健康トピックス 「うつ」

うつに回復の波があります。

良かったと思ったら悪くなる。
悪くなったときに
もっと悪くなるのではないかという思いで
本人はメチャクチャしんどい。
これを周囲は理解してあげないといけない。

また、この波は、
周囲の人も巻き込む。
最初は、うつだからと
「多め」にみていても、
そのうち、
本人の性格ややる気の問題じゃないのか?
とだんだん愛想をつかしていく。

これがまた本人を苦しめる。

そうじゃないんです。

本人は何回も同じ事を言います。
でも・・・・聞いてあげてください。
そして、病気の症状だよ と言ってあげてください。

大丈夫。絶対大丈夫。
良くなります。
あなたは、あなたにしかない価値がある。
そう言って。。。。。

自分が好きになるように。。。
そうしてあげてください。

自分に自信がないのは
病気だから。
少しずつ力をためればOK.
大丈夫です。

 

人間だれしも味方がいると勇気百倍。
でも、誰にもわかってもらえないと
ツラさ百倍。


口下手で自分の気持ちをうまく伝える事が出来ないAさん。
ようやく、治療室でポツリポツリと本音を言えるようになってきた。
自分の考えを伝える事は非常に難しい。
もし、否定されたらと思うと恐いのもある。
家でも、世間でも、自分の考えを言えるように
さらに、引き出してあげたい。

難病闘病中のBさん、周囲の人の親切が却ってしんどそう。
実はそっとしておいてほしのではないですか?」
という私の言葉に、
急に笑顔になられた。
周囲の人の心配な気持ちが先走りすると、
本人には苦痛になる。

まず、本人の苦しさを理解するところから治療が始まる。

だから、たっぷり時間を取って、「聞く」作業が必要になるのです。

     

うつのリハビリ期。
ようやくボチボチ動けるようになって、
ちょっとしたアルバイト程度ならできるようになる。

しかし、
本人にしてみれば早くフルパワーで働いて
休んだ分を取り戻したい!
人と同じように働かなければ!
という思いと、エネルギーのギャップがこの時期に来る。

だから、アルバイトから帰ると疲れて寝たり
休みの日は一日ゴロゴロしていたり
ファイトが湧いてこない。

これがまた焦りになる。
周囲も一応「うつ」に理解してくれて
「ボチボチでいいやん。無理したらアカンで。」
などと言ってくれるのが、これがまた苦しい。

自分でもまだまだ完全でないというのが分かっているけど
気持ちは焦るからしんどい。


そんな時は、
周囲の人は、
「ボチボチしいや」ではなく、
そうやなあ、そのギャップはしんどいなあ
と言ってあげて理解してあげてください。
そのうえで、本人がつい動きすぎても
失敗を繰り返して成長するので
「また、エネルギーためよう」と。

すごろくゲームのように
一回休みや3コマ戻る、がある事を理解してあげてください。

 

家族が「うつ」になった、
パニックがひどい。
不安に押しつぶされそう。
そんなとき、本人は、また、家族は
どうしますか?

一般的には、まず本人が病院に行き、薬を処方してもらうのが普通。
でも、薬でなかなか改善しない。
薬がだんだん増えてきた。これも心配。
本人が病院に行きたがらない。
あるいは、
引きこもりみたいになって出ようとはしない、
薬や医師を 治療を 拒否する。
そんなときは是非ご相談下さい。
薬だけでは改善できない、いろいろな症状に対してサポートできます。
まず家族の方が来院下さい。
ご家族の方ができる事もあります。

うつの治療は、抗うつ剤+休養でいける!という事が言われてきました。
しかし新しい抗うつ剤と言われたSSRI(パキシルなど)が出て相当経過しますが、
患者さんが少なくなる気配はありません。
現代医薬の薬物療法には限界と言いますか、
それでうまくいかない人も多いのではないかと
思うようになってきました。
しかも、
副作用としての「攻撃性」なども
目立ちます。
では、認知療法はどうでしょう?
休んでいても心は動いている。
不安や焦りが渦巻いている。

こんな状況では認知療法も難しいのでは、
そんな風に感じています。

ですので、
まずは、ストレスなどで傷ついた脳を
血流改善させて癒します。

これには、ハリ治療や漢方薬を用います。
同時に、本人やご家族にアドバイスや
脳を活性するヒントをケースバイケースで見つけていきます。


即効的でありませんが、地道な努力と
治りたい治したいという本人とご家族の気持ちが
素敵な結果をもたらします。
ご期待ください。

       

うつ状態になると、
世間では 何でそんな事で? と思うような
小さな出来事がものすごく大きい壁に思えるのです。

たまに見るニュース・・・
借金を苦に自殺。
で、その借金額はというと例えば50万円だとか
何でそんな額で?
って思うのが世間一般。

うつ状態では「不安」の波が
海の満ち引きのようにきます。

サポーターは
その苦しみを分かってあげないといけない。
苦しみに理解を示し、共感し、
そのうえで 大丈夫! 
大事に感じているのは
うつの症状だと説明してあげてほしいのです。

症状が消えれば
なんで、あんな大事に感じていたのだろうと
思えるようになる。
そういうものです。