健康トピックス 「強迫性障害」

前回話題にした強迫性障害ですが、
いろいろな取り組み方がある中で、
どう組み合わせて治していくか
それが今回のテーマです。

まず大事なことは、
「敵を知ること」
相手もわからないのに闘うのはナンセンスですよね。
まずは、強迫性障害とは何か?
そこからです。
そして、やっつけるのにはどうしたらよいのか?
そこの作戦を考えていきましょう。
強迫性障害とは何か?は
前回の記事等を参考にしてください。

ストレスや、そこから来る不安の増大は
悪化の原因になるので、
まずは、
ストレスを軽くするには
どう考えどう対応したら良いのか
そこを共に考えましょう。
次に、
ストレスで疲れて余裕がなくなった脳を
リフレッシュすべく
針治療や漢方薬その他日常の過ごし方を
チェックして考えていきましょう。

そこまで、お膳立てして
湧き上がってくる強迫観念に対して
行動に移さず踏ん張るようトレーニング開始です。
いわゆる行動療法です。
大丈夫!
三寒四温を繰り返して
良くなっていきます。

 

わかっているけど止められない!
そんな強迫性障害で悩んでいる人へ。

強迫性障害は、脳の報酬系が関与していると言われ
近い症状・疾患として、
抜毛症・ためこみ・醜形恐怖・過食症・皮膚かきむしり・美容依存・・・
などの「行為依存」や「物質依存」があります。

これらを解決するにはSSRIなどの薬も有効とされていますが、
あんまり服用したくない人も多いのでは。

そこで、まず、着目するのが、
脳疲労やストレスが増えると悪化するということです。
前提にそれらがあって発症することも多く、
ここの対策が重要です。
つまり、
脳疲労の改善には、たっぷり睡眠をとること。
しかも良質な睡眠が必要になります。
ここには、
脳にアプローチする針治療が有効だと個人的には考えています。
次に、ストレス対策。
ストレス源から距離をおくか、
捉え方を自分なりに工夫するか、
誰かに聞いてもらって「ガス抜き」するか。。。
それプラス、
映画や鑑賞観戦、カラオケ、温泉、マッサージ、日光浴・・・・
健全な脳の快感を味わって脳を癒やすこと。

脳に余裕ができれば一歩前進!
次に、
湧いてくる強迫観念を蹴散らして
強迫行為を起こさないことを。
そのためには、
湧いてきた強迫観念に対して
「大丈夫」「問題なし」「それがどうした」とでも問いかけて
蹴散らすトレーニングを。

大丈夫!きっとできます。
大丈夫!「行為」しなくても何も起こりません!
そう信じて。。。。。

 

何かの不安や思いや考えが浮かんで
とらわれの心に苦しんでいる人も多いことでしょう。

多くのその気持ちは
実際の不安というより
未来の不安であることが多いもの
こうなったらどうしよう
というものが多いものです。

もちろん今現在、
直ちに決断しないといけない事に
遭遇している人も居るでしょう。
そういう人は
もし自分一人で決断できない時は
誰かに相談する事をおすすめします。
一人で悩まず
自分の弱さをさらけ出しても大丈夫な人に
相談してみませんか。
何か名案が浮かぶかもしれませんから。

未来の不安に「占領」されてしまっている人は
その考えや思いが浮かんできたら
なるべく他の事を考えて
「流す」ようにしてみましょう。
概ね15分我慢して流して
他のことを考える事ができれば
襲ってきた不安を流すことに成功します。

浮かんでは流し
浮かんでは流し・・・・

その繰り返しで
だんだん浮かんでこなくなります。

大丈夫。
焦らずぼちぼち。
失敗してもかまいません。
失敗の連続からスタートするものですから。

     

お酒や買い物などの依存で困っている人
「奇妙な」癖や考えに振り回されている人

意外と、そういう人は多いのではないでしょうか。
以下に、断片的ではありますがヒントを示したいと思います。

・やはりストレスがよくありません。一つは、睡眠不足や疲労による肉体的ストレス、
 もう一つは不安や恐怖といった精神的ストレス。これらを以下に解除するか。

・依存する対象よりも「もっと素晴らしい健全な依存」ともいえる仲間や趣味を見つけて
 「退屈」「孤独」などから解放されるのが望ましい。

・不安や落ち込みに対しては誰かに相談することが大事。(人のつながりが重要)

・行為や考えなど 何かにしがみついている人に「やめるやめないの議論」はナンセンス。
 受け入れられることはなく、忠告は逆恨みされるだけ。

・不健全な欲求が沸いたら、15分間何かに集中してみる。
 たいていは、生理的に15分で欲求は一時的に消えるもの。

・急がば回れ・・・小さな自信の積み重ねで自信を育てることが重要。

・「今は」これしかない。そういう思いで今の考えや行為を認めて「アホらしい」と思えるようになるまで待つ

・生活のデメリット(金銭管理や生活のリズム)になるトラブルには対処する。

・話し合える家族ならば、リミットを設定する。
 

             

不安で不安で仕方ない そんな人へ

不安・・・それは本来、本能が自分を守るために必要な感情です。
不安になって用心深くなって危険を回避できるのですから
当たり前の感情で、能力のひとつです。

ところが、不安が大きくなりすぎると、
精神的に追い詰められてしんどくなってしまいます。

そこで、どう対処すればいいのかを以下に。

1、「どうなっても知らん!」と開き直る。

2、誰かに話を聞いてもらう。それだけで少し楽になります。

3、不安な事の最悪の事態や確率を考えて開き直る。

4、自分で肩の力を抜いて脱力してみたり・深呼吸してリラックスする。

5、いっそ、不安な気持ちを認めて、
  「そら不安になっても仕方ない、臆病者だからとか小心者だからとかと違う」と思ってみて
  不安な気持ちに正面からぶつからず不安な気持ちに寄り添うような感覚でいってみる。

自分に合いそうな方法でお試ししてください。