて治療しているけど一向に良くならないという人。
注射・飲み薬・貼り薬・電気治療・・・・・・。いずれも無効!

知人に紹介されて、遠方だったけどお見えになった。
診ると、確かに五十肩の症状がバッチリ健在。

治療方針としては、漢方薬も考えられたけど、
ご本人の希望で針単独治療を選択。

まずは、肩の筋肉を緩めて肩に対するストレスを軽くし
一年にも渡って使えてない筋肉の萎縮に対しても
血流改善するところからスタート。

当面、週に一度の治療で「基礎工事」。
この期間は本人も満足のいく結果はついてこないので
本人もイライラしたりもどかしかったと思いますが
良く付いてきてくれました。
「基礎工事」に約2カ月。

「芳しくない」と報告され続けられながらも
「基礎工事」の間は仕方ないと励まして
なんとか次のステップへ。

筋肉も柔らかくなり、肩のストレスも減り、
やがて 炎症が治まり 痛みが引き始め、
筋肉に「芯が残る」状態だけになって、
何か動かした拍子に「キュッと」痛くなる以外は大丈夫となり、
やがて、その芯も消えて終了。
ここは早く 「基礎工事」終了から1カ月。

うまくいきました福田式針治療。

   

キーワード別 一覧へ