突然襲われる顔面神経麻痺。
程度によって、簡単に治ったり長引いたり。
経験から言えば、
軽症の場合、針治療だけで、2~3回、約2~3週間で治った例もあります。
しかし、これはホントに軽いケースで、大抵は半年から一年くらいみておかないと。
それでも、ほぼ治ります。
漢方では、「大三五七散(だいさんごしちさん)」という処方が良く効きます。
附子(ぶし、トリカブトの根)を服用できる「証」の人でないといけませんが、
これはいいです。
針では、急性期は通常週に2回程度、回復してきたら、
徐々に間隔を開けていきます。
針治療に対する反応はいいです。
「針をしたら しばらく楽ですがまた戻ってしまいます」
という証言が多いですが、
その「戻り方」が少しずつ変わって来るのを実感できるようです。
顔面神経麻痺の治療の選択としては、経験上、針も漢方もかなり有効と考えています。
顔面神経麻痺には針と漢方で。
福田漢方すこやか相談所 薬局・鍼灸治療院 (奈良県吉野郡)
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更新日: 2014/07/01 |