健康トピックス 「福田式針療法」

痛みを訴えてお見えになる方は多いですが、
大きく分けて3種類の痛みがあるように思います。

① 坐骨神経痛や肩こり痛などに代表される神経や筋肉、
  骨の状態や血管の状態に問題があるケース

② 内臓に問題がある痛み

③ 心の痛みが「どこかの痛み」として感じているケース

①に関しては、血管に問題がないのか?骨に問題がないのか?
 神経はどうか?等を考えながら、それらが疑わしい場合は専門医受診を
 勧めます。場合によっては紹介状も書きます。
 筋肉の「こり」などから来ていると思われるケースでは、
 東洋医学、ことに針灸治療が効果を発揮します。
 漢方薬併用でさらに効果が上がることもしばしば。
 「レントゲンでもMRIでも何もないといわれました。
 血液検査や脳のCTも大丈夫でした」というような方で
 よくわからない痛みに悩まされている方には東洋医学が
 合うように感じています。

②に関しては、内臓をたてなおす事。
 そのレベルに応じて専門医受診が必要なケースもあれば
 「冷えから」などと言う場合は漢方薬が得意です。

③に関しては、ここのところ良く遭遇するようになりました。
 これは、定期的に面接しながら心の痛みに向き合い
 「癒やしの針治療」を行いながら、
 「漢方の精神安定剤」とでも言うような処方で対応していきます。
 それで、徐々に良くなっていくものです。

 あなたの痛みをどのタイプでしょうか?
 

           

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慢性の痛みで悩んでおられる方の中には
原因不明と言われている方
いくら薬を飲んでも成果が表れない
治療しても効果が見えない
そういう方が多いと思います。

そういう方の中に、
時に見られるのが「関連痛」によって
痛みを感じている人がいます。

実は、痛んでいる場所と原因となっている場所が
離れている事があるのです。

慢性の肩こり・頭痛の方・・・・・
実は背中にポイントがありました。
背中に治療を施すと 
ご本人曰く「絶好調」だそうです。

五十型と言われていた方・・・・
実は腰にポイントがありました。
腰に治療を施すと、
「治った」と感激されてました。

じっくり診ていくと、治療ポイントがわかってきます。
3分間診療や流れ作業的な治療では発見できません。
いったいなぜ?どこに原因が?って
じっくり考えながら治療していきましょう。


       

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○○冥利に尽きる!

最近、そんな言葉が脳裏に浮かぶ嬉しいことが。

ある年配の方、
田舎にありがちな 雑草処理のため
一生懸命 草刈り機を使っていたところ
次の日から、著しい腰痛に襲われて
杖をつかないと歩くことさえままならない状態になってしまった。

あわてて整形外科受診するも、レントゲン異常なし。
単なる筋肉痛でしょう とのことで、湿布と痛み止めで帰された。
ところが、1週間たってもまったく改善されず、
マッサージ治療等 受けるも改善されず来院された。

お見えになった時も杖をついて、やはり歩くのもままならない。
診ると、腰ではなく、お尻から股関節、そして大腿にかけて
強烈な筋肉の短縮を発見できた。

今回は、ここのところに針治療を施し、お薬はなし としてみたところ、
治療直後には杖なしで歩けるように!

「いやあ、良かった! 先生の仕事は、人助け でええ仕事でんなぁ」
と言ってくださった。

東洋医学実践者冥利に尽きる!

   

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毎日、ふーっとなるという人
めまいふらつきの事を言っておられるのだと思われる。

少し前に脳のCTは撮っているけれど、どうも気になるとの事。
もしかして そのまま絶命するのではないかという恐怖におびえておられる
病院などかかっておらず薬も服用していない

とりあえず、ここは、血圧を測ってみることに・・・。
140~88 
例えば、いつもは100~60の人がこの数値なら
しんどくなって当たり前だけれど
その方のいつも状態が分からないのでコメントしがたいが、
常識的には問題ないレベル。

話を伺うと、
自律神経症状やパニック発作を連想させるものもなく
脳貧血や起立性低血圧を連想させるものも出てこない。

そこで、頭から首、肩当たりを診ると
明らかに頭蓋骨に筋肉が付着する部位が硬くなっている
ここにハリ治療を施すと、
足の先まで血が流れていくようです、気持ちいいです。
数分後、なんか楽です。いつもと違います
。との事。

まずはこれで経過観察してもらって
やはりだめなら再度来ていただくという事で帰ってもらった。
おそらく解決!ではないかと思う。

     

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痛みの原因は様々ですが、
最近、多く見かけるのが、
「痛がり体質」になってしまっているという人。

これは、
例えば、鎮痛剤の飲み過ぎでもなるのですが、
そうではなくて、ストレスが原因としか考えられない人が多くいます。

病院で、MR・CT・レントゲン・血液検査・・・・・
そして、整形外科・脳神経外科・内科・眼科・・・・・

全く異常所見見られず、困り果ててお見えになる方多し。

人間、ストレスがたまると、
痛みに敏感になるようにできているのです。

本来、10の痛みであるはずが、100にも1000にも感じられる
そんな人が、後を絶ちません。

簡単には いかないのですが、
まずは、ストレスを感じる事を伺って
自分の気持ちをさらけ出す作業から開始して
自分の苦しさを伝えていただき、
それを理解するところからのスタートとなります。

大丈夫です。
徐々にではありますが良くなっていきます。
困っておられる方はご連絡ください。

           

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