漢方医学は患者さんの病気や症状の悩みを、まずじっくりと聞くことからはじまります。 肩がこる、痛い、冷える、眠れない…という身体的な悩み、またイライラする、不安がある、やる気がしない…といった精神的な悩みも大切な症状になります。聞きながら体格、肌の色つや、目の精気、声のはり、舌の様子などを観察します。病を見て人も見ます。 そうして漢方医学の眼で「陰陽」「虚実」「寒熱」「気血水」などを判断します。 また今では病院での「血液検査結果」も重要な判断資料のひとつです。これらを総合してはじめて患者さん一人ひとりにあった適切な漢方薬を選ぶことができるのです。 元気な赤ちゃん授かった! ここ数年子宝相談で当店に多くのお客様が来られます。 まずは心身を癒しましょう。そして着床しやすい母体、命を育むことができる体づくりをはじめましょう。 心と体にやさしい漢方医学で「小さな生命の誕生」に真剣にお手伝いさせていただきます。 私、味好俊治は薬剤師資格取得後、大阪の大手生薬会社に勤務させていただきました。 そこでは中国から大きな麻袋にいろいろな原形の生薬が輸入され、漢方生薬としての製品になるまでにそれらを洗う、水に浸す、刻む、乾燥させるという作業現場の中で毎日を過ごすことができました。そのお陰で生薬がごくあたり前に私の生活になじみ、生薬を見る、食べて味をみる、香りを嗅ぐなど体全体の五感で生薬の品質をみきわめる目を養うことができました。 長年の経験により当店では高品質の生薬を吟味し、そして何よりも皆様の生命を守る漢方生薬ですので、安全で安心な生薬を厳選いたしております。 掲載している症例以外の方もお気軽にお越し頂き、ご相談くださいませ。 夫婦生活を普通に送って2年以上たっても妊娠しない場合を不妊症といいます。 不妊の原因は男女それぞれにあり、女性に4割、男性に4割、両方にあるのが1割、残り1割が原因不明といわれています。女性の原因には卵管の異常、排卵因子や子宮、子宮頸管因子などに問題があります。男性不妊症の原因には精子の数が少ない、精子の動きが悪い、もしくは精子ができない(造精機能障害)が大多数を占めます。
月経は通常25~35日周期で起こり、周期ごとの変動は7日程度です。 正常な月経の周期が不規則になることを「生理不順」といいます。3ヶ月以上整理がない場合を「無月経症」といいます。無月経症はストレス、ホルモン分泌の 異常、過激なダイエットなどで起こる場合があります。また卵巣の腫瘍が原因の場合もあります。
通常、子宮内膜は子宮体部の内側を覆う組織で、妊娠した時に受精卵のベッドになります。妊娠しなかった場合は月経のときに排出されます。 子宮内膜症では子宮内膜と似た組織(子宮内膜症組織といいます)が子宮以外の場所にできて増殖します。その場所は卵巣と卵管、子宮と膀胱の間、子宮と直腸の間、腹膜などです。 女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の働きにより増殖していきます。この組織は月経時に月経と同様、出血を起こします。しかし通常の月経と違って外に排出されずに同じ場所に溜まっていきます。そうして炎症を起こしたり、周囲の臓器と癒着を起こしたりします。
|
||||||||||||||||||||||||