健康トピックス 「引きこもり」

うつ・パニック・過食拒食・不登校・引きこもり・・・・
この人たちが、社会に出て生き生きと仕事ができたら
本人も家族も、そして国もハッピーになります。

これらの人に、
「家族療法」「対人関係療法」は一定の効果があると
私は思っています。

特に、引きこもりや不登校の人は、
まず自分が来院してくださることはありません。
まずは、ご家族にお越しいただき、話を伺い、
家族ができる事をすこしづつ実践していただき
家族の風通しを良くして本人の成長を促す、
そのためにご家族にアドバイスを差し上げています。

また、うつなどの場合も、同様にしながら、
できれば本人さんにもお越しいただき
針治療なども試みながら、アドバイスも差し上げています。

これから、回を重ねて、その「エッセンス」を伝えていきたいと思います。


           

引きこもり、登校拒否、うつ などの状態では
昼夜逆転することはよくある事。

うつの場合、
精神体力がなくなり、
動物本能が働いて、
危険な夜は「寝ずの見張り」モードになっていると考える


なので、昼夜逆転は仕方ないというか
自然な防衛反応なのです。

また、引きこもりや登校拒否でも
規則正しい生活から逸脱することに
恐怖を感じる家族もおられますが、

基本的に、そういった昼夜逆転は、
「外見的」な事で、
本来の精神エネルギーがあふれてくると
自然と立ち直ってきます。


するべき対処は、
① 充分休んで、傷つき疲れた心身をリフレッシュする事。
② 家族は、それを理解して受け入れて、本人の頭がさえてくるお手伝いの作業をする。


この2点です。
頭がさえる作業と言うのは、本人の心の整理や傷の癒しの手伝いで
家族が地道に本人を支える作業になります。手順はいろいろあります

それを針治療しながら、
漢方薬を服用しながら
本人とお話ししながら
本人が来院できない場合はご家族とお話ししながら
個々の事情にあった作業工程を組んでいくのです。

     

うつ ・ 不安神経症 ・ 社会不安障害
強迫性障害 ・ 登校拒否 ・ 出社拒否
ひきこもり ・ 過食症 ・ 拒食症・・・・・

最近、良く耳にしますが、他人事でない人にとって
毎日が辛くしんどいものでしょう。
ご家族の心痛も、大変なものでしょう。

どんな問題行動を起こす人でも
治ると信じたいものです。

ただ、
本人が病院にかかる事を拒否したり
病気ではないと思えるケースもあったり
家族もあきらめていたり
薬漬けの恐怖があったりで
なかなか受診に結びつかず
問題を抱えて苦しんでいる人は多い事でしょう。

例えば、
家族の方がお見えになられて
家族の方にアドバイスできて
家族とともに協力して
解決に向かって行けたら。。。

家族療法や対人関係療法などは、かなり有効であると思います。
福田漢方でも、そんな療法を取り入れつつ、
独自の療法を実践することが多くなりました。

苦しんでおられる家族の方は、ご連絡をください。
いっしょに解決の道を探しましょう。

           

家族や近しい人が、
うつ・摂食障害・ひきこもり・登校拒否・出社拒否・・・・・になってしまって
「何とかしてあげないと」って思うのは自然な事ですが、
知らず知らずのうちにサポートする人が
疲れきってしまって、うつ状態になる事も少なくありません。

サポートする人が「何とかしなければ」と思うとしんどい。

「何とかする」のは本人であって
周囲の人は、
本人が何とかしようと動き出すのを「待つ」だけ。
本人にエネルギーがない時は
動きたくても動けないので放っておくしかない。

ただ、エネルギーがたまるのをサポートするため、
動き出すのをサポートするため、
頭がさえてくるのをサポートするため、
機を見て「声かけ」をしていく。
反応が悪ければ引っ込めて出なおし。
会話になるようなら、たわいもない会話からスタートしていく。
サポートする人の「良かれと思う言動」は
却って本人を苦しめる。
エネルギーがたまるのを「待つ」
さりげない「声かけ」

これが回り道のようで近道。

       

うつ病と言われたり、
ひきこもり状態にある人、
いわゆるニートと呼ばれる人
そういう人は多いと思う。

そういう人や家族に出会って、
話を聞いていくうちに
「そうか、こうすれば この人はうまくいく!」
って思える事もある。

現代の医薬だけでは
うまくいかないケースや
却って弊害になるケースに遭遇することもある。

十人十色、
人それぞれ対応が違うが、
言える事は
本人も家族も
現状を良しとしない気持ちで
一生懸命取り組む事が
いい結果につながる。
もちろん、本人は、しばらく「休憩」モードにならないと
いけない事もある。
そんな時は、
家族の考え方、対応の仕方が大切。

是非、脱出していただきたい。