皮膚が痒い場合の漢方薬は清熱剤をいかに上手に使うか、という点に尽きます。
しかし時に胃腸に注目すると良い結果が出ることがあります。
五行説によると脾胃は肌肉・四肢と関連が深いことがわかります。アトピー性皮膚炎に代表される皮膚の痒みが主訴となる疾患において胃腸の不調、特に胃の不調を同時に訴えることがあります。例えば食欲にムラがある、空腹時に胃が重くなる痛むといった症状を伴う場合です。
こんな時は補中益気湯などを清熱剤と併用すると皮膚の痒み、赤みといった症状が思いのほか早く楽になることがあります。
ただ問題もあり、補中益気湯には人参が配合されており、この人参の性が温であることが使用の難しさにつながっています。清熱剤と併用するわけですが補中益気湯の量を満量使わず加減します。その量を間違うと補中益気湯の副作用が出てしまい、皮膚の痒みの増悪、血圧上昇などをきたしてしまいます。かといって少ないとその効果を発揮できません。そのバランスは人によって異なるので漢方相談って骨が折れます。
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この冬はこれだけ!『紫雲膏美容法』
長全堂薬局 (山口県萩市)
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皆さんNHK総合テレビ「ためしてガッテン」の11月3日放送分「カサカサがプルプルに!素肌力劇的アップ秘技」をご覧になりましたか?
”冬のカサカサ肌”が”シワやくすみの原因”になるらしいのです。 そして”よかれと思って行っている普段のお肌のお手入れが元凶になる”ことが判明!実は”潤い力が”激減しているんだそうです。 プルプルのしっとり素肌を保つために本当に効果的な方法は何なのか? 薬剤師である私(漢方薬生薬認定薬剤師の私ではありません)も少しでもそれなりに若くありたい一女性として興味津々で番組を見ました。 番組の中で”美容マニア”40歳の女性と89歳のおばあちゃんの肌の水分量を比べてみると”美容マニア”40歳の女性の惨敗という結果に。 惨敗の理由は ①肌に水分を与えすぎ ②水分を肌に与えた後、油分でフタをしていないこと でした。 そこで ”☆キラ!☆” 漢方専門薬局の女性薬剤師は閃きました。 『昨年大ブレークした”紫根”・”紫雲膏”があるじゃない!!』 『保湿剤として紫根が使われている”紫雲膏”を試してみては? 油分たっぷりなのでフタにもなるし・・』 あの「魔女たちの22時」でシミが消えたとか、ツルツル肌になったとか話題になっていた”紫根ローション”と同じ生薬由来! 早速思い切って顔に塗ってみました。 お風呂上りに化粧水も乳液も一切塗らずすぐに”紫雲膏”だけを顔全体にうすーく伸ばしついでにリップクリーム代わりに唇にも塗り、さらにハンドクリーム代わりに手に、ついでにカチカチ踵に擦り込んでソックスをはき(これは大切。床が汚れます)・・・。 翌朝、ビックリ! なんとお肌がしっとり! これをしばらく続けているとだんだんお肌のキメが細かくなり、ふっくら潤ってきたのが実感できました。 紫雲膏を塗るのは夜だけ。朝は今までどおりのお手入れです。口の周囲が粉をふくほど乾燥し口紅も綺麗に延びなかったのが、綺麗な唇になり昼間のお化粧崩れもほとんどなくなりました。 どうやら私には紫雲膏があっているようです。 高価なクリームや乳液、美容液に比べたらはるかに安くて半信半疑でしたが、紫雲膏は保湿効果に優れとても重宝しています。自分で試して良かったものはついつい人に勧めたくなります。長全堂にお越しの女性にもお勧めし、リピーター続出で大好評です。 さすが”漢方”ですね。 |
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更新日: 2011/02/02 |
漢方の講義を広島でします
長全堂薬局 (山口県萩市)
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来る1月30日(日曜日)に広島市のアークホテル広島で「小太郎漢方実践研究会」が開催され,私はそこで2時間ほど処方解説をいたします。
この講座には年1回ほど講師を依頼されここ数年間は毎年お話をさせていただいております。 今回は『延年半夏湯』『香砂六君子湯』の解説をいたします。 こういった処方解説の場合、大切なことは原典に立ち返って調べることが大事だと思っています。 そこの何が書かれているのか、書いた人はどんな人物だったのか、書かれた時代はどんな時代だったのか、そして当該処方の構成薬味とそれらの効能効果と処方の運用との関わり方はどうなっているのか、等をパワーポイントで作成した資料を使って解説します。 私の解説が直接店頭での販売活動に結びつかないまでも、これらの事項を少しでも知っていただけると処方の運用の応用ができるようになる、そんな話をしようと心がけています。 ただ今回の『香砂六君子湯』は『四君子湯』から話を説き起こしてゆくので原典にあたることはしていません。『四君子湯』の構成薬味を理解し、加味されて生薬の効能効果を知れば応用範囲も広くなり、それぞれの処方の鑑別もその理由から理解できるようになります。 広島の「小太郎漢方製薬」に問い合わせると会場、時間など詳しいことを教えていただけるはずです。 |
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更新日: 2011/01/27 |
知らないとは恐ろしいこと
長全堂薬局 (山口県萩市)
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先日1年ぶりに来店された60代の痩せた女性。
主訴は背中から腰にかけての異常な熱感と痛み。ほぼ全てが自覚的症状で推移。 地元の内科で改善せず、もっと大きな都会の心療内科にかかっても改善せず、ペインクリニックの鎮痛剤でも改善せず。 1年前にも当店で柴胡加龍骨牡蠣湯や抑肝散加陳皮半夏など試すものの無効。 最近になって辛さに耐えられず再度漢方相談のため来店された模様。 昨年相談された時も気になっていたが、お話を聞くと漢方薬・処方箋薬の他に朝鮮人参由来のサプリメントを服用していて、更に普段からせっせと生姜(生姜紅茶が多い)・ニンニク・唐辛子(キムチが多い)を食べたり飲んだりされていらっしゃる。冷え性と自分で判断して努めて他の人から良いと言われた物を摂取していらっしゃる。仕事は喫茶店を営んでおられ、普段からケーキやお饅頭など甘い物に囲まれて生活され、運動を含め身体を積極的に動かすことはしない(自分は身体が弱いと思い込んでいる)。 身体の温めすぎです、これでは。 背中から腰にかけての異常な熱感は身体を温め過ぎた結果と考えるべきです。皮膚の痒みのないアトピー性皮膚炎とでも考えたら良いでしょう。 兎に角食生活を改めることが重要であることを1時間かけて説得し帰ってもらいました。何も購入されずに。 ま、漢方相談ってこんなこともあります。 |
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更新日: 2011/01/20 |
























