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健康トピックス

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気の流れ

長全堂薬局 (山口県萩市)

 先日内臓の癌を患った80歳代の女性が来店されました。普段から食欲がなくなったりすると来店され鍼灸治療をされている方です。今回癌の症状が悪化したため病院に入院されていました。
 入院中からガスのため腹が張り苦しくなり、ドクター等に症状を訴えるものの改善せずそのまま退院され長全堂に電話連絡されてきた次第。電話ではとにかく腹が張って苦しいとのことでした。

 こういった場合漢方薬では平胃散や小建中湯を考えますが、ガスが溜まって腹が張るといった状況はまさに”氣滞”です。
この”氣滞”をいかに疏通させるかが治療のポイントになります。腹中にガスが溜まっているのですから「胃経」「脾経」「大腸経」「小腸経」のいずれかに影響が出ているのではと予想して来店をお待ちしていました。 
 実際お会いしてお身体を診てみると「胃経」特に足に反応が”だるさ”として表れており、先ず「胃経」を中心に気を疎通させるため置鍼と施灸。更に百会に施灸。
 しかし施術中に腹中に変化も放屁もなく腹の張りもそのまま残り帰宅されました。鍼灸治療は無効であったかと落胆する気持ちと、いやいやこれだけ鍼と灸で氣が動くように施術したのだからきっと症状は改善するはず、と思う気持ちが交錯しながら帰られる後姿を見送りました。

 そして翌日お嬢さんが来店され帰宅後放屁が数回、夜半にも放屁がありとても快調になったと報告がありました。
 やれやれ施術は無駄ではなかったと一安心した次第です。
 
 その場で反応がなくても”氣”を疎通させるために刺激しておくと身体が時間をおいて反応し、良好な結果をだすことができる。鍼灸・漢方の妙味を感じた一例でした。

 先ほど地元の「萩ケーブルTV」の取材がありました。
 保育園園児が春の七草を摘んで七草粥を作る、というニュースについて
 ○七草粥の由来
 ○七草それぞれの薬効・効能、七草粥の効能
 ○加えるとより効能が増す素材の紹介
とゆう内容でお話いたしました。

 昨晩は「あれも話そう、これも話そう、こう聞かれたらああ答えよう」などと色々考えていましたが、いざその時になると頭の中は真っ白になり、考えていたことの半分も話せず少々消化不良気味の取材でした。
 
SN390072


そのときの様子です。いつもは持ち歩くデジカメを忘れ(こんな時に限って!)携帯電話で撮影したので画面が粗いですね。

・昨年(2010年)12月25日、厚生労働省より遂に「インフルエンザ流行宣言」が出されました。
・本格的な受験シーズンに入り、受験生は勿論のこと、ご家族の方も体調管理に気を遣っていらっしゃる時期でしょう。
・「長全堂薬局」では
 ①抗ウィルス作用
 ②抗菌作用
 ③免疫増強
 ④解熱作用
があると言われるお茶をおすすめしています。
・ちょっぴり甘いバニラ風味のお茶なのでお子様からご年配の方までお飲みいただいています。インフルエンザワクチンの接種をしたくない妊婦さんや授乳中のお母さんにも好評です。
・1回につき1包をカップまたは湯のみに入れお湯に溶いてお飲みください。人込みに出かける予定のある方は「1日3回」、用心のための服用では「1日2回」を目安にして下さい。
・漢方薬を服用される時にこのお茶で服用されると効果的です。
・風邪をひきやすい方、頻繁に扁桃腺が腫れて高熱を出すお子様、口内炎ができ易い方、お腹を壊し易い方、のどに違和感のある方、ニキビが化膿しそうな方にもおすすめです。

長全堂薬局までお問合せくだされば詳しいくご説明いたします。

 今朝ほど新年早々テレビの取材の申し込みがありました。テレビといっても地元ケーブルテレビですが。
 さきほど担当の方と打ち合わせを終えたところです。その中で、1月7日の七草粥についてその由来・効能効果・おまけ、について漢方の立場から話をして欲しい、とのことでした。
 
 七草粥はもともと松の内に宮中で食した小豆粥と春の七草が混同され現在に至ったと考えられています。また七つの植物それぞれにも薬効がありますが、全体として脾胃に停滞した”氣”を散じることで胃腸の不快感を改善する効果かあると考えられます。

 先ず小学生が春の七草を摘んでいる所を取材し、そのあと私が上記のようなことを中心に解説することになりました。

 放送は1月の中旬。来週1月12日に長全堂薬局にて取材撮影が行われることになりました。

 新年早々縁起の良いお話が舞い込んできました。


 初夏に香り豊かな白い花を咲かせていたクチナシが、11~12月になると結実します。細長い緑色の実が熟し大きく膨らんできます。生薬「サンシシ・山梔子」の原植物、クチナシの実を乾燥して作ります。
 しかし摘み取ってただ乾燥させれば良いわけではありません。摘み取って直ぐに湯通しをしなければいけません。
 摘み取って単に乾燥するといつまでも乾かず、次第に黒くなって摘むと「グチャ」と汚くつぶれてしまうようになります。そこをぐっと我慢して春になる頃までほしておいても最後にはカビてしまいます。しかし湯通し、即ち茹でると実の中にあるデンプンが糊化して数日で上手く乾燥してくれます。
 またこの湯通し、乾燥にも色々とノウハウがあるようで問屋さんから購入した山梔子と比べると見た目が悪く、外側が真っ黒に見えたり形が歪になっていたりとか栃本天海堂さんに持ち込んでも『商品にはなりまへん!』と突っ返されそうな物が出来上がります。
 しかし山梔子としては充分に通用しますし、この自家製山梔子もキレイな黄色がでます。
 正月の栗きんとんには欠かせない山梔子のお話でした。