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お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話でのお問合せ 0838-25-1895漢方相談 長全堂薬局(山口県萩市)
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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

薬の効き方にも色々あります。特に漢方薬でじっくりと服用する必要のある場合の効果の出方には特徴的なものがあります。
身内のことなどでストレスを抱えて体調不良があり漢方薬を服用して頂いているTさん。ストレスのせいで気持ちが塞ぎ込みがちで、背中や腰が痛んで仕方なく更に頑固な便秘を抱えておられました。暫くは血行を改善し痛みを去る作用のある漢方薬を服用して頂いていました。身体の痛みは比較的良くなるのですが、色々なことを考え始めると痛みがぶり返します。便秘だけは上手くコントロールできています。
そこで気持ちが塞ぎ込まないように牛黄製剤(本当は牛黄単品の方が良いと思われるケースですが価格面で服用に尻込みされたため比較的牛黄の配合比率の高い製剤を選びました)を追加服用していただきました。
先日その報告の電話があったのですが、服用して暫くすると(自分でも意外だったそうですが)知らず知らず鼻歌を歌っている自分に気が付き大変驚いたのだそうです。気持が塞ぎ込んでいる時には考えられないことだったからです。
頭が痛い、熱がある、お腹が痛い、といった症状は良くなると効果をはっきり認識できますが、ストレス等の症状に対する反応には気が付かない方も多くいらっしゃいます。漢方相談の中でこちらが指摘して初めて漢方薬の効果に気が付かれる方もいらっしゃいます。

和漢医薬学会

長全堂薬局 (山口県萩市)

土曜日(8/31)日曜日(9/1)と出張でした。金沢大学で開催された和漢医薬学会学術大会に出席するためです。私が持っている漢方薬生薬認定薬剤師の更新に必要な単位を取得するためでもあります。
金沢大学はJR金沢駅からバスで40分ほど揺られた先の丘陵地帯にあります。それはそれは広いキャンパスです。シンポジウムや講演、ポスター発表などを全てワンフロアで行えるほど大きな建物、また薬用植物園も見学できるのですが広いキャンパスの端っこにあるためここで生薬の研究をしていると決して運動不足にはならないだろうなと思わせるほどです。普段長全堂薬局の中だけで仕事をしている私にとってたった2日の学会で1か月分歩いたような気がします。
最近のここの学会で頻繁に話題に上がるのは”漢方の国際化”。すでに中国は自国の伝統医学を国際標準規格(ISO)にしようと随分以前から画策しています。そうなると日本の漢方医学がただの地球の片隅にある一握りの人のための伝承医学に成り下がってしまいます。それは日本人として、漢方を生業とする者として嫌だなと思う。この学会に参加している者は皆そう思っているのでしょう。だから議論するのだけれど・・・。
ではどうしたら良いのでしょう。学会では日本漢方を世界に如何に認知してもらえるように情報を発信すべきだ、という議論が多いように思います。私はそうは思いません。「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と孫子言っています。世界の漢方をアピールすると同じだけ中医学を分析する必要があるのではないでしょうか。
今回の学会では茨城大学の真柳教授の「『神農本草経』の科学技術と思想」という講演は大変面白く興味深いものでした。”本書は決して中国本草の萌芽などではなく、明確な意図をもって編纂された書とみなければならない”を存分に楽しみました。
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学会の案内